行程・コース
天候
【第一日】曇り
【第ニ日】晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前日の11時過ぎに出発し、午前2時頃登山口の駒ヶ根高原スキー場駐車場へ到着しました。
この登山記録の行程
Start(04:51)・・・池山林道終点(06:57)・・・池山小屋分岐(09:18)・・・大地獄(12:36)・・・分岐点(16:24)・・・空木岳(07:56)・・・分岐点(09:29)・・・大地獄(11:38)・・・池山小屋分岐(13:29)・・・池山林道終点(15:13)・・・Goal(16:37)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
中央アルプス制覇に立ちはだかった最後の砦でした。いつか行かなければいけないと思いつつも後回しにしていた山、無理をすれば日帰りも可能なコースタイムだったので、挑戦しようと思いたったのが最初のケチのつけどころだったのでしょう。更に最初の分岐がトラップでした。散策ハイキングコースに迷い込み、更に迂回しようとしたら、そちらも踏み跡を見間違えたのかルートから外れ迷い込み、やっとのことで車道へ出ましたが、相当迂回させられて、林道終点に出るまで2時間かかりました。更に、体調不良が重なったのか、気力はあるのに足が前に進まず、10時を過ぎた頃から本日の登頂を早々と断念し、避難小屋泊まりへと目標を変更しました。
三本木からタカウチ場くらいまでは、遅いながらも歩きやすい道だったのですが、その先から、段差が多く、短い足には大変で、更に時間がかかり、大地獄小地獄を越えたあたりから、すれ違う登山者に、小屋の混雑状況を確認し、泊まれる事がなんとか分かり、それが気力の後押しとなりました。進めども進めども最後の分岐は遥か彼方で、分岐手前で大粒の雨が降り始め、コースタイムの倍かかってようやく避難小屋へ到着しました。
辛いとは違うしんどい状況で、進みたいのに全然進まないこのコースタイムはなんなのか、私の歩き方や体調が悪いのか、今までにないヤキモキする状態でした。小屋には5人先客がいて、1人入っても充分なスペースがありました。朝食事してから飴玉以外栄養補給はしていなかったですが、私の悪い癖で、水以外体が受け付けなかったので、食料はあったのですが、そのまま就寝。
朝は日の出前に起床し、さすがに少し燃料を補給して、6時前には出発しました。そこからも全くペースは上がらない沢沿いのガレ場の登りを、ヤキモキ状況でしたがなんとか7時半前に駒峰ヒュッテに到着、と同時に雷鳥さんの親子がお出迎えしてくれ、少しの癒やしとなりました。ここから見る最後の登りに嫌気がさしていましたが、何のために小屋泊まりしてまでここに来たのかと奮起し、最後の登りを開始したら、何とルート上に先程の雷鳥親子が私を先導するように登っていき、可愛らしい姿で和ませていただきました。そんなこんなで、ここだけは、サクッと呆気なく登頂できました。
下りは、小屋側ではない歩きやすいルートを選びましたが、やはりこの体調で駒石まで1時間、更に分岐まで30分程でやはりコースタイム倍かかりました。ここから長い長い小地獄大地獄の痩尾根を越え、池山小屋水場に着いたのが1時半、少し多めの休憩をとり、三本木林道終点分岐が3時半。結局4時半頃ようやく駐車場へ到着しました。
精も根も尽き果て、車に着くなりシートを倒して爆睡。移動してからでもよかったとは思うのですが、何しろ体が動かないので、その場で3時間くらい、気がついたら真っ暗になっていました。
ここにはもう2度と来ません。私には、このコースタイムは狂っていました。
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