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礼文島西海岸8時間コース

礼文島8時間コース( 北海道)

パーティ: 5人 (TakayaGoto さん 、ほか4名)

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行程・コース

天候

曇り一時雨

登山口へのアクセス

バス
その他: 宿泊地桃岩Y.H.からセイコーマート前まで送っていただき、そこから浜中までバス移動。

この登山記録の行程

Start:浜中バス停(07:19)・・・西上泊分岐(07:55)・・・澄海岬(08:11)・・・西上泊(08:28)・・・礼香寺前(17:18)・・・桃岩Y.H.(18:05):Goal

コース

総距離
約26.3km
累積標高差
上り約1,065m
下り約1,057m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

礼文島には高い山はありませんが、この8時間コースは歩行距離約26km、獲得標高約1000mなので、なかなか歩きごたえのあるルートです。
ざっくりですが、前半はクマザサをかき分け歩くルート、途中砂滑りの坂を下ったあと波打ち際を歩き、後半は一部樹林帯となっており、変化に富んだコース体験ができます。
もちろんそれだけではなく、めったにお目にかかれない絶景ポイントがいくつもあります。
アクセスは決して良くないのですが、道北方面を訪れるチャンスのある方は、もう一歩足を伸ばして礼文島を歩いてみることをお勧めします。

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フォトギャラリー:41枚

浜中パス亭前からスタートです。

まずはゆるやかな舗装路ののぼりを進みます。
ウォーミングアップにはちょうどよいです。

一時間ほどで澄海岬(すかいみさき)に到着。
以前は「西上泊海中公園予定地」と呼ばれていた場所です。
このあたり一帯は利尻礼文国立公園内なので新たに施設は建設できないので、永遠の予定地ということ。
それではあまりに寂しいので新しく名前付けようということで公募の中から選ばれたのが「澄海岬」。
文字通り青く澄んだ海なので、とても良いネーミングですね。

西上泊の漁港付近を通過。

途中、島民の方が昆布を干していました。

建物脇の小道を通り、トレッキングルートにとりつきます。

ここからしばらくは、桃岩Y.H.オリジナルコースのルートとなります。
かなりの急斜面を登っていきます。

クマザサなど生い茂るルートを進みます。

礼文島西海岸はほとんど立ち木がありません。

一般観光客向けの8時間コースに合流すると歩きやすいルートになりました。

しばらく行くと見晴らしの良い場所に出ました。
さきほど通った澄海岬や西上泊の漁港が遠くに見えます。

召国分岐というところです。

手前の黄色い花はオオハンゴンソウのようにも見えます。

右手に日本海を眺めなら進んでいきます。

このあたりは起伏がゆるやかなので、歩きやすいです。

一の橋というところまでたどり着きました。

またまた見晴らしのよい場所に出ました。

こんな感じの眺めです。

クマザサが生えていない起伏の上にあがってみましたが、とてもいい眺めです。
海側から強い風が吹いていました。

少し地形が険しくなってきました。

尾根筋のような所を進んでいきます。

これが通称「砂滑りの坂」と言われている所です。

坂を下った所は、ちょっとした海岸になっています。
ここでみなさん、しばし休憩。

ここから先は波打ち際までそそり立つ断崖の最下部をたどって進みます。
満潮時や波が荒い日は通れません。
その場合は別ルートを通ることになるのですが、幸いこの日は通過できました。

足場の悪い場所がしばらく続きます。

宇遠内の漁港に着きました。

ここでお昼にします。
Y.H.の女子ヘルパーさんが真心込めて作ってくれたお弁当(\700)をいただきます。

予報ではこのあと大雨ということなので、蒸し暑いけれどレインウェアを着て出発です。

宇遠内分岐点という宇遠内と香深港のちょうどう中間ぐらいの地点になります。
ここまでの間、予報通り大雨となりました。
幸い、雨は降ったり止んだりを繰り返し、腕や顔に当たる雨しずくが心地よくもありました。

もしこれが雲ひとつ無い晴天続きだったら、多分持ってきた3〜4リッターの飲料水では足りなかった可能性があります。

人工物が何一つ無い景色が続きます。

この付近も起伏が少なく歩きやすいルートです。

白い小さなお花が咲いていましたが、それがレブンウスユキソウだったのかな。

遠くに見えるのは元地漁港です。

しばらく歩くと雲に覆われた利尻富士が見えてきました。

天気はほぼ回復したようです。

中央に見えるのが地蔵岩です。
お地蔵さんのような形をした岩ということではなく、合掌しようとしている手のように見えることが名前由来らしいです。
なら「合掌岩」の方が分かりやすかったではないでしょうかね。

一旦東海岸側のトンネル入口まで下ってきました。
それしかルートが無いのです。

トンネルの抜け、西海岸側の舗装路進みます。
ここまできたら到着したも同然なのですが、ここからが結構長く感じました。

Goalの桃岩Y.H.が遠くに見えてきました。

Y.H.のヘルパーさんと宿泊客の皆さんがお出迎えしてくれました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池
タオル 帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー
携帯トイレ 非常食 行動食 GPS機器

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