行程・コース
天候
登山口へのアクセス
この登山記録の行程
【1日目】
笹子駅(08:10)・・・新道分岐(10:18)・・・本社ヶ丸(10:58)[休憩 20分]・・・清八峠(11:42)・・・御巣鷹山(13:22)[休憩 15分]・・・三ッ峠山(開運山)(13:51)
【2日目】
三ッ峠山(開運山)(08:28)・・・木無山(08:34)・・・送電線鉄塔(09:16)[休憩 9分]・・・霜山(09:37)・・・西川林道出合(09:57)・・・天上山(10:11)[休憩 11分]・・・富士見台駅(10:28)[休憩 16分]・・・湖畔駅(11:05)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年3回目の登山です。
今回は昨年もやった冬の三ツ峠山山荘泊登山です。
三ツ峠山山荘が良すぎて、毎年恒例行事になりつつあります。
昨年は、ソロでしたが今回はいつもの同行者、それから2日目吹雪ですぐ降りるコースに変更する羽目になったので、今回こそ完走を。
笹子駅→河口湖駅まで縦走するルートです。
笹子駅から尾根に上がるには3パターン(①笹子駅から西に歩いて追分から変電所経由で清八峠へ、②笹子駅からすぐに取り付いて庭洞山経由で角研山に上がり本社ヶ丸経由で清八峠へ、③笹子駅から林道・沢を登っていき宝越えで尾根に合流し角研山本社ヶ丸経由で清八峠へ)ありますが、
昨年は③を選択したので今回は②の庭洞山パターンで行きます。
【1日目】
・笹子駅~庭洞山
02月21日、朝8時に笹子駅に降り立ちます。
有給休暇とってたので今日は平日、通勤通学の人がほとんどです。
08:11にスタート。駅から南に道を歩くとT字路、昨年は左、今回は右です。
線路を右手に見下ろしながら道路を歩きます。すぐに左手に取り付きが。
最初だけ少し分かりにくいですが、先を見ながら小さくジグザグしながら急登を歩きます。
長いこと暗い人工林を歩くことになります。
途中鉄塔の足元を通過します。
08:53、庭洞山に着きます。
かなり黙々と歩いていたので、ペースは速かったと思う。
若干東側が開けていて、清八山も見える?感じです。
他は見所がないというか、ピークって感じじゃなくて斜面の途中のコブくらいのもんなので登りきった感じもないです。
・庭洞山~角研山
引き続き歩きます。
15分ほど歩くと道路に出ます。これは昨年通ったルートでも横断した道と同じですね。
横断後登っていくと鉄塔の下を通ります。
この辺になるとスタート直後の杉林は無くなって広葉樹林のみになるので、冬は葉っぱが落ちて見晴らしが良くなります。
そのあと少し急になって岩っぽくなります。登ってる方向の両サイドも開けてきていよいよ尾根に上がるんだという感じ、ただそう思ってから思ったり長く歩きます。
09:54、角研山に到着、そして尾根に上がりました。
これで昨年のルートに合流です。
ここは眺望はないですが岩が並んでて腰おろせます。
・角研山~新道分岐(鉄塔)~本社ヶ丸
眺望がいいのは角研山からこの先の鉄塔のところ。10分程休憩後歩いて10分のところです。
ヤマケイのチェックポイント的に言うと、新道分岐のところです。ここは本当に眺望がいい!
目的地である三ツ峠山、八ヶ岳、南アルプス、大菩薩嶺の方も良く見えます。
遮る木が無く日も当たってポカポカでとてもいい場所だと思います。
写真パシャったら次に向かいます。ここから本社ヶ丸までは30分程度です。
標高もすっかり上がって、しっかり雪がある状態です。ただ、避けて通れるくらいなのでチェンスパは要らないですね。昨年は無いと歩けないところもあったから、今年は雪少ないんだなぁと。
ちょいちょい階段があるし常に尾根なのでルートロストの心配はほぼほぼありません。快適に歩ける。
10:58、本社ヶ丸に到着!順調なペースです!
本社ヶ丸は推し山の1つで、眺望最高です(あと人いなくて静かに景色見れる…)
さっきの鉄塔ポイントだと三ツ峠山に隠れて見えなかった富士山もドドンと目の前に。
八ヶ岳や南ア方面は甲府市街地も見下ろせるようになります。奥には北アルプスも見えます。
軽食を口にして長めの休憩をとります。
20分ほど休憩してから次に向かいます。
・本社ヶ丸~清八峠~清八山
ここから清八峠はゆるっと下ります。本社ヶ丸のピーク前後だけ岩っぽいけど他はおおむね歩きやすい。
少しくぼんだところが清八峠、そこからちょっと登ったところが清八山です。
・清八山~御巣鷹山
11:45頃、清八山を下りたところから、いよいよ長丁場の御巣鷹山への尾根歩きです。
3kmくらいの区間を小さいアップダウンを繰り返すツラい時間です。
ただ、昨年は残雪が多く、より負担が大きかったのですが、今年はチェンスパ無しでいけました(したほうがいい箇所もあったけど)。
3ピークあり50~60mをアップダウンします。一応、各ピークには山名の標識があります。
本当にハードなところと比較すれば大したことないかもですが、ここまである程度歩いているので脚にきます。
常に尾根上なので道に迷うことは無いでしょう。ただ真夏は木々が生い茂るので見渡し悪そう。
御巣鷹山の手前は一気に急になる上、なかなか山頂につかないもどかしさが疲れを増幅させる感覚があります。
13:22、御巣鷹山に到着。同行者はへばっています笑
昨年はここまでかなりつらかった記憶ですが、体力がついたことと昨年より雪が少ないこともありそんなに大変ではなかったです。
・御巣鷹山~開運山~三ッ峠山荘
ぼちぼち休憩しまして、開運山へ。10分かからないくらいですぐです。
山頂の手前北側は一部凍っていますので足元注意。
もうずっと見えてますが、本当に景色がいい。朝より雲がかかってしまっていますが、それでも富士山が壮大です。
金曜日ということと微妙な時間なので、山頂独り占めです。
ほんの少しだけ風はあるけど日差しもあってぽかぽか。
景色に満足したら、山荘に向かいます。10分もあれば。
・三ッ峠山荘
この登山を2年連続でやっている意義がここに詰まっています。
先頭で予約すれば景色最高の角部屋に。
部屋はストーブとコタツ完備。
Wifiもあります。
食事は揚げ物の定食でごはんと知るものがお代わりできますし、テレビが見れる。
料金を考えるとあまりにも良すぎるため、旅行気分です。
なお夏場はシャワーも使えます(冬は凍結防止で使えません)
いい気分で安眠につけます。
【2日目】
・三ッ峠山荘~木無山~鉄塔
朝は最高の天気、雲一つない赤富士を拝めました。
そして豪華な朝食をいただき、めっちゃゆっくり、08時半に出発します。
木無山まではすぐ、草原みたいなところの丁字路に看板。
そこからはゆるやかに標高を下げていきます。
距離は長めですが、歩きやすいので標準タイムよりはるかに早く進めると思います。
ですが、木々が登山道に覆いかぶさるように伸びているので、この区間も夏場は暗く感じるかもです。
冬場だから日が差しているかなって感じ。
わかりやすくひらけたところは無く少し退屈します。
09:16、鉄塔に到着。
ここは草原になっていて眺望はいいです。目の前に尾根があるので河口湖こそ見えませんが見渡しは良い。
・鉄塔~霜山~林道出合
ちょっとした標識を構えた霜山を通過しつつさらに下っていきます。
1300mを下回ってくると広葉樹から人工林になります。
途中でカモシカを見かけました。こんなところにもいるんだ。
鉄塔以降地図上では右側に林道が並走しますが、林道出合に到達するまで気づきません。
そういえば土曜日ということもあって登っていく人たちとすれ違いが何回か。
09:57、林道出合。引き続き下山します。
・林道出合~天上山~富士見台駅~湖畔
せっかくなので天上山にいきます。2年前にこのルートを踏んだ時は体調不良によるグロッキーから巻き道を選択していました。
といっても山頂は祠があって、ほんのわずかに富士山が見えるようになっているだけです。
ここまで下りてくると下界との標高差も小さく壮大さは無いですが、ここまでくるとたくさんの観光客がいて、みんな写真をとっていました。
ロープウェイ富士見台駅には10:28に到着。
ほとんど休憩なしで2時間で来れちゃいました。
ここからは河口湖全体が見渡せます。いい景色。富士山をバックにするなら黒岳の方がいいと思うけど。
さらに30分、11:05に湖畔に降り立ちました。無事終了。
今回は毎年恒例にしていきたい三ッ峠山荘泊登山でした。
昨年はソロでしたがいつもの同行者に布教できてよかった。
登りごたえがほしいから笹子からアクセスしていますが、河口湖からなら初心者でも全然いけますので、三ッ峠山荘泊登山、ぜひどうぞ。























































