【いまさら登る】正丸駅→伊豆ヶ岳→子ノ権現→吾野駅

日帰り

伊豆ヶ岳・子ノ権現（関東）

2025.04.05（土）

パーティ： 1人 (もぎゅさん )

もぎゅさん

行程・コース

天候

利用した登山口

正丸駅　吾野駅　

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

正丸駅(09:43)・・・正丸峠分岐(10:04)・・・大蔵山(10:40)・・・五輪山(10:48)・・・伊豆ヶ岳(10:58)[休憩 55分]・・・古御岳(12:07)・・・高畑山(12:32)・・・中ノ沢頭(12:49)・・・天目指峠(13:07)[休憩 10分]・・・子ノ権現(13:58)[休憩 10分]・・・浅見茶屋(14:35)・・・東郷公園(15:02)・・・吾野駅(15:18)

コース

総距離: 約12.3km

累積標高差: 上り約1,097m; 下り約1,211m

コースタイム: 標準6時間10分; 自己4時間20分; 倍率0.70

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年5回目の登山です。
02月にいった浅間嶺に続いて、そのうち行くと言って行っていなかった山をいまさら登るシリーズです。
今回は埼玉のハイカーには一番有名なんじゃないかという伊豆ヶ岳＆子ノ権現にいきます。

正丸駅から伊豆ヶ岳、天目指峠経由しつつ子ノ権現、浅見茶屋にいって吾野駅に下山するちょっとした縦走です。

・正丸駅～馬頭尊～大蔵山
遅めの時間に駅に降り立ちましたが、結構登山者がいます。
09:43スタート。まず1kmくらいは道路を歩いていきます。
まだまだ春先って感じですが、だいぶ暖かくなりました。
谷あいの住宅には桜とか梅とか、春の花が見られて季節を感じますね。よく考えたら登山以外で花見したの何年前だろう？
途中で道路をはずれて左手の登山道に入ります。ここが馬頭尊らしいです。
ちなみに道路をつきあたりまでいくと正丸峠経由のルートに入ります。
今回はとくに峠にこだわらないので、大蔵山にむかって尾根に上がるようにします。
南向きの斜面を登っていくので、人工林ですが明るいです。登山道は明瞭で、つらいところは無かったと思います。
馬頭尊は450m弱、大蔵山は730mくらいなので300m上がるだけです。
ウォーミングアップ気分で歩けば大蔵山に到着。駅からここまで1時間。
山頂はこれといったものはありません！

・大蔵山～五輪山～伊豆ヶ岳
ここからは尾根歩き、すぐに五輪山に到着。こっちのほうが立派な看板。
ベンチがあって休むにはいいかと。眺望は無し。
五輪は仏教に関するものが由来らしい。このあたりは山岳信仰が深いエリアですよね。
五輪山からちょっといくと、正面に崩落個所。もともと男坂だったが、今は女坂を使うようにという記載とロープがあります。
右手の迂回路にいって10分登れば伊豆ヶ岳です！
10:58、駅からは1時間15分でした。
山頂はぶっちゃけ眺望ありません。冬でもそう感じるので、夏場は木々で何も見えないんじゃないかな？
秋に紅葉を楽しみにくるのが一番いいのかもしれません（スズメバチに怖気づかなければ…）
のんびり登山なので、湯を沸かしてコーヒーと早めの昼食です。

・伊豆ヶ岳～古御岳～高畑山
1時間くらいの休憩ののち、天目指峠に向かって下山します。
これまでのルートと比べると道が細かったりしますが、とはいえ危険と思う箇所はありません。
伊豆ヶ岳以降のピークもこれといって眺望はありません。
12:32に高畑山を通過します。

・高畑山～中ノ沢頭～天目指峠
高畑山までは南下していましたが、徐々に東に向かって歩くようになります。
伊豆ヶ岳からは200mくらい下げました。
途中、鉄塔の下を通ります。電線は通ってないけどなんの鉄塔なんでしょうかね。
ここは開けています。よくわからないけど白い甘い香りのする花の木が生えていました。
開けたところから再び人工林に入り、ゆるやかに降りていきます。
12:49に中ノ沢頭を通過し、13:07に天目指峠到着しました。
登山者やサイクリングで峠道を通るひとがちらほら。有名なんですかね。

・天目指峠～白い手～子ノ権現
さて、ここまで眺望がほとんどなく語るような見どころを見つけるのがむずかしいのですが、
天目指峠から登りに入って子ノ権現の手前、開けてくるとフクジュソウとか梅の花とか見られます。
奥に子ノ権現天龍寺の建物が見えてくると、右下の方になぞの白い手が。これが見たかったんです。
人間が10人くらい腰かけても大丈夫そうなくらいのサイズ感で真っ白な両手のオブジェが山の中にあります。
15年位前に地元の芸術家がお寺に奉納したものらしい。
怖さは感じないけど、こんなところにあると変な感じです。もっと人里離れた山奥にこれだけがぽつんとあったらちびりますね。
せっかくなので腰かけてパシャリ、天龍寺へ。
すぐそこまで車で上がってこれるようで、高尾山の有喜寺とか、御岳山の御嶽神社みたいなかんじですね。
ちゃんと人がいて、ちゃんと管理されています。
一段上がった奥の方（鐘があるところ）には都内方面を臨める展望台です。ここから見ると、結構奥地に感じられます。

・子ノ権現～浅見茶屋～吾野駅
14時過ぎて、下山します。目指すは浅見茶屋。時間はぎりぎりですがなんとか滑り込めそう。
天龍寺の駐車場周りの道路から登山道に再び入り、25分くらいでしょうか、歩きます。
途中から道路に合流し、少し行くと浅見茶屋です。
14時半に到着はしたんですが、残念！今日は終了らしい…。
まあちょっと睡眠を優先して悠長に9時過ぎスタートにしたのが失敗ですね…やっちゃいました。
諦めて駅に向かいます。結構距離あります。40分くらいかかって吾野駅に到着。
お疲れ様でした。

今回は、ようやく伊豆ヶ岳＆子ノ権現をクリアした回でした。
白い手は拝めましたが、浅見茶屋にありつけなかったことは残念です。

山としては、歩きやすいものの眺望少なくアクセスも微妙なことからあまりおすすめって感じではないですね。
しかも今回のルート上の1か所、近辺にもう1か所、yamapの道迷いしやすい登山道TOP5のうち2つを占めています。
これは歩いてみた感じ、
歩きやすいがゆえに初心者も多く訪れること。
眺望がないから次の目標地点が目視できず、また周りの地形を読み取れないこと。
林道や作業用の道もあって初心者には迷ってしまう要素になりえること。
ってところでしょうか。
そもそも信仰の山ですから、眺望目当てならほかのところを選ぼう、です。