行程・コース
この登山記録の行程
姿見駅(06:45)・・・第3展望台(07:01)・・・旭岳石室(07:15)・・・旭岳(08:23)[休憩 10分]・・・旭岳石室(09:31)・・・姿見駅(09:46)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2025/08/28~08/31 2泊4日で北海道にいきました。
選んだ山は、礼文岳、利尻岳、大雪山(旭岳)です。
今回は8/31最終日、旭岳のレポートになります。
気温はロープウェー姿見駅で11℃、山頂で6℃。あいにくの雨です。
夏の格好で行ったら寒いと思います。防寒対策は必須です。
全体的な印象としては登山者の4割は外国籍の登山者でインバウンドでの登山旅行者が恐らく大半だった。
この状況は初めてだったので、驚きました。(逆に外国に来ている感覚になる。英会話できると尚良い)
日本人は、20代くらいのグループ登山が中心で、時々老夫婦と言った具合。
雨ということも分かっていたので、空いています。快適に歩けます。
それでも礼文岳や利尻島よりは圧倒的に人は多いです。
冒頭で説明した登山の客層から見るに、昨今のヒグマ報道の影響もあるように感じた。
(20歳前後くらいの若者と、外国人以外の登山客が非常に少ない)
しかしながら、熊スプレーを見える所やホルスターにぶら下げて歩く人は、全体の1割くらいで、
ロープウェーを使わず登山道に入られる方が装着していたぐらいでした。
一方で熊鈴はほぼ全員装着されていました。こういうのを見ると、北海道の山を登っているんだなと、
思いますね。
山頂手前の急登で、
濃霧がひどくて視界が見通せないところ、数メートル先から突然リスが飛び出してきて驚きます。
リスは可愛らしくて良いのですが、やはり精神的安心も含めて、スプレーをすぐ使える場所に、
ぶら下げるなどして歩いた方が良いと個人的には思います。私もそうしています。
旭岳は猛暑の季節とは思えないほど涼しく、気持ちが良い散策が出来ます。
本当は見晴らしが良ければまさに楽園で、最高の景色なのでしょうけど、
濃霧の登山もそれはそれで幻想的で、限られた視界からも濃厚な火山帯の煙が冒険感を醸し出し、
ほどよい緊張感、爽快感、非現実感が楽しめます。土の層が、赤黒白と所々で変わるのもユニーク。
旭岳のロープウェー駅付近は整備が行き届き、観光地的な雰囲気で忘れがちですが、
活火山で有毒温泉エリアもあるし、山頂や周回コース縦走となると、本格的な登山道になります。
防寒対策、羆対策を含めたあらゆる対策で挑戦して欲しいです。
黒岳や、白雲、トムラウシ、石狩、ニペッソ、十勝など各方面への長距離縦走も
安易な遂行こそ出来ないものの、山を登るものとしての憧れや浪漫があります。
今回は、なかなか行く機会がない北海道で、礼文、利尻、大雪山と貴重な登山経験が出来ました。
無事に2泊4日の旅を終え、予定通り成田空港まで帰還いたしました。お疲れ様でした!
ブログの方も宜しくお願いします。
https://mountain8.info/ 週末は山の中
下の写真も参考にしてください。
フォトギャラリー:11枚
6:00 旭岳ビジターセンターに到着。ほとんど誰も居ない。駐車場は1日500円でした。
熊スプレーを装着。精神的安定に効果的。熊鈴も装着しています。
ナイフを腰に装備。刃渡り27cm。精神的安定に効果的です。
ロープウェーからの撮影。日本一、早く紅葉が訪れる大雪山らしく、風が吹き抜ける所では紅葉が始まっています。
ミヤマリンドウ。
展望地の先の谷川から煙が出ています。硫黄の臭いが強いです。富山県の室堂よりかは若干臭いは控え目でした。
ほぼ見通しのない中、グループ登山で皆、頑張って登っていました。
北海道最高峰、大雪山旭岳登頂!展望ゼロ。
銅のサビ具合がカッコいい
幻想的な世界。これはこれで良し!この感じだと、積雪後のホワイトアウトは正確なルートファインディングやGPSは必須だと思います。




