行程・コース
この登山記録の行程
姿見駅(09:54)・・・第3展望台・・・旭岳石室(10:14)[休憩 5分]・・・旭岳(11:57)[休憩 19分]・・・旭岳石室(13:24)[休憩 5分]・・・姿見駅(13:41)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
天気が微妙だったが、せっかく北海道に来たので登るしかない!!と・・・
天気予報では10時頃から雨足が弱まりそうだったので決行。
今回は百名山 大雪山系 旭岳(2291m)へ。
北海道の屋根といわれる、北海道最高峰である。
ということは百名山と都道府県最高峰を同時にとれる一挙両得というやつだ!!
前日にラビスタ大雪山に宿泊していたので、いつもの登山当日のようにバタバタせず、ゆっくり出発。
新千歳空港で借りたレンタカーで、ほんの数分で大雪山旭岳ロープウェイ駅に到着。
雨は止む様子がないがとりあえず乗車し姿見駅に向かう。
到着後寒かったのもあり、レインウェアを着て、モンベルでレンタルした熊スプレーをショルダーポケットに装着してスタート。
雨は止むどころかますますひどくなり、どんどんガスもわいてきた中を黙々と進む。
これではクマの心配もなさそうだ。
姿見の池は全く見えず、ガスが噴出する「シュー」っという音と硫黄臭は感じるものの、噴気孔を見ることもなく遊歩道から登山道に入る。
遊歩道は川になっているが、登山道に入ると火山の岩石帯となり水の被害はなくなるがスリップ注意で進む。
20〜30m先も見えないが、登山道両側にロープが張られているのでロストする心配は無いので安心して登れる。
途中、岩稜帯から火山特有のザレ帯も出てくる。
山頂が近づくにつれ風の勢いも増し、休憩なしで登り続ける。
午後からなんとか少しでも視界が広がることを期待したが、まったくガスが抜ける気配はなく、そのため登山者も数名程度と淋しい百名山だ。
金庫岩から山頂までの稜線は風の抜け道のようで爆風に曝される。
スタートから巻き気味の2時間で登頂。
不思議に山頂では風がないが、当然なんの眺望もない・・・。
白き山頂ではしょうがないのでそそくさと下山。
途中、20名ほどのパーティとすれ違ったが、みなさん暗い表情で登っておられた・・・
そりゃ旭岳は人生観が変わるほどの絶景と言われているのに、この白き世界ではホントにガッカリだ。
下山も1時間半でサクッと完了。
景色は何もなかったが、無事登頂できたことだけが救いの約4時間の苦行だった。
旭岳はなんのコメントも感想も記しようがないリベンジ百名山となった。
前回の登山で痛くなった左膝は、まったく問題なく登って下ったが、終盤に少し兆候が出たので今後も要注意だ。



























