池の平湿原～イチヨウラン(一葉蘭)・サラサドウダン(更紗満天星)・紅白のコマクサ(駒草)・レンゲツツジ(蓮華躑躅)等の花々を満喫して眺望をちょっぴりと楽しむ～

ハイキング

池の平湿原・見晴岳（上信越）

2025.06.22（日）

パーティ： 2人 (モーちゃんさん、ほか1名)

モーちゃんさん

行程・コース

天候

晴れ後曇り。やや強いが気持ちよい風。駐車場気温８時２５分１８℃、１２時３５分２２℃。高速道小諸IC１３時１０分は３９℃。

登山口へのアクセス

マイカー
その他：カーナビには地蔵峠にある「湯ノ丸ビジターセンター電話番号入力０２６８－６２－４３３３」。上信越道小諸ICを出て地蔵峠を目指す。湯の丸高峯林道(利用期間は１１月３日頃まで。利用時間帯は７～１７時他の時間はゲートを施錠して閉鎖)に入り、約１０分間で池の平駐車場に到着。上の段は乗用車下の段はバス。上の段が満車の時は下の段も乗用車も可能。係員が滞在し誘導６００円。回数券５枚綴り２７００円。バイオトイレ有。飲料はできない。係員詰め所前で無料パンフレットをいただくと良い(表は案内図裏は花暦で月ごとの花の写真掲載)。

この登山記録の行程

自宅6:00⇒上信越道小諸IC⇒浅間サンライン⇒県道９４号線⇒8:15地蔵峠(レンゲツツジ祭り中なので駐車場大混雑渋滞・リフト運行中)・湯の丸ビジターセンター⇒林道⇒8:25池の平駐車場・トイレ(気温１６℃)8:40・・・見晴歩道登山口(富士山・八ヶ岳・北岳撮影)8:45・・・反時計回りに外輪山を周回開始・・・村界の丘・・・雷の丘・・・(イチヨウラン鑑賞)・・・9:30雲上の丘(火打山・篭ノ登山・浅間山等撮影)9:43・・・分岐・・・9:55見晴岳・展望所(サラサドウダンの花鑑賞)10:05・・・分岐三方見晴歩道へ・・・10:08見晴コマクサ園(鑑賞)・サラサドウダン鑑賞・・・分岐・・・10:25三方ヶ峰コマクサ園(紅色と白色のコマクサ鑑賞。南側に赤いコマクサ群生地発見し撮影)10:52・・・三方歩道・・・池の平湿原・忠治の隠れ岩(ハクサンチドリ鑑賞)・・・11:05鏡池・・・(ハクサンチドリ鑑賞)・・・11:20グリーン広場11:23・・・11:38池の平三方歩道登山口・・・11:40広場(昼食・コーヒータイム)12:19・・・12:20トイレ・池の平駐車場12:35⇒12:45地蔵峠・湯の丸ビジターセンター⇒上信越道小諸IC⇒15:15自宅。

コース

総距離: 約3.2km

累積標高差: 上り約178m; 下り約178m

コースタイム: 標準1時間50分; 自己2時間3分; 倍率1.12

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　長野県東御市(とうみし)にある池の平湿原には、毎年何回も訪れています。登山道が、整備されていて、体力的に辛くなく、車で出かけると交通の便が良いからです。また、花と眺望の両方が楽しめるからです。今年は、今回が初めての山行となりました。

　イチヨウランは、入笠山でも４０本ぐらい見ました。池の平湿原でも見たくて、出掛けて来ました。私は、とうとう探し出すことができず、諦めていました。その時、後方にいる妻に声を掛けられて、登山道を戻りました。イチヨウランの花を２箇所で合計５本を撮影できました。

　サラサドウダンも、いつもの場所２箇所で咲いていました。
①見晴岳から約７０m地蔵峠寄りの展望所北側は、色がとても鮮やかでした。
➁見晴コマクサ園の先の登山道の上空は、日陰のせいでしょうか、淡い肌色をしていて、きれいでした。

　コマクサの花は、今日は６/２２日。時期が早過ぎて、まだ咲いていないのではないかと、心配になりました。見頃を迎えていてとても嬉しかったです。
　コマクサは、見晴コマクサ園よりも三方コマクサ園の方が数が多く、色が濃かったです。南側の端には、見頃を迎えたコマクサが群生していて、感動しました。どちらにも、白いコマクサを見ることができました。

　レンゲツツジの花は、とても多くて、あっちこっちで眺めることができました。

　ハクサンチドリは、蕾ばかりで咲いていないな諦めていると、見頃を迎えた個体があり、嬉しかったです。　

　眺望が良くないことは、承知していました。近景の西篭ノ登山・篭ノ登山・水ノ塔山・浅間山、根石岳・四阿山などは、良く見えました。
　遠景は、霞んでいました。富士山を始めとして、北岳・八ヶ岳・火打山等を何とか視認できましたので、嬉しかったです。

　復路は、日曜日ですので、渋滞を覚悟していました。なるべく早く高速道に入りました。上信越道下り線小諸ICから軽井沢ICの間の閼伽流山(あかるさん)トンネル内で工事(期間は３/３１～８/７まで)があり、２車線が１車線になるため、渋滞の可能性(６/２２渋滞予測は１５～２０時)がありました。私達は、通過時刻が早かったため、スピードダウンするだけで免れました。その後、１４時頃の交通情報に因ると、やはりトンネル手前から渋滞が発生し伸びているそうでした。
　また、高坂SAの先の坂戸西スマートインター付近を先頭として、渋滞が長くなっていることを告げていました。ぎりぎりで渋滞にはまらないでほっとしました。
　
　また、出掛けたいと思い、駐車場の回数券の小冊子を買い求めました。5回分だと３,０００円になりますが、２,７００円でした。利用する時は、一枚ずつ切り離さないで、小冊子のまま、係員に渡してくださいと言われました。理由は、一枚ずつ切り離して、一緒に出掛けた仲間に配って、利用した人がいたそうです。何ともあきれた人がいたようです。

　池の平湿原では、残念なことにイチヨウランの花を盗掘して、販売していた人がいるそうです。牧野　富太郎博士を扱ったNHKドラマの中で、イチヨウランが登場して、少しだけブームになったそうですね。買う方もいけませんが、盗掘するなんて、犯罪を犯してはいけませんね。

　また、時期を変えて、池の平湿原を訪れて、季節の花々を楽しみたいと考えています。妻が、次回は、先に篭ノ登山へ行き、後半に池の平湿原の外輪山(見晴歩道)を歩きたいと提案がありました。

◎公共機関利用の場合
　しなの鉄道田中駅から湯の丸ビジターセンター行バスは従来からあります。さらに延伸して、池の平駐車場まで行く直行バスを運行実験しています。午前２便午後２便。完全予約制で、予約先は電話０５０－１８０９－１７１７です。詳しくは、「東御市観光協会」のホームページをご覧ください。料金は田中駅からビジターセンターまで１,５００円。池の平駐車場まではさらに３００円追加。
日帰りが可能になります。例えば、
往路　田中駅9:12発⇒湯ノ丸ビジターセンター9:47発 ⇒10:07着池の平駐車場。
復路　池の平駐車場14:45発⇒湯ノ丸ビジターセンター15:05発⇒15:35着しなの鉄道滋野(しげの)駅⇒15:50田中駅。滋野駅で下車してしなの鉄道に乗り佐久平駅で長野新幹線に乗り換えます。東京駅まで新幹線を利用すると往復往復１６,０００円余りになります。
　バスタ新宿から高速バス長野駅行に乗車して、東部湯の丸サービスエリアで下りて、外に出て、予約しておいたタクシーで池の平湿原へ向かう方法もあると聞きました。　
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