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燧ケ岳から尾瀬を満喫!

燧ケ岳( 関東)

パーティ: 4人 (Noob Scouter さん 、ほか3名)

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行程・コース

天候

利用した登山口

御池   鳩待峠  

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

【1日目】
御池(06:50)・・・広沢田代(08:00)・・・熊沢田代(09:10)・・・俎嵓(11:17)・・・柴安嵓(12:20)・・・見晴新道五合目・・・燧ヶ岳分岐・・・見晴(下田代十字路)(16:20)

【2日目】
見晴(下田代十字路)(07:00)・・・竜宮十字路・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(08:40)・・・牛首・・・山ノ鼻(09:22)[休憩 50分]・・・鳩待峠(11:00)

コース

総距離
約17.5km
累積標高差
上り約1,225m
下り約1,138m
コースタイム
標準9時間10
自己12時間40
倍率1.38

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

この2日間、皆と楽しく尾瀬に遊びに行ってきました^^ メンバーそれぞれがそれぞれの場所から尾瀬入りし、初日の夕方に宿泊小屋に集合です。私は私含め計4人で東京から夜行列車で尾瀬入りし、早朝から御池より燧ケ岳に登頂、小屋に合流と動きました。
楽しい2日間になりましたヾ(≧▽≦)ノ

金曜日に仕事が片付いて帰宅したら、前日に用意しておいた荷物をもっていざ出発。夜行列車は23時45分に浅草駅から発車。私は中央線の民なので電車の遅延や運転見合わせに対応できるよう1時間早くつくように移動w
無事予定通りに浅草駅到着。

列車が動き出し、次の北千住駅で残りのメンバー2人が無事乗車。これで尾瀬夜行組が全員揃うことに。終着駅である会津高原尾瀬口駅まで3時間、体力回復の為出来得る限り仮眠することに。
次にふと目が覚めると、電車が止まっていて、よく見ると「会津高原尾瀬口駅」。時間は3:15。

ここから4:30のバス乗り換えまで更に休憩タイム。ずっと座りっぱなしだったので歩いて身体を解したり。4:00を過ぎてだんだんと空も明るみがでてきて、メンバーもザックを持ってホームに。
そのまま駅舎を出て、バス乗り場へ。

改めて眺めると人ほんとに多い!
Σ(゚Д゚)

係の方の誘導に従って、次々に到着するバスになだれ込みます。5:00に発車し、目的の会津御池には6:30到着見込み。夜行列車と合わせてかなりな長旅に。運良く最前列に座れました。もうここでもかなりな山奥だと感じられます。
揺られていると不可抗力で気絶するように寝落ちしました。

そして予定通り6:30、会津御池に到着♪ここからいよいよ燧ヶ岳にアプローチです。準備を整えたらいざ出発。
まずは駐車場の中を突っ切って入り口まで。そしてのっけから木橋登場w ぬかるみがひどいと悪名高い燧ケ岳、ドキドキですw

そして20分?も歩くとゆるやかな区間が終わりもう急坂。しかも岩がゴツゴツしていて結構歩きにくい。直近の登山がこの2週間前、奥多摩は本仁田山へ鳩ノ巣からのんびり歩いただけで身体がなまっている可能性あるのでいたわりますw
樹林帯のおかげである程度は暑さ緩和されているものの、熱中症には気を配ります。
とにかく頑張りすぎない、をモットーにのんびり。隊列は伸びますが、適宜休息しつつ固まって動きます。

気づけば結構あがってきてます。そしてあまり好きくない木段登場w
ところでこんなに快晴なのに、昼過ぎには雷雨の予報。。。雨対策は持ってきているので心配してないですが、にわかには信じられないこのカンカン照りw

最初の目的地、広沢田代近くまで来ました。ここにきて広々とした風景に♪日差しがあついですが、長めの良さで帳消しですw さすが、一帯が沼地という尾瀬ならではの光景。若干塔ノ岳味を感じますw
秋にまた来たいなぁと思うなど。
あと、わりと木道が老朽化しているところも少なくないですね。捻挫とかしないよう気を付けて進みます。

再び樹林帯へ。ところでトンボがたくさん飛んでいました☆ 子供のころは都市部の自宅近くでもたくさん見られましたがそんな景色もいまは昔...なのでなおさら強く郷愁を感じます。

木道の劣化は結構進んでいます。新品を投入しても、もとが湿地帯で夏場は当たり前のように豪雨ではけっこう厳しそうですね。

急坂再開し、そんなときふと木段にプレートが。分かってはいましたがまだ5合目w 気分的には7合目くらいなんですがw

そして再び景色がドーン!気持ちのいい風景!ヾ(≧▽≦)ノ
休憩がとれるベンチありました その両側に池塘♪はあああああマヂ天国♪もうここゴールでいいかもw

のんびり歩いています^^ 先ほどの池塘が眼下に。視線の先に頂上が捉えられるようになったころ、結構なガレ場の搭乗 普通に浮石なので気を付けて登ります。
しかし暑い(;´Д`) 首筋がチャーシューになってしまうw
頂上までもうひとがんばり。8号目看板の先は大きく斜面が崩れていました 残骸の鉄骨を手掛かりに滑らないよう横切ります。

そして遂に、頂上の一角、爼倉につきましたーー☆
尾瀬沼と尾瀬ヶ原が一望ですヾ(≧▽≦)ノ
ここで小休止ののち、お隣の柴安嵓へ。50mほどの登り返し(白目)

登り返す途中に大きな岩が。すれ違った人に「天然のクーラーだよ」と教えてもらい立ち寄り。ホントに冷気!
50mほどの登り返しを経て柴安嵓に到着。トンボが非常に多いです!こちらも絶景で、向いの至仏山がよく見えます☆

休憩は爼倉でとれていたのでささっと下山へ。予報では昼過ぎに降雨とのこと。そんな気配はどこへやら...と思っていたら少し遠くで雷鳴が...で、なんと尾瀬沼のちょっと先の方で集中豪雨しているのが肉眼で見えました
Σ(゚Д゚;)マジカ

そして下山路は見晴らしの方へ。雨来ないで―、と思っていたら、しっかりやってきました(^^;)
単なる思い込みだったんですが、最初の10分くらい?はほんとに小雨という感じで...なのでそんなおおごとにはならなだろうとう感じで、レインウェアは出さずにツエルトにくるまるだけにしたんですが、これがケチのつきはじめでした(^^;)

あるタイミングを境に、急にバケツをひっくり返したような大雨に。ここにきてやっぱりレインウェア出しておけばよかったかなと後悔するものの時すでに遅し。そして登山道場があっというまに泥水の川に変貌していました(^^;)
しかも、登山道上には結構な数の倒木があり、くるまっているツエルトを手で押さえている身としてはなかなかに注意を要するシチュエーションでした。
加えて普通のところでも水の流れていないポイントを選ぼうにも、元がぬかるみの酷い場所なので足を置いて荷重をかけると文字通り粘土のように力が逃げていき、却ってバランスを崩して危ない感じでした。ひどいのになると、まるでフィギュアスケートのように身体がくるっと一回転しました
(^^;)
そしてバランスを保とうとして足は川の中にズボッ!と。。。この時点で色々とあきらめがつきましたw

怪我をしないことが最優先なので、それ以外のことは全て気持ちの中で捨てましたwその話で言うと、ズボンのポケットの中には財布とスマホを入れていました。ツエルトをくるんでいるものの、上半身の隙間から侵入してきた雨水がまず上着を濡らし、段々とそれが腰のベルト⇒ズボン、と降りてくるのが分かりました。
で、あるタイミングでそのポケットのところを触ってみるとチャプチャプ!という明らかに水をたっぷり含んだ感触が返ってきました(^^;)
財布についてはお札がちぎれるか、スマホにいたっては故障も覚悟かなぁと思いつつ、そんなことに気を取られていると危ないので、まずは下界の木道につくまではそれにだけ注意を向けることに。

隊列が延びていて、私が先行の2人に追いつくと、傘を持っていてそれでレインウェアに着替えているところでした。私はその時点で一瞬でも剥ぐと却って面倒なことになりそうだったので、そのままツエルトで突き進むことにしました。
やはりウェア組の方が足は進むのでまた追い越されましたが、そのうちに雨雲も去って次第に川(道です)も水が引きました。まじでほっとしました(^^;)とはいえいつまたぶり返してくるか心配が続いたので、ツエルトはそのままに...

ゆっくりゆっくり歩き、遂に木道に到着です☆最後は私の後ろのひとりの合流を待って、それですぐ先の宿泊小屋に。
最終的には16時ごろに無事に小屋に到着出来ました。
(*´ω`)

尾瀬ヶ原散策組は既に到着していて、我々が最後のゴールでした。
チェックインを早速済ませ、まずは乾燥室に案内してもらえました^^小屋内はとても広々としていてとても清潔で最高の空間!
床板を汚さないよう、靴下は脱いでどろのついたスパッツもふくらはぎまでたくしあげていざ乾燥室へ。濡れたものを乾かさせてもらえてありがたいです
(^人^)

書き忘れていましたが、チェックインする直前に、小屋横の靴洗い場で靴底の泥を洗い落とし、アッパー部分も可能なかぎり水洗いしました。
そして部屋に案内してもらったら、まずは乾いた衣類に着替えていざ浴室へ。山でお風呂に入れるって言うだけでもう最高の贅沢!リフレッシュ完了(*´ω`)
お風呂の後はジュースを一杯☆みんなはお酒ですがw この1杯のために頑張っているとも言えます(*´ω`)

そして時間が来たら夕飯~ 見た目からしてもう幸せ。
あとはみんなで楽しく酒盛りタイムw私はアルコールに弱いので3杯でもうふらふらに。前夜からの寝不足もあったと思いますが、ちょっと目を閉じるとそく寝落ちでしたw

ところで昼過ぎの豪雨で衣類が結構濡れましたが、ザックが無事だったのはある意味奇跡でした。中古品で、今夏の暑さですっかり加水分解が進んでいましたので先月には重曹で丸洗い。結果防水能力は貧弱だと思っていましたが、外側が若干湿ったくらいでに荷物は全く無事でした。
その話のついでですが、財布ややはりお札がずぶぬれで、部屋で一枚一枚広げて乾かす始末にwあと一番懸念していたスマホも全く無事で、ちゃんとUSBケーブルを差し込むところまで機能が生きていました。
ホッとしましたw

初日はこんな感じです。翌日は至仏山!と考えていたんですがこのずぶぬれ具合やらなんやらで、結局は尾瀬ヶ原を抜けて普通に鳩待峠になりましたw
(初日終了)

尾瀬、2日目の朝
まずは午前6時に朝食です。種類は忘れてしまいましたが、焼き魚が美味しかったです。白米、味噌汁、焼き魚、お漬物 これが揃うだけで幸福度上昇します☆
食後は出発に向けて準備整えます。
朝方は、尾瀬ヶ原の窪地は霧の吹き溜まりだったような記憶です。それでも出発する頃には昨日に劣らず快晴でした。

7時30分ごろに出発しました。昨日は至仏山行くかどうか、なんやかんやありましたが、ここはひとつ、平和に尾瀬ヶ原をゆったり散策ですwありがたいことに帰りはクルマに同乗させてもらえることになりました。
一路、鳩待峠を目指します。

前回尾瀬に来たのは2023年のGW。その時は初日に山の鼻~龍宮小屋を往復しましたが、結構な距離があることをその時の経験から記憶していますw
距離のことはあまり考えず、のんびりとー
しかし尾瀬ヶ原、登山と違って木陰がないので日差しが強烈w 帽子をかぶってせめてもの抵抗です(^^;

昨日ずぶぬれになった登山靴、やはり充分に水は飛びませんでした(^^;) でも晴れの中で履いて歩いていると、内側は体温も手伝ってか徐々に乾いていくのが実感できました。

途中、龍宮小屋を過ぎ、さらにまっすぐ。他のメンバーは大半が東電小屋方面に大きく回って歩いているようでした。
写真の柵は最近のものでしょうか?前回は見た記憶がないです。
橋の上で、近くのハイカーさんが見つけていました♪カモの親子
そして池塘のある景色...眼福(*´ω`)

振り返って燧ケ岳をみると、すでに雲がもくもくと湧いていましたw

ようやっと山の鼻に到着― 先を歩いていたメンバーが休息していたので私もドリンクタイムw
急ぐ必要もないのでのんびりしてから行動再開。
最後は山間の道を縫っていきます。
無事に鳩待峠到着です♪

そして早速ソフトクリームw
一休みしたら乗り合いバスのチケット買って尾瀬戸倉まで戻りました。
今回は初日の波乱もありつつ、小屋ではまたみんなと楽しい時間を過ごせて、最高に充実した尾瀬探訪になりました(^^)
またみんなとあそびたい♪
今回はこんな感じです
ーおしまいー

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フォトギャラリー:52枚

浅草から後産に向かうのは初めてです

リバティ号 コンセントあって嬉しい^^

会津高原尾瀬口駅

休息

人多いww

御池ついた!

いざスタート☆

絶景!!!

なかなかのガレ場

斜面崩れてました

やっと8合目(笑)

爼倉到着

こちらは柴安嵓

ゲリラ豪雨www

酷い豪雨を抜けてゴーール!

下山後の一杯は至福

夕飯豪華!

こちらは朝食(*´ω`)

一晩お世話になりました☆

いざ鳩待峠へ

ハチさんかわいい

水のある風景

振り返れば燧ケ岳

鳩待でさっそくソフトクリームw

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装備・携行品

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登った山

燧ヶ岳

燧ヶ岳

2,356m

尾瀬ヶ原

尾瀬ヶ原

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