行程・コース
天候
5/21 曇りのち晴れ
5/22晴れのち曇り
5/23晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央道は何ヶ所か工事中であったが、深夜のため渋滞はなかった。
沢渡の駐車場はガラガラ。
タクシーは4時15分くらいから配車あり。乗客は、私含め4人のみ。
この登山記録の行程
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
5/20(火)
22:40 車で出発。中央高速道路は工事中のため渋滞予報が出ていたが、深夜のせいかスムーズであった。
5/21(水)
3:20 頃に沢渡駐車場着。薄曇りだが暖かい。タクシー乗り場を確認し、パストラミサンドイッチとバナナを食 べ、新島々駅前のセブンイレブンで買ったコーヒーを飲む。
4:15タクシー発。カメラマンらしき若者3人と一緒になり、一人1,500円。釜トンネル前で時間待ちし、5:00
ゲートオープン。運転手と上高地のイワナの話で盛り上がる。また、中の湯温泉は土砂崩れで流されたとの こと。温泉は沸いているが、風呂は管理されてないので入れないとのことであった。
5:10上高地着。数人いるだけで、閑散としている。
5:30 発。
6:20 明神着。道の両側にサンリンソウのお花畑。
トイレの前に猿が2匹。トイレに行こうとすると、そのうちの一匹が威嚇してきたので、落ちていた木を 拾い応戦する。頭上が騒がしいので見上げると10匹程度の猿の群れがいた。食事中で、ボス猿が見張ってい たようだ。悪いことをしたが、どうしてもトイレに行きたかったので仕方ないか。
6:35 発。
7:30 徳沢園着。晴れてきて暑くなる。
7:45 発。
8:45 横尾着。ちょっとオーバーペース。食べたり写真撮ったりして少し長めの一本。
9:15 発。10:10 一本。 10:20 発。
10:45 本谷橋 一本。長野県警山岳パトロールの3人と一緒になり、いろいろとアドバイスを受ける。
11:00 発。 すぐに右ふくらはぎが攣った。しばらく歩いていると痛み消失。
11:30 一本。雪が出てきたので、スパッツをつけ、ピッケルを出す。
12:00 発。12:45 一本。いつもの事だけど、最後のモレーンの登りがきつい。
13:00 発。
14:00 涸沢ヒュッテ着。
横尾までハイペースすぎた。本谷橋手前で完全に足に来て、最初の雪で左脹脛が攣ってしまった。
コーヒーを飲む気もせず、ゆっくりする。
夕食は、α米1/2+カルビクッパ、味噌汁。
宿泊者は2名。長野県警山岳パトロールの人達が10数名。遭難救助訓練に来ていた。
テントは2張り。後で聞いた所では、一人はスキー(中年女性)で、翌日、涸沢から下降。
もう一人は、小豆沢から奥穂へ。小屋泊まりの人は、翌日そのまま下山。
18:00 就寝。
5/22(木)4:00 起床 曇り
気温6°c 北穂東陵から雪崩あり。大きなブロック(直径1mくらい)が3個、涸沢小屋のラインまで到達し
ていた。
朝食は、コーヒー、オニオンスープ、カステラ。
奥穂高岳にガスが流れている。県警パトロールにコースの確認を行い、少しゆっくり出発。
6:30 発。
7:35 一本。まだゴルジュの下。奥穂直下の雪田から雪崩あり。
7:55 発。雪が腐っていて足が潜り、体力を消耗する。
8:50 一本。まだまだゴルジュに達しない。 9:00 発。
9:30 やっとゴルジュ上に来た。一本。時々、太陽が出ると暑い。シャツを脱ぐ。
9:50 発。10:30 一本。 10:45 発。南陵側から落雪あったが、ルートまでは達しなかった。
11:40 一本。稜線からガスが降りてくる。雷鳥の鳴く声が頻繁に聞こえるが姿は見えず。
11:55 発。
稜線に出た所で(がれ場)、アイゼンの裏側(雪除けの部分)が外れたので、アイゼンを外す。
13:00 北穂高岳頂上。ガスの中なので、そのまま小屋へ。
13:05 北穂高小屋着。
12:30 頃からガスが出てきたので、小屋は完全にガスの中。宿泊者及び登山者は、私一人のみ。完全貸切。
一時、上空のガスが切れかけたが、結局ずっとガスの中だった。夕方、東陵方向の岩の上に、白黒マダラの 雷鳥が一羽止まっていた。意外に暖かく、メリノウールの下着とR-1テックのみで平気だった。
食堂でホットミルクを飲み、記念撮影。
夕食は、やはり食欲なく、ラーメンのみですます。
18時過ぎから布団の中でゴロゴロしていたら、いつの間にか寝ていた。
5/23(金)晴れ。
4:00 起床。東の空が赤く染まっている。
朝食に、カステラ2個、コーヒー。
高層に薄い雲があるが、まあまあの天気。雲海も綺麗。カメラを用意して日の出を待つ。
槍ヶ岳、燕岳、白馬岳、鹿島槍ヶ岳、東天井岳等。また、前穂高岳北尾根〜奥穂高岳等々、360度のパノラ マを堪能する。
5:55 発。
出だしは雪面が硬く凍っていて、快適に降る。ちょっと膝にきそう。
6:35 一本。そろそろ雪面が緩み出した。雷鳥が飛んでいる。
6:55 発。
7:50 涸沢ヒュッテ着。
顔を洗い、歯を磨く。テントは5〜6張りあったが、涸沢止まりの様子。
8:25 発。
9:15 一本。横尾本谷の大岩や、春合宿のルートを見ながらアイゼンを外す。
9:30 発。 10:00 本谷橋で一本。10:15 発。
11:15 横尾着。横尾山荘にて山菜うどん(1,000円)を食べる。ここまで来るとちゃんと食べられる。やはり高度
障害なのかな〜?
11:50 発。 ここからハイカーや観光客が目立ち始める。道路沿いに、時々猿が出てくる。
12:50 徳沢園着。観光客多し。アイスクリームを食べる。
13:15 発。14:05 明神着。14:20 発。
上高地が近づくにつれ観光客の数が多くなってきた。騒がしい。
15:10 上高地着。
装備をパックし直してタクシー乗り場へ。
本谷橋から上部は、行きも帰りもほぼ一人。特に北穂沢の登下行は単独で気持ちよかった。小屋も一人きりであったが、寂しいというより、のんびりできて快適だった。
フォトギャラリー:22枚
装備・携行品
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