行程・コース
天候
1日目:曇り 2日目:晴れのち曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
11日夜発諏訪PAで車中泊、12日05:40にさわんど駐車場につくもこの時点ですでに満車!!!茶嵐に案内されるもここも満車!さわんど大橋まで戻って入れなかったことを伝えると、池尻湿原へ向かう登坂を上がったところのつつき駐車場を案内され、何とか止めることができた。が、急いで支度をしてさわんどバスターミナルに向かうとすでに300人くらいのバス待ちの人・人・人・・・登山客というより大半が日帰りの観光客の様子。06:30に並んでバスに乗れたのはなんと08:50、、、紅葉の季節の上高地、恐るべし。
この登山記録の行程
【1日目】
田代橋(09:30)・・・西穂登山口(09:33)・・・焼岳登山口(09:41)・・・峠沢(10:20)[休憩 6分]・・・焼岳小屋(12:11)
【2日目】
焼岳小屋(07:00)・・・中尾峠(07:20)・・・焼岳北峰(08:33)[休憩 10分]・・・中の湯新道分岐(09:45)[休憩 10分]・・・焼岳登山口(10:59)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
焼岳は上高地から手軽に登れる百名山として有名で日帰登山客が多いですが、今回は小屋迫で西穂山荘方面からの縦走を計画。紅葉の季節で混雑も予想されましたが、西穂方面から縦走する人は少ないと予想して縦走する計画を立てました。
当初1日目はさわんどからバスを乗り継ぎ、新穂高ロープウェイを利用して西穂山荘~割谷山~焼岳小屋コースを予定していたが、バス3時間待ちで予定通りのスタートが厳しくなったため、帝国ホテル近くの上高地側の登山口からクライムオン。人気のコースだけあって登山客が多く名物のほぼ垂直梯子では順番待ち。観光の延長で来ているような服装の人もいました。小屋には昼過ぎに到着。受付は13時からなので小屋前で昼食をとってからチェックイン。日帰り客「ビール売り切れだって」「えー!」との会話に、小屋締めも近いし仕方ないのかなと思っていましたが、チェックイン後確認すると宿泊者用の在庫はあり、売店には出さなかったとのこと。感謝!
この日の宿泊客は6名。我々以外の2名2組さんはともに西穂山荘から縦走してきたとのこと。西穂前泊のお二人曰く「ロープウェイ終点から西穂山荘に上がるまで土砂降りの雨だった」「割谷山の稜線は狭い登山道がほぼ池になって、水をよけようとすると笹の斜面に足を置かねばならず、滑落しないように緊張を強いられた」とのこと。行かなくてよかったのかも。
翌朝は快晴とまではいかないものの天気は回復。中尾峠から展望台と言われている開けた高台に上がると素晴らしい景色が待っていました。笠ヶ岳~弓折~双六、続いて西穂~奥穂の穂高連峰が見え、斜面には紅葉が貼りついて、新穂高側から雲が流れるのが見え、がぜんやる気が出てきました。ただ雲が次々に流れてくるので、晴れたりガスったり。ガスのない瞬間をねらってシャッターを切ります。いったん下って北峰へ上り返すと岩の斜面から水蒸気が音を立てて吹き上がり、岩肌を触るとかなりの高温でした。北峰から雲海の上に浮かんだ乗鞍が見え、その下方にはこれから下る中の湯の登山道が、下草の笹の緑の中に伸びています。緑の中に赤・黄の木々がぽつぽつと点在する様がとてもきれいです。名残惜しいけれど下山日は連休最終日で昨日の混雑もあるので早めに下山開始。中の湯分岐まで戻り紅葉の斜面の中を下っていきます。上高地側と違って梯子や鎖はありませんが結構な下りです。休憩適地の広場まで降り山頂方面を振り返るも、山頂は雲がかかったり晴れたりの繰り返し。休憩中にソロのイタリア人と二三会話をし広場を後にします。広場を過ぎると赤・黄の紅葉がメインとなり登山道も緩やかになっていきます。
広場から1時間ほどで中の湯登山口駐車場に到着。ここから中の湯バス停までは約40分。上高地からのバスは満員で乗れない可能性があるのでアルピコタクシーに電話して予約をしようとしたら「バス停まで降りてから電話をしてください。その時いける車があれば配車しますが、満車の時は上高地方面に向かう空のタクシーをご自身で拾ってください」と塩対応・悲。仕方なくバス停に向けて出発しようとしたら「どこまで行くんですか?乗っていきますか?」と神の声。駐車場に車を止めていたかたが親切に声をかけてくださり、さわんど駐車場まで乗せてくださることに。ありがとうございます!感謝、感謝!本当に助かりました。
さわんど大橋まで送っていただきつつき駐車場へ。昨日の混雑はどこへやらすでにガラガラ。駐車場の管理しているかた曰く「年に2・3回はこういう日があり、昨日は今シーズン中でも一番の混雑だった」とのこと。駐めることができて本当にラッキー。
帰りの渋滞も予想されるので、さわんど温泉はパスして軽く身支度して帰路につきます。お風呂は諏訪SAの諏訪湖温泉へ。初めて入る諏訪湖温泉ですが、施設老朽化のため来年1月で閉店(下りは今月末まで)するそうです。入りたい人はお早めに。
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やっとの思いで帝国ホテルまでたどり着く
焼岳登山口 ここに来るまで何匹ものサルに遭遇(クマじゃなくてよかった)
静かな森の中を歩きます
斜度が上がり左手に崩壊地が見えてきます
紅葉が進んでます 曇りなのが残念
小屋手前のはしご のぼりとくだりの順番待ちでちょっと渋滞
ガスが、、、
笹原を進んで
小屋到着 受け付けは13時からなので小屋前で昼食をとって待機
チェックイン後夕食までの間に一服
翌朝 天気回復
上高地側の展望台から
朝食後頂上目指して出発
青空が見えてきた
いい感じになってきました!
山頂方面
注意書き
穂高連峰 谷間は上高地
笠ヶ岳~弓折岳
山肌から噴気が上がっています
シラタマノキ
山頂を目指す
青空です
岩から濛々と煙が上がってます
硫黄で岩が黄色くなっている
南峰は立ち入り禁止
乗鞍方面 雲海の下方の紅葉がきれいです
焼岳北峰から
山脈と雲海 素晴らしい眺めです
火口湖
雲が押し寄せて
分岐まで戻って中の湯方面へ
雲がかかってきてしまいました
紅葉が見事です 晴れてたらなぁ
休憩ポイントの広場から 晴れていれば焼岳山頂が見えます
下草の笹の緑とナナカマドの赤とブナの黄色
広場を過ぎると傾斜が緩み歩きやすい登山道になります
中の湯駐車場
無事下山
駐車場から
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | フリース | ロングパンツ |
| サポートタイツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック |
| スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | 傘 | タオル |
| 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 |
| 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 |
| トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | カップ | クッカー |
| カトラリー | ヘルメット |




