行程・コース
天候
初日、晴れ、夕方からガスがかかる
二日目、霧、山頂からの視界ゼロ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
上高地への沢渡駐車場までマイカー。1日800円、3日で2400円
この登山記録の行程
【1日目】
河童橋(05:26)・・・明神(06:03)・・・徳沢(06:45)[休憩 10分]・・・横尾(07:42)[休憩 32分]・・・一ノ俣(08:59)・・・槍沢ロッヂ(09:34)
【2日目】
槍沢ロッヂ(05:19)・・・ババ平(05:54)・・・乗越沢(06:20)・・・天狗原分岐(07:01)[休憩 9分]・・・グリーンバンド(07:45)・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(08:26)・・・槍ヶ岳山荘(09:08)[休憩 9分]・・・槍ヶ岳(09:40)[休憩 69分]・・・槍ヶ岳山荘(11:29)
【3日目】
槍ヶ岳山荘(05:09)・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(05:37)・・・グリーンバンド(05:51)・・・天狗原分岐(06:22)・・・乗越沢(06:51)・・・ババ平(07:08)・・・槍沢ロッヂ(07:27)[休憩 9分]・・・一ノ俣(08:05)・・・横尾(08:42)[休憩 18分]・・・徳沢(09:41)・・・明神(10:18)[休憩 31分]・・・河童橋(11:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初めて槍ヶ岳に登りました。私にとっての北アルプスデビューでもありました。
ということで、これから槍を目指す人の参考になれば幸いです。
私は登山歴8年、その大半は八ヶ岳で、月に2〜3回、昨年は30回登りました。
八ヶ岳は主要ピークすべてに登っており、それらすべてで冬山も制覇しています。一番多いのは蓼科山で50回以上、赤岳も40回以上登りました。蓼科山のような軽い山はコースタイムの8掛けくらい、赤岳は9掛けくらいの時間で登ります。
特別なスキルがあるわけではなく、全部自己流ですので、レベルとしては中級ということになりましょうか。こんな私ですので、計画段階で標高差や距離などを見るにつけ、登頂できるかどうか大いに不安もありました。
今回は上高地から、コースタイムのほぼ真ん中へんにある槍沢ロッジに一泊して槍を目指す、一番軽いコースでした。荷物を軽くするためザックは小型、それに冬用のセーターや登山用のダウンなど防寒具を加えた、必要装備一式を詰め込みました。
初日は、距離は長いものの標高差はそれほどありません。上高地から出発するので、次は上高地観光を楽しみながらもう少しゆっくり歩こうと思いました。
二日目、いよいよ槍ヶ岳ですが、槍ヶ岳山荘までは危険な場所は一切なく、また斜度も思ったほどではありませんでした。岩場に鎖や梯子が連続する赤岳の地蔵尾根のようなスリリングな場所は一切ありません。
ただ、距離は長いですね。穂先が見えてくるのは歩き始めから2時間もかかります。
槍の穂先が見えてから山荘まではかなり長い、ジグザグのガレ場の登りです。私はこの辺りでも体力に余裕がありまして、たくさんの先行組を追い抜きました。這う這うの体で今にも倒れそうな人も何人かいました。
穂先の登りは、赤岳のキレット分岐から竜頭峰分岐までの岩場を彷彿としました。ただ斜度は全然きつかったです。随所に鎖がありますが、鎖に頼らなくても問題なく登れます。梯子もいくつかありますが、上りと下りが別々になっています。最後の梯子は体感的にはほとんど垂直、しかも下を見ると足元に地球が広がっていると感じるほどの高度感でした。
穏やかに晴れあがった穂先には、1時間以上いました。その間常に10人以上いましたが、その大半も同じ。下りたくないよね、と皆さんおっしゃっていました。ちなみに、下りのほうが怖いです。
ということで、普段からしっかり登っている人であれば、そんなに難しくはないと思いました。
次は、今回行けなかった天狗池も行きたいと思います。今回も行こうと思い途中まで歩きかけたのですが、この時点で雲がどんどん厚くなり天気が崩れそうな感じだったので、止めました。結果的にはこの後天気が回復したので、かなり心残りとなりました。
コースタイムを正確に書くため、要所要所に到着した時、休憩した時は出発するときにもスマホであたりを撮影し、その数字を入れましたので、ほとんど正確です。





































































