• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

カロー大滝と日原の獅子舞

カロー谷経路、カロー大滝、ヨコスズ尾根( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 往)奥多摩駅より東日原バス停
復)東日原17:30発のバスにて奥多摩駅

この登山記録の行程

東日原バス停(9:00出発)-一石山神社・獅子舞見学(9:20/10:00)-カロー橋(10:18/10:32)-カロー谷経路分岐(11:10)-カロー谷木橋(11:40)-16/15林班界標(12:06)-(ヨコスズ窪右岸の尾根)-カロー谷左岸水平経路分岐(12:30)-カロー大滝(12:47/13:10)-(カロー谷左岸水平経路)-崩壊地(13:55)-ヨコスズ尾根(14:37)-日原小学校跡地(15:35)

コース

総距離
約11.6km
累積標高差
上り約1,284m
下り約1,284m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

日原の奉納獅子舞に合わせてカロー谷を歩き、カロー大滝と日原の獅子舞を見物してきました。
厳しい残暑が続いていますが、山の中ではヤマジノホトトギスが咲き始めています。

≫例年9月の第一日曜日に行われる日原の奉納獅子舞に合わせて考えたコースです。
当初は稲村岩か燕岩に上ってみようかとも考えましたが、奉納神事の最中にご神体を踏んで歩き回るのは気が引けましたので、長らくポケットに仕舞っていたカロー大滝を見に行くことにしました。

入山前に一石山神社の宮入りと一立目の「笹がかり」を見物してから小川谷林道に進み、ハンギョウ尾根に取り付きました。
歩いたのは登山詳細図に破線(一部自粛要請区間あり)で記載されている「カロー谷経路」の下半分で、ところどころで踏み跡が消えかかってはいますが、無事にカロー大滝まで辿ることが出来ました。

下山には、旧日原小学校跡を目指してカロー谷左岸の水平経路を辿ってみました。(登山詳細図でヨコスズ窪の右岸尾根でカロー谷経路と別れ、「→×」となっている径です。)

上手くいけば、てんてんさんが何度か記録で紹介しておられる「ヨコスズ尾根西面の中段道」に繋がっているかと期待しながら進みましたが、途中の煙窪を越えた辺りから踏み跡が怪しくなり、その先で広範囲な崩落地帯に行く手を遮られましたので、250m程登り返してヨコスズ尾根の一般道に退避しました。

下山した先のスポーツコミュニティ広場(旧日原小学校跡)では、ビールを片手に「道中」と「四本がかり」を見物。
バス時間の都合で千秋楽の「女獅子がくし」を見届けられなかったのは残念ですが、念願のカロー大滝と日原の獅子舞を見ることが出来て大満足な一日となりました♪

本日の総歩数27,329歩、消費エネルギー2,342kcal也

続きを読む

フォトギャラリー:57枚

朝の稲村岩。いずれ上ってみたいと思います。

小川谷へ、、、

折しも、一石山神社の獅子舞の宮入りが始まるところでした。

初めて目にする「日原の獅子舞」です。

約30分。「笹がかり」の演目を見物しました。

獅子舞がひと段落したところで神社に入山のお参りを済ませ、、、

演目を済ませた獅子舞連の皆さんを後に、、、

ご神体の燕岩を見上げながら先に進みます。

小川谷林道へ、、、(現在、通行止めが続いています。)

カロー橋で足回りを整えて、右岸のハンギョウ尾根に取り付きます。

ハンギョウ尾根の踏み跡は明瞭です。

お久し振りのヤシャブシ

小屋跡を通過

途中で尾根筋を離れ、路肩に杭が打たれた「カロー谷径路」に入ります。

途中、開けた台地上の地形を通過。

余り見掛けたことのない、水道局のマークが入った杭の列が残置されていました。

ホトトギスが咲き始めていました。

踏み跡が分かり難いですが、偶に赤テを見掛けました。

台地上の地形を抜けて、、、

谷に下降します。

徐々に沢の音が近づいて来ます。

カロー谷の沢底に立派な木橋が架かっていました。

橋の下流側は堰き止められて水地となっています。

橋河岸の小屋跡に眼鏡の忘れ物。

しばらく左岸の踏み跡を辿ります。

右から流れ込んでくるヨコスズ窪の流れを跨いで通過。

その先の本流の木橋は崩れて渡れませんので、飛び石伝いで右岸に渡りました。

しばし右岸の踏み跡を辿ります。

16/15の林班標識のところで左岸に戻ります。(木橋は流されて見当たりませんでした)

左岸に、折り返しで右上する踏み跡があります。

ヨコスズ窪右岸の支尾根にジグザグの踏み跡が続いています。

水平道と合流。尾根筋はそのままヨコスズ尾根に続いています。

水平経路を上流側に北上します。

この径のシンボルと言えそうな斜めの木。
ハンギョウ尾根のヤシャブシを彷彿させる姿です。

くわばらくわばら、、、

カロー大滝が見えてきました。

念願のカロー大滝を初めて見ることが出来ました。

台風後でもありましたので、水量はまあまあでした。

谷の右岸にカロー谷経路の上半分が続いていますが、今回はここで引き返します。

来た道を戻り、そのまま水平道を進んでみました。

最初の内は、木橋や石垣などでしっかりした踏み跡がありましたが、、、

崩壊気味の浅い谷筋を越える毎に道型が怪しくなってきます。

最後に見掛けた赤テープ。

登山詳細図にある「煙窪」を越えたところで大規模な崩落地に行く手を遮られてしまいましたので、やむを得ず、崩落地に沿って尾根を上がりました。

崩落地の最上部まで上がり、、、

そのまま、尾根伝いにヨコスズ尾根の稜線を目指しました。

崩落地からの高度差は約250m。傾斜が緩くてとても歩き易い尾根でした。

右手(南側)に滝入ノ峰が見てとれます。

ヨコスズ山の北のコル付近でヨコスズ尾根の一般道に合流しました。

そのまま一般道を駆け下りました。

最後は、小学校跡を目指して「巨樹コース」ルートへ下ります。

小学校跡(現在は日原スポーツコミュニティ広場)が見えてきました。

午後は、こちらで五立の獅子舞が演じられます。

かつて東叡山寛永寺に属し輪王寺宮の所領であった一石山神社の獅子舞は、奥多摩獅子舞の中でも別格とされています。

獅子は袴姿で、水引には皇室の御紋章である「十六の菊」と「五七の桐」の紋を付けることが許されています。

冷たいビールを2本頂きました♪

終演まで見届けることが出来なかったのが残念ですが、、、
17:30のバスで氷川に戻り、いつもの飲み屋で余韻を楽しみました。

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

  • ガバオさん、こんにちは

    獅子舞が、集落ごとに特徴を残しているというのもすごいですが、カロー大滝をめぐる探検にも魅入られてしまいました。写真を拝見したら、杣人や猟師にでもなった気分です。
    まあ、私じゃあ単独行はとても無理そうなので、心にきつくブレーキをかけておくことにします。笑

  • ガバオさん、こんにちは。

    崩落地はやはり突破できないんですね。
    木橋から崩落地の手前に登る踏み跡が有るような無いような感じでしたがその踏み跡も無さそうだったのですね。
    そのまま尾根を上り詰める所が手慣れてきた証拠で、流石であります。

    渇水期はチョロチョロで迫力のないカロー大滝なので、良い頃合いだったかと。

    おつかれさまでした。

  • すてぱんさん、こんにちは。
    今回は、獅子舞に合わせることで、今まで中々歩く機会が無かったカロー大滝を巡る経路を歩くことが出来ました。特に、朝の一石山神社での神事にも立ち会うことが出来たので大満足です。
    奥多摩にはこの手の巡視路が縦横に走っているので、歩きでがあるというものですww

  • てんてんさん、こんにちは。
    お陰様で、ポケットに入れっ放しだったカロー大滝にようやく行くことが出来ました。
    件の崩落地ですが、横断することは可能だと思いますが、、、崩落地の手前辺りから既に道型が消えてしまっていたので、横断した先で踏み跡を探す自信がありませんでしたので、そのままヨコスズ尾根に上ってしまいました。
    水平道の下部は、また改めて訪ねてみたいと思います。

関連する山岳最新情報

登山計画を立てる