行程・コース
天候
初日:小雨のち快晴、2日目:快晴、夕方ガス、3日目:快晴のち雲沸く
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路:信濃大町駅~七倉山荘(裏銀座登山バス、1500円)、七倉山荘~高瀬ダム(乗合いジャンボタクシー、500円)
復路:新穂高RW~平湯(濃飛バス、910円)
この登山記録の行程
【1日目】
高瀬ダム(06:06)・・・ブナ立尾根登山口・・・権太落し(07:09)・・・中休み(07:48)[休憩 10分]・・・三角点(08:32)・・・烏帽子小屋(09:32)[休憩 213分]・・・山頂分岐・・・烏帽子岳(13:48)[休憩 40分]・・・山頂分岐・・・南沢岳(15:38)[休憩 14分]・・・山頂分岐(16:35)[休憩 4分]・・・烏帽子小屋(17:01)
【2日目】
烏帽子小屋(05:20)・・・三ッ岳北峰(06:20)[休憩 4分]・・・野口五郎小屋(07:51)・・・野口五郎岳(08:06)[休憩 30分]・・・竹村新道分岐(09:21)・・・東沢乗越(10:14)[休憩 4分]・・・水晶小屋(10:59)[休憩 14分]・・・ワリモ北分岐(11:40)・・・鷲羽岳(12:31)[休憩 7分]・・・三俣山荘(13:21)[休憩 40分]・・・三俣峠(14:42)・・・三俣蓮華岳(14:59)[休憩 10分]・・・双六小屋(16:34)
【3日目】
双六小屋(04:14)・・・弓折乗越(05:06)[休憩 2分]・・・大ノマ乗越(05:33)・・・大ノマ岳(06:06)[休憩 4分]・・・秩父平(06:43)[休憩 24分]・・・笠新道分岐(08:22)[休憩 8分]・・・笠ヶ岳山荘(09:33)・・・笠ヶ岳(09:41)[休憩 15分]・・・笠ヶ岳山荘(10:03)[休憩 5分]・・・笠新道分岐(11:08)[休憩 6分]・・・杓子平(12:08)・・・2000mの草付(13:10)[休憩 25分]・・・笠新道登山口(14:47)[休憩 3分]・・・新穂高温泉駅(15:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
裏銀座から笠ヶ岳、5年前に4日間で歩いたルートを今回は3日間で歩く。
高瀬ダムまで乗り合いタクシーで悠々移動し入山。ブナ立尾根は急登だが距離が短いので、10時前には烏帽子小屋でテント設営完了。朝の雨はすっかり止んでド快晴、暑い日差しを避けつつしばし昼寝して夜行バスの寝不足をスッキリ解消。中華丼でチャージしてから烏帽子岳へと散策。山頂の岩場でコーヒー休憩し、あまりに気持ちのいい天気なので南沢岳まで足を伸ばす。途中の池塘エリアは紅葉が見頃で楽園のよう。17時過ぎにテントに戻るが、日の入りとともに一気に気温低下。夕食を温かいラーメンにしてよかった。
朝、凍える指先でフライの氷を払い、山の季節の移ろいを感じながら撤収。ウラジロツツジが真っ赤に染める斜面を登って三ツ岳、赤牛岳を横目になだらかな稜線を辿り、野口五郎小屋の脇を抜けてわずかに登り返すと広々した野口五郎岳山頂で、谷越しに水晶鷲羽や槍穂を見ながら朝食。特に、水晶岳側は山肌の紅葉が美しく何枚も同じような写真を撮ってしまう。
百高の真砂岳を踏んで、やや歩きにくい大岩地帯を抜け、東沢乗越から水晶小屋までやや急な登り。賑わう小屋脇で薬師岳を眼前に補給し、今回は水晶岳はパスして黒部源流に踏み入る。岩苔乗越から鷲羽岳への登りは疲れた体には中々効くが、標高差はそれほどでもない。山頂から鷲羽池越しの槍を眺めた後は三俣山荘までの激下り。どうやら日没までに双六小屋に着けそうなので、三俣山荘のベンチでゆっくりカレー飯、水も補給させてもらう。
三俣蓮華岳に着く頃には徐々にガスが沸いて、双六岳方面は真っ白。風が出て気温も下がってきたので、双六岳の天空の滑走路には寄らずに中道から双六小屋へ。テント内で暖を取り、中辛春雨に大豆ミートと卵を落として夕食。
翌朝は長い行程に備えて4時過ぎヘッデンで出発。弓折乗越あたりで明るくなり、秩父平では朝日を浴びながらパンとコーヒーで朝食。抜戸岳の稜線に上がると、笠ヶ岳から降りてきた登山者で一気に賑やかになる。前回は土砂降りだった稜線を、今回は徐々に大きくなる笠ヶ岳を見ながら進み、抜戸岳に寄り道してから笠新道分岐にザックをデポして笠ヶ岳をピストン。なだらかな稜線だが意外と時間がかかる。
杓子平は紅葉の盛りで笠ヶ岳や錫杖ヶ岳の岩肌との対比が見事。ランチでもしてのんびりしたい気持ちを抑え、標高差1,400mの笠新道へ。とにかく体力勝負の道で休憩敵地もほとんどないが、流石に疲れて2,000mを下回った辺りでお湯を沸かしてチリトマでランチ。足が回復したので下りを再開して1時間余り、永遠に続くかと思われた笠新道のゴールが遂に見える。あとは林道をだらだらと下ってインバウンドで賑わう新穂高着。ひらゆの森でさっぱりしてから帰路に着いた。
























