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タル沢右岸尾根からの山ノ神尾根

タル沢右岸尾根、山ノ神尾根、狩倉山( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

その他: 往)東日原バス停
復)奥多摩駅

この登山記録の行程

東日原バス停(9:12出発)-日原橋(9:21)-モノレール車庫(9:28)-(日原川右岸川床~樽沢出合周辺散策)-タル沢右岸尾根取付き(10:10)-790m圏小休止(11:07/11:22)-山ノ神尾根合流(12:25)-1,220m圏小休止(12:33/12:49)-狩倉山(13:28)-三ノ木戸ルート分岐(13:47)-(絹笠~城経路)-城、城跡見学(14:34/15:20)-(旧道)-羽黒三田神社(15:42)-三河屋旅館(15:52)

コース

総距離
約10.2km
累積標高差
上り約1,199m
下り約1,474m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

日原川支流、タル沢の右岸尾根から山ノ神尾根を辿って狩倉山に上がり、絹笠から城を経由して氷川に下ってみました。小菅と日原を結んだ昔道に、城の集落の畑の話など、往年の奥多摩の面影を辿る一日となりました。

≫地形図を眺める度に気になっていた尾根コースです。
樽沢の渡渉が気掛かりでしたが、「濡れずに通過した」というモンターニャさんの記録に意を強くして日原橋を渡りました。

地形図に記されている日原橋下流の右岸径の踏み跡は途中のモノレール車庫の先で怪しくなりましたが、径を外れて日原川の河原を辿ってみるとあっけなく樽沢の出合に辿り着き、飛び石で苦も無く樽沢を渡ることが出来たのには助かりました。

急斜面で始まるタル沢の右岸尾根は取付き周辺こそは杉の植林帯となっていますが、尾根筋には人の踏み跡や人工物の気配は無く、奥多摩の至る所で見掛ける東京都水道局の白杭もついぞ見掛けることはありませんでした。

標高差700m程を上って小菅から来る山ノ神尾根に合流すると薄い踏み跡と赤テープなどが現れ、傾斜も一服して、更に小一時間で狩倉山に至りますが、出合から山頂まで、たっぷりと歩き甲斐のある良い尾根でした。

石尾根の下りでは、絹笠と城の集落を繋ぐ小径に入って「城(じょう)」に抜けてみました。
週末は城の実家で過ごされているというUさんとお会いして三田家の城跡と伝わる場所を案内して頂き、その周辺が昔は一面の畑だったとお聞きしてビックリ。Uさんが私と同じ年だと知って二度ビックリです。

ところで、行き付けの氷川の飲み屋の女将さんは60年前に小菅に嫁いだのだそうで。
今回は店が混んでいてゆっくり話が出来ませんでしたが、機会があれば、小菅から日原に抜ける往還道があった頃の昔話をゆっくり聞いてみたいものです。

本日の総歩数25,917歩、消費エネルギー2,352kcal也

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フォトギャラリー:39枚

東日原バス停向かいの歩道を下って日原川に下ります。

草むらを分けて小径を進みます。

日原川左岸をヘツリながら道が続きます。

吊橋の日原橋で右岸に渡ります。

タル沢尾根の取り付きを通過。→日原、←氷川と書かれた古い看板に、かつての日原旧道の面影が偲ばれます。

右岸径の先にモノレール車庫があります。

地形図上は車庫の先にも破線が続いていますが、赤リボンを頼りに川床に下りました。

日原川の河原を歩きます。

途中、右岸径に上がると思われる赤リボンがありましたが、、、

上には上がらず、そのまま川床を進んでみました。

右岸の河原を進みます。

右手上方に旧道の路肩と思われる石垣が見えています。

今回は旧道を使わずに河原沿いを歩きましたが、水量が多い場合、通過できるかどうかは不明です。

樽沢出合の手前に古い橋脚跡がありました。

樽沢出合の滝。ここまで河原伝いに難なく歩くことが出来ました。

飛び石で樽沢を渡り、滝の左側の階段状の岩場を上りました。

出合の滝の上部にも姿の良い小滝が懸かっています。

出合の滝の落ち口脇から右岸尾根の斜面に取り付きました。

右手に樽沢の流れを見下ろしながら、、、

等高線の詰まった200m強の急斜面を上ります。

一旦傾斜が緩みます。

尾根の途中、790m圏で小休止。

更にひと登りして、、、

ようやく、小菅から来る山ノ神尾根の尾根筋に合わさりました。

途中の露岩帯は右から巻いて通過しました。

春ゼミのシャワーを浴びながら1,220m圏で再び一休み。
ここでブヨに咬まれた腕と頭の痒みが今も続いています。。。(涙)

何度も現れる急斜面を黙々と進みます。

取り付きから3時間20分で狩倉山山頂に到着。

山頂の石尾根縦走路側にはロープが張られています。

そのまま石尾根を下ります。

三ノ木戸コースを右に見送り、、、

絹笠の稲荷社の手前から城に抜ける径を歩いてみました。

ほんの数分で城(じょう)のカーブに出ました。

城で唯一の民家を管理されておられるUさんとお会いして暫しの立ち話。

昔、三田氏の支城があったと伝わる氷川城跡(684m地点付近)を案内して頂きました。
聞けば、Uさんの子供の頃、この一帯は一面の畑だったそうです。

三ノ木戸林道下の旧道を下りました。
(途中、木橋の崩落個所あり)

羽黒三田神社に下山のご挨拶。

参道の長い石段を下って、、、

麻葉の湯で汗を洗い流し、氷川の飲み屋を繋いで楽しい夜を過ごしました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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