行程・コース
この登山記録の行程
立山室堂(07:20)・・・一ノ越(08:00)・・・ザラ峠(09:50)[休憩 5分]・・・分岐・・・五色ヶ原山荘(10:20)[休憩 30分]・・・鳶山(11:05)・・・越中沢乗越・・・越中沢岳(12:15)・・・スゴの頭・・・スゴ乗越・・・スゴ乗越小屋(14:20)[休憩 20分]・・・間山(15:15)[休憩 5分]・・・北薬師岳(16:30)[休憩 5分]・・・薬師岳(17:25)[休憩 5分]・・・薬師岳山荘(18:40)[休憩 10分]・・・薬師平・・・薬師峠・・・太郎平小屋(19:20)[休憩 10分]・・・神岡新道分岐・・・北ノ俣岳(上ノ岳)(21:00)・・・中俣乗越(22:30)・・・黒部五郎ノ肩(00:00)[休憩 15分]・・・黒部五郎小舎(00:15)・・・巻道合流点[休憩 30分]・・・三俣蓮華岳(05:00)・・・三俣蓮華岳・・・三俣峠・・・三俣山荘(06:00)[休憩 20分]・・・鷲羽岳(07:00)・・・ワリモ北分岐・・・水晶小屋・・・水晶岳(黒岳)(09:00)・・・水晶小屋・・・ワリモ北分岐・・・岩苔乗越・・・黒部川源流・・・三俣山荘(11:45)[休憩 15分]・・・三俣峠・・・三俣蓮華岳[休憩 15分]・・・双六岳(14:15)・・・双六小屋(15:00)[休憩 779分]・・・樅沢岳(05:00)・・・硫黄乗越・・・左俣乗越[休憩 10分]・・・千丈沢乗越(07:00)・・・槍ヶ岳山荘(08:00)[休憩 50分]・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ・・・グリーンバンド・・・天狗原分岐・・・乗越沢(10:41)・・・ババ平(11:00)・・・槍沢ロッヂ(11:20)[休憩 15分]・・・一ノ俣(12:00)・・・横尾(12:30)・・・徳沢・・・明神・・・河童橋(14:15)・・・上高地バスターミナル(14:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
250719~ 北アルプス縦走
海の日を絡めた三連休、かなり前から行きたかった北アルプス縦走を行ってきました。
三日間とも快晴の中、絶景を満喫、今までで最も気持ちが良い山行となりました。
(備忘録含めなので、長文となります)
7/18(金)前日
在宅勤務を19時くらいまで行い、お風呂、食事をゆっくりとって21:30頃出発。
いつもならもうすぐ寝る時間までの過ごし方なのでちょっと違和感。
池袋の室堂行きバス停はほぼ山登りの人ばかりであった。
7/19(土) 1日目
7:00少し前に室堂到着、快晴の朝、おにぎりを3個食べながら水を汲んで出発。
4年前、富山湾から剣岳、立山まで縦走したのでその中断ポイントの一の越山荘まであがる。
TJARのコースをきちんとなぞることも意識しておりここから再スタート。
見渡すかぎりの絶景でテンションが上がる中、まだ何か所か雪渓も残っており慎重にかつ積極的に進む。
あっという間に五色山荘に到着、次の山小屋まではかなりあるのでここで牛丼を頂く。
シャリばてをしないように食欲があるうちの早めの補給は良くこの日はずっと元気で入れた。
この日の目標は明るいうちに薬師岳の通過だったが、17時ころに到着、良い景色がみれた。
薬師峠のテン場で仮眠しようかと思ったがまだ元気で明るかったこと、かなり混んでいて
ツエルトすらはる場所がほぼなかったことなどで眠くなるまで進むこととした。
太郎小屋までは綺麗な日の入りをみながら優雅に歩きつつ、だんだん暗くなり風が強く
なりながら北ノ俣岳など通過し黒部五郎岳についたのはちょうど、12時であった。
7/20(日) 2日目
黒部五郎カールの下りはかなりの急斜面で疲れも出てきて、よちよち歩きで慎重に降りた。
眠さもあり少し柔らかいところで仮眠をしようと寝ても、寒くてすぐに起きてしまう、というパターンを数回おこなった。
黒部五郎小舎に到着、水を補給、満点の星空をみながら少し休憩した。
三俣蓮華岳まではかなりの急登で普段はあまり抜かれることはないがふらふらしていて
何人にも抜かれるレベル、ここで再度、仮眠20分くらいしたら少しさっぱりした。
三俣蓮華岳のピークでちょうど日の出を迎え、これも神秘的で絶景であった。
ここでTJARのコースから外れるが、日本百名山の鷲羽岳、水晶岳も行くことを決意、疲れた体を押しながら三俣山荘までおりる。
ここで荷物をデポして水と貴重品をもち2つの山へ向かう。
鷲羽岳はダイナミックな全景がみえて登りがいがある感じ、水晶岳は岩場の登りがありかなり怖かった。
帰路は黒部川源流という川沿いをおりたが、登り返しが長くこのルート選択を後悔をした。
三俣山荘でトイレをかり(200円)、荷物をしょって再度三俣蓮華岳にあがるのだが、
暑さもひどくなり、疲労がピークで息苦しく普段のペースの半分くらいしかだせなくなった。
双六岳までの尾根はとても綺麗で素敵なはずだが、ウトウトしながらの歩き、ここでも3回ほど仮眠をとった。
エネルギー補給も十分ではないことに気づき、柿ピーを食べながら歩き始めると眠気も落ち着いた。
双六岳をすぎ、双六山荘に15時に到着、西鎌尾根を明るいうちに通過できそう、、と思ったが
無理してもしょうがないのでここでツエルト泊の判断。久しぶりなので建てるの苦労したり、夜露でびしょびしょになりながらも、19~3時くらいまで横になり体力の回復を務めた。
7/21(月) 3日目
3時過ぎに起床。びしょびしょのツエルトをなんとか小さく畳んだりして、4:20に出発。
日の出が美しい中、西鎌尾根を進むが、思ったより危険なところはなく、近づいてくる槍ヶ岳を
楽しみながら進む。
あっという間に槍ヶ岳小屋に到着、荷物を置いてピークへ向かう。
ここは2回目であるがやはり緊張する場所、前日に滑落死亡事故があったようなので、改めてゆっくり丁寧に登った。
360度の景色がひろがり、薬師、黒部、鷲羽など今まで踏破してきた山々を一望に観れて感慨深いものがあった。
槍からの下山はとても暑い中だったが登ってくる人とあいさつを交わしながらウイニングランのような気持ちで下った。
上高地バスまで残り2㎞くらいのところでざわついている人々がいて、聞いてみたらクマが近くに見える引き返した方がよかもという会話もあり、人が多いエリアなのに怖いと感じた。
河童橋までくると急に観光客だらけで海外の方も多い感じ、温泉もコンビニもなかったので
休憩や食事もぜず、早いバスにて帰路についた。
三日間、快晴が続く中、北アルプスを満喫できたことはほんとうにとても幸せであった。
黒部五郎岳は夜中に登ったので景色が見れずもったいなかったので、やはり今後の計画としては行動時間は明るい時間にしぼり、山小屋宿泊を楽しむこともよいかと感じた。
補足
●持って行った方が良かったもの
タイツ(基本多短パンだが朝方はやはり寒い)
靴下の予備、
カロリーメイト、柿ピー以外の食糧。 軽くて高カロリーなものを探したい
リップクリーム
●持って行ってよかったもの
ホッカイロ(ツエルト+ヴィヴィ泊は寒い3個使ってちょうどよかった)
筋肉の消炎クリーム アキレス腱やふくらはぎが痛くなり何回も塗った。



