行程・コース
天候
曇り。強風
登山口へのアクセス
バス
その他:
大雄山線大雄山駅からバスで終点の道了尊バス停へ
この登山記録の行程
道了尊バス停(トイレ)8:10--(70分)-- 奥ノ院 9:20--(8分)--9:28 休憩 9:34--(19分)-- 送電鉄塔 9:53--(22分)-- 足柄林道 10:15--(29分)--10:44 休憩 10:49--(59分)--11:48 休憩 12:08--(42分)-- 稜線奥ノ院ルート分岐 12:50--(13分)--13:03 明神ヶ岳 13:15--(65分)-- リフト鉄塔最上部 14:20--(22分)--14:42 神明水 14:54--(9分)-- リフト運転小屋跡 15:03--(10分)-- 見晴小屋跡 15:13--(7分)-- 足利林道 15:20--(5分)-- 送電鉄塔 15:25--(16分)-- 林道 15:41--(27分)--16:08 道了尊バス停(トイレ)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
最乗寺にセッコクの花を見に行く序に、明神ヶ岳まで周回することに。生憎の曇り空。ガスが掛かり、風も強い。その分、大汗をかくことなく歩けたのはよかった。下山は、悪路に苦しむ。
先ずは、最乗寺境内の散策から。知人に聞いていた植物を探すが、見つけられないまま瑠璃門を潜る。セッコクの花は見ごろ。大きな木に沢山付いているが、よく見ると、ほかの木や石灯篭にも付いていたりする。他には、葉がしおれたような木に白い花が残っていた。どうやら、ハクウンボクらしい。
のんびりと1時間以上かけて奥の院に到着すると、明神ヶ岳に向かう。このルートは登山地図には載っていないが、5年前に一度下ったことがある。下り始めのV字にえぐられた所は滑りやすく、枯れ枝も多数落ちていて歩きにくかったものの、概ね緩やかな道で問題なかった記憶がある。
歩き始めて間もなく、小腹が空いたからと小休止。境内にベンチでもあると良かったのだが。その後、送電鉄塔のところで視界が開ける。下の方では時折日差しもあったが、山にはガスが掛かっているようだ。時折強く吹く風が気持ちいい。更に行くと、足元にはミズキや松の小枝が花をつけたまま落ちていたりする。エビネが見られたのは良かった。
林道を横断し、更に登っていくと、ヤマツツジが現れる。まだ蕾のもあったりしていいタイミングだったかも。その後も多くのヤマツツジを楽しみながら登っていく。また、ギンリョウソウも見かける。こちらも、登山道脇のあちこちで見ることができた。
稜線にたどり着く前にお腹が空いたので、これといったポイントがないまま適当なところに座り込んで昼食とする。ガスが濃く、時折ポツリと来るものが。一応ザックカバーを掛けたが、後で考えると、木から落ちた雫かも。
V字にえぐられた所を通過。多少枯れ枝は落ちていたが、歩きにくいことはない。道が緩やかになってくると、まだ葉だけではあるが、バイケイソウが沢山見られるようになる。ミツバツツジは、わずかに残っているだけだ。
奥の院から休憩込みで3時間半。ようやく稜線に出る。迷いようのない道だし、急なところは一部しかないのに、何故地図から消えたルートとなったのだろう。
稜線上は強風が心配されたが、意外と樹木や笹があったりして強い風に吹かれるのは切れ落ちた一部だけ。明神ヶ岳山頂も、意外と風が遮られていた。勿論、視界は数メートル。それでもベンチは乾いていたので、しばし休憩とする。
下りは、神明水経由のルートを取る。一時崩落で閉鎖されていたが、今は歩けるようだ。こちらのコースは元々が荒れている印象しかなかったが、現在の状況を知りたくて足を踏み入れてみる。結果的には、止めておけば良かったというのが結論。歩くなら、登りでの利用かな。
急なところは滑るという印象があったが、慎重に下れば何とか大丈夫そう。とはいえ、大きくえぐられているところが多く、歩けるところは足の幅分しかないところも。一部には非公認迂回路が作られていたりする。渡渉もある。崩落したところは何とか復旧されているが、応急措置感は否めない。
こちらでもヤマツツジが咲いている。一部でツルシロカネソウを見かけたが、天気が悪いので開ききっていない。丹沢で見かけたものより小ぶりだ。
ようやく辿り着いた神明水のところには大きなホウの木があるが、花はほぼ終わりかけていた。足元が悪いので、下りとはいえここまでで結構時間がかかっている。休憩を取り、見晴小屋を経て林道を横断するころには、予定していたバスに乗るのは諦める。
その後も悪路は続き、最後の最後までノロノロ歩き。最乗寺に戻ってほっとする。













































