行程・コース
天候
晴天
登山口へのアクセス
バス
その他:
いつもながら、大菩薩嶺行きは、最寄りJR駅の甲斐大和に降り立ちバス艇に行くと長蛇の列、第一便9:20には乗れなかったが上日川峠からのピストン便が次から次へと到着、9時半ごろ車上に。特に土日の混雑は大変なものだ。登山者も銀座並みに人が多い。予定のコースタイム通りに下山でき、長蔵小屋腹帰りのバスに。往復とも満席。
この登山記録の行程
上日川峠(10:30)・・・福ちゃん荘(10:50)・・・大菩薩嶺・・・賽ノ河原・・・大菩薩峠(12:46)・・・富士見山荘・・・福ちゃん荘(13:25)・・・上日川峠(13:42)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨はどこへやらのこの頃の猛暑、やはり高い山に行かねばと大好きな大菩薩へ。この山は、いつも銀座並みに人が多くひとりでも来れるので、よく訓練登山をする。特に細い尾根があったりとか危ない箇所はないのだが、油断は大敵だ。
いつものように一人で行くときは自家用車ではなく、JR甲斐大和まで電車で行き、大勢の人が並んだバス停から満席のバスに乗り上日川峠に到着。トイレを済ませ、少し腹ごしらえをした後、長蔵小屋わきの登山口から歩き始める。だんだん上っていくこの樹林帯の道は歩きやすい。
30分足らずで、福ちゃん荘に到着。あまりゆっくりしていると帰りのバスに乗れなくなるので、(ここでもトイレ、念のため)早々に唐松尾根に向けて歩き出す。ほどなくするとだんだん上りがきつくなる。ここも何回も来ているので、どのくらい行けば、きれいな富士山が見られるポイントに着くかが分かっているので、前から来る人や後続の人に気を付けながら、歩を進める。
唐松尾根の急登は人が多いときは譲り合いながら登らなければならない。15分ぐらい登っていくと、雲にぽっかり頭を出している南アルプスの山々が見えてきた。思わず懐かしくシャッター切り。福ちゃん荘から30分余り、富士山のナイスビューポイントに到着、ここがいつも心洗われる場所。富士山は8号目辺りから上しか見えないが嬉しい。何といっても私は富士山が見えるとご機嫌になるのだ。此のあたりはまだ夜間は寒いのだろうか、山つつじ?がまだ多く蕾のままである。そのつつじの間から垣間見る富士山も風情がある。
いよいよ、福ちゃん荘から一時間経つ頃、登る上方向に目を向けると雷岩に立っている人々の姿が目に入ってくる。もうすぐだと心が浮き立つ。到着、登山者の方に富士山をバックに記念写真を撮ってもらう。
何回も来ているので、大菩薩嶺には今回は行かない事にした。ここは眺望がよくないし、夏なので樹々が鬱蒼としているだろうから。
余り空腹ではなかったが、大菩薩峠までの約小一時間の稜線歩きと、介山荘からの下り約一時間に備えて、おにぎりとバナナでお昼を食べ、眺望の良い稜線へとくり出す。もうほとんど私のお得意の下りなので嬉しさ倍増。正午を迎えたこの時間帯、稜線歩きをしながら、富士山の雄姿や南アルプス群、遠く中央アルプス乗鞍方面もまだ見えている。そして何よりも吹く風が涼しい。夏山の最高のプレゼントだ。しばし立ち止まり見える山々に敬意を払って、両手を広げ、風を楽しむ。
賽の河原を過ぎ、少々岩ゴロゴロ個所を慎重に降りると眼下に介山荘が目に飛び込んでくる。一番最初に来た3年前の秋は途中からの雨が激しくなり、連れてきた犬共々ぐしゃぐしゃドロドロ状態で、介山荘に到着したのだった。暖を取るために注文したお味噌汁の美味しかったこと。ここが大菩薩峠だ。後方に目をやると歩いてきた稜線が綺麗に見える。富士山はほぼ頭を雲の中にしまい込んだようだ。富士山見れてラッキーでした。
さあ、福ちゃん荘まではひたすら速足歩きで到着、そしてもと来た道を長蔵小屋まで、コースタイムぴったりで到着。バスに乗る。楽しい山行でした、今日も。

















