行程・コース
天候
曇り時々晴れ間
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
すずらん峠園地駐車場利用。無料。午前7時でほぼ満車。道の反対側にも駐車スペースあり。きれいなトイレあり
この登山記録の行程
女ノ神茶屋登山口(07:15)・・・標高2110m標識(08:25) [休憩 05分]・・・幸徳平(08:45) ・・・蓼科山頂ヒュッテ(10:15) ・・・蓼科山(10:20) [休憩 50分]・・・蓼科山頂ヒュッテ(11:10) ・・・幸徳平(12:25)・・・標高2110m標識(12:40) [休憩 10分]・・・女ノ神茶屋登山口(13:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
山頂に溶岩の広い火口原が広がる蓼科山。北側の7合目登山口や大河原峠からは何度か登っているが、初めて南の女ノ神茶屋口から往復した。登山口からの累積標高差は1000mに満たないが、岩場の直登が連続する登山道は、後期高齢者にとっては結構ハードであった。
すずらん峠園地駐車場から少し戻り、女ノ神茶屋前の道標に従って登山道に入って行く。樹林帯に朝日があたり、ウグイスがしきりに鳴いていた。登山道はやがて大小の石がゴロゴロした道になり、急登が始まる。本コースは山の斜面をまっすぐ登るので一息つくことができない。登山道はよく歩かれていて、岩には冬場の登山者によるアイゼンの跡がたくさんついていた。
急登が一段落したところが標高2110m標識。ここでコースの約半分といったところ。南側がの展望が開け、八ヶ岳や南アルプスが見えるはずなのだが雲に覆われ何も見えなかった。幸徳平までは傾斜が緩やかになるが、その後は山頂までずっと急登が続く。山の周りは雲に覆れているのだが、時々太陽が顔を出すととても暑い。時には手も使いながらの登りが連続。周りの展望があれば気分が変わるのだが・・・。ひたすら登った。
巨岩が折り重なる山頂の一角に出ると森林限界。ここからは山腹をトラバース気味に山頂ヒュッテを目指すのだか、ここがまた大変。折り重なった溶岩の中に黄色いペンキでコースがつけられ、クサリも取り付けられている道は気が抜けない。途中からは左手に標識のたつ蓼科山山頂が見えるのだが、登山道は山頂ヒュッテを経由し、ここで北側からの道に合流し山頂に向かう。
巨岩が折り重なる広い蓼科山の山頂には家族連れも含め、たくさんの登山者で大賑わいだった。条件が良ければ、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、そして遠く御嶽山も見えるのだが、残念ながら雲の中。広い火口の中には蓼科神社の奥宮や火口の南西側に展望盤があるのだが、北風が強く寒いため今回は寄らずに下山することにした。
下山は往路をそのまま戻ったが、岩場の下りは注意が必要。浮石やコケが着いた岩などでバランスを崩すと転倒の危険がある。また膝を痛めることもあるので気をつけたい。今回も下りのほうが標準タイムより余計にかかってしまった。
なお、山頂から蓼科山荘に下って東の二子池方面を目指し、滝ノ湯川に沿って竜源橋に下る周遊コースをたどることも可能である。
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すずらん峠園地駐車場。朝7時でほぼ満車
女ノ神茶前の登山道入り口
最初は樹林帯の道なのだが・・・
標高2110m標識。ここで約半分
幸徳平。標識があるだけ
登山道の左手に崩落地が広がっていた
こんな登りが続く。雲がかかってきた
振り返っても真っ白
森林限界に出た。ここを登って行く
黄色いペンキの印やクサリがある。こんな空が見えて期待したのだが
山頂ヒュッテ
山頂には家族連れも
山頂
蓼科神社奥宮が祀られている
溶岩が折り重なる姿は別世界
雲がかかて来た
山頂ヒュッテは営業中
下山路でやっと下界が見えた
雲の間に白樺湖と車山のドームが見えた
やっと八ヶ岳の一角が見えた。標高2110m標識で




