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奥多摩湖南岸の二つの尾根

眞光寺尾根、月夜見山、オオムゾ山、オオムゾ沢右岸尾根、奥多摩湖いこいの路( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

曇り、一時晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 往)奥多摩駅から西鴨沢行き臨時バスバスにて、奥多摩湖バス停下車
復)奥多摩湖バス停16:08発のバスにて奥多摩駅

この登山記録の行程

奥多摩湖バス停(8:55出発)-(奥多摩湖いこいの路)-(通行止めゲート)-水久保沢橋・清八新道谷コース分岐(9:33)-清八新道尾根末端湖岸(9:52/10:00)-眞光寺尾根取付き分岐(10:26/10:42)-ヘビ沢川三俣(11:10)-(眞光寺尾根)-奥多摩周遊道路(12:30)-月夜見山(12:45)-オオムゾ山(13:10)-月夜見第一駐車場(13:22)-オオムゾ沢右岸尾根下降点(13:30)-いこいの路合流点(14:15/14:23)-奥多摩湖バス停(15:56)

コース

総距離
約16.7km
累積標高差
上り約1,481m
下り約1,481m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

奥多摩湖南岸から眞光寺尾根で月夜見山に上がり、隣のオオムソ沢右岸尾根を下ってダムサイトまで周回してみました。 共に奥多摩周遊道路が横断する尾根ですが、ダム建設によって忘れ去られた不思議な雰囲気を醸す山域でもありました。

≫朝方まで続いた雨の事を考えて、予定していた倉沢谷から急遽変更して考えた尾根歩きコースです。
こんな日なら周遊道路を走るバイクも少なかろうと思いながらダムサイトを出発しました。

*因みに、アプローチで歩いた奥多摩湖いこいの路は、清八新道尾根の東側区間が工事通行止めでしたが、今回は休日で作業がお休みでしたので安全を確認した上で通過しています。

平八新道の尾根を回り込み、かつての蛇沢川の面影を残す入り江の奥から眞光寺尾根に取り付きましたが、尾根に直上する地点を見落としたのか、天神沢に沿って続く踏み跡を辿った結果、奥まった所から支尾根を上る形となりました。

眞光寺尾根も、下りに使った隣の大ムソ沢右岸尾根も、特に危険な個所はありません。
上部を奥多摩周遊道路が横切っていますので興覚め感は否めませんが、ダムの建設によって人々の生活が消え失せてしまったこのエリアを歩く度に、得も言われぬもの悲しさを感じるのは私だけでしょうか。

本日の総歩数35,265歩、消費エネルギー2,628kcal也

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フォトギャラリー:45枚

雨上がりの小河内ダムサイト

奥多摩湖南岸のいこいの路に入ります。

これから向かう尾根の方角。雲が掛かって稜線は見えません。

整備された遊歩道

バイカウツギ

サス山への登山道分岐

迂闊にも、いこいの路は工事通行止めとなっていました。
日曜日で工事作業は休みでしたので、行けるところまで行ってみようと進みました。

水久保沢出合い付近で大掛かりな道の改修工事を行っていました。

工事現場を通過していこいの路に復帰

清八新道(尾根コース)分岐

清八新道の尾根末端で湖岸に下りてみました。

先に進みます。

コンクリート製の天神沢橋を渡ります。

橋を渡ったすぐ先に「ダムまで4.6km」の標識があり、その先に取り付きの踏み跡があります。

踏み跡は尾根に上がらず、そのまま沢沿いに続いていましたが、とりあえずそのまま進みました。

ちょっとイヤらしい斜面のヘツリ。

一旦右岸に渡ります。

林班標識がありました。

石垣が積まれた場所に出ました。

その先も古い石垣(わさび田?)が続いています。
宮内敏雄著の「奥多摩」の地図によると、かつてこの奥に小屋があったことが記されています。
今回はここから尾根に上がることにしました。

踏み跡の無い支尾根を上がります。

ひと登りして眞光寺尾根の尾根筋に乗りました。

地形図上では広葉樹林帯の記号となっている尾根筋が、今は針葉樹林となっています。

尾根の上部でようやく広葉樹林帯が現れました。

林班標識があり、薄い踏み跡の水平道と交差しました。

奥多摩周遊道に出ました。

丁度、尾根伝いの正面に擁壁の境目がありましたので、ここを攀じ登って先に進んでみました。
(滑り止めに枯れ枝を使って這い上がりました)

眞光寺平と呼ばれる平坦な地形が続きます。
かつてこの辺りに伽藍があったと伝わりますが、その名残は全く見当たりません。

少し戻って、月夜見山に立ち寄りました。

オオムソ山に続く大仁田尾根の稜線は美しい広葉樹林帯です。

尾根の真下を周遊道路が走っています。

オオムゾ山(大ムソ山)

散り落ちたヤマツツジ

尾根筋にはヤマツツジがチラホラ。

地味ですが風情があります。

八王子城の城将、横地監物景信を祀る横地神社。
かつて蛇沢川と京道沢の出合い付近にあったものを、ダム建設時にこちらに遷座したものです。

月夜見第一駐車場。
オオムソ尾根はこの先に続いています。

周遊道路を400m程戻ります。

オオムソ沢右岸尾根の下降点。
残念ながらゴミが散乱しています。

尾根幅が広く、まるで小砂利を敷き詰めた林道の様な尾根道です。

本当に砂利を敷いているのか??
今迄見たことが無いようなとても不思議な尾根道でした。

途中に、広場の様な場所もありました。

尾根の下部は傾斜が強まり、たちまち湖面が近づいてきます。

いこいの路に合流しました。あとはダムサイトに戻るだけです。

本日歩いた尾根を見返します。
奥まっているので眞光寺尾根の全容は見えません。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

みんなのコメント

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  • 砂利の原因は、数年前工事して、ブル何かも通っていた名残ですね。両尾根とも懐かしい。
    真光寺尾根に、上がらず道の奥は未踏なので、機会があれば、是非歩いてみてください。
    下った尾根の枝尾根も良いところですよ。

  • いっきさん、こんにちは。
    成程、ブルが通った名残りですか、、、これで謎が解けました。
    今回、真光寺尾根の末端を歩きそびれましたので、いづれ再訪することになるかと思います。
    本当は、周遊道路が閉鎖される積雪期に歩きたいところですが、冬場はいこいの路自体が閉鎖されてしまうのが難点です。。。

登った山

月夜見山

月夜見山

1,147m

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