行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
いやしの里根場登山者用駐車場利用、未舗装、トイレなし。いやしの里根場入口に公衆トイレがあるが早朝は閉まっていて使用できないので、西湖根場浜駐車場トイレを使うように
この登山記録の行程
いやしの里根場登山者用駐車場(06:55)・・・いやしの里根場(07:05)・・・鍵掛峠(08:40) [休憩 10分]・・・鬼ヶ岳(10:25) [休憩 10分]・・・金山(11:00)・・・節刀ヶ岳(11:15) [休憩 25分]・・・金山(11:55)・・・鬼ヶ岳(12:25) [休憩 10分]・・・雪頭ヶ岳(12:50) [休憩 05分]・・・東入川砂防堤広場(14:20) [休憩 10分]・・・いやしの里根場登山者用駐車場(14:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
前夜の雨が上がり快晴。富士の展望を期待して、根場を起点に鬼ヶ岳から節刀ヶ岳へと一周した。ふもとの木々はまだ緑のままだが、稜線はすでに紅葉の盛り。見事な展望と合わせて、一足早い紅葉の山歩きを楽しんだ。
駐車場からいやしの里根場に向けて歩き出す。右手には朝日を浴びた富士がすっきりとした姿を見せていた。いやしの里根場はまだ開場前。入り口前を進み、道標に沿って左に曲がり、車道を進む。いやしの里根場は1966年の台風による土石流で流された集落を復活させた茅葺屋根の家屋を中心とした観光施設。道の途中にはその土石流から逃れた数少ない民家(国指定重要文化財)が建っていた。
土石流防止の砂防堰堤が作られている沢筋の道を進み、車道終点から道標に従って登山道に入って行く。昨日の雨の影響で登山道が滑りやすくなっているのではないかと心配したが、道はほとんど乾いていて歩きやすい。ガレているところが少しあるが問題なし。登るにつれて木々の紅葉が進んでいった。
鍵掛峠からの尾根道は紅葉が始まり美しい。岩場のアップダウンが続くが、岩場にはロープもあり気をつけて歩けば通過に支障はない。左手には眼下の西湖越しに富士が何度も見え、左手には甲府盆地越しに南アルプスや八ヶ岳の山並みが見える好展望地が何回も現れるので飽きることはなかった。朝が早いこともあり鬼ヶ岳に着くまで1組の登山者とすれ違っただけであった。
鬼ヶ岳山頂は「鬼の角」といわれる一組の岩が鎮座し、360度の好展望地。南アルプスから奥秩父にかけての山々が一望のもと。山頂に到着したときは誰もいなかったが、休んでいるうちに雪頭ヶ岳方面から1組の登山者が登ってきた。
鬼ヶ岳から節刀ヶ岳までは大きなアップダウンもなく気持ちのいい稜線歩きである。金山で十二ヶ岳からの道に合わさり大石峠への道を分けると山梨百名山に数えられる節刀ヶ岳に着く。山頂正面に富士がそびえ、東には河口湖の上に三つ峠のアンテナ群も見えていた。
鬼ヶ岳まで戻り、雪頭ヶ岳に向けて下山にかかる。朝会った雪頭ヶ岳方面から登ってきた登山者は道が濡れていて滑りやすかったと話していたが、そんなこともなく安心して歩けた。雪頭ヶ岳を過ぎると左手が大きく開けた富士山の好展望地がある。富士の左に山中湖の湖面が白く輝き、遠く箱根・大涌谷の噴煙が見えていた。
登山道はやがて広葉樹林帯に入る。すでに登山道に落ち葉が積もっていて一部道がわかりにくくなっているところがあるので注意が必要である。ピンクテープを見落とさないようにしたい。登山道がカラマツやヒノキの植林帯に入ると道は明瞭になり、やがて涸れ川となっている東入川にぶつかる。その後は沢筋を下り東入川砂防提を回り込めば砂防提下の公園に着く。あとは車道歩きでいやしの里根場である。
時間があればいやしの里根場内を散策するのもいいだろう。入場料大人500円。
フォトギャラリー:34枚
いやしの里根場登山者用駐車場。先行者1台のみ
いやしの里根場入口。まだ開場前で閉まっていた
この角を曲がり神社の前をとおって車道を進む
いやしの里根場から
車道終点の登山道入り口
登るにつれて木々の色が変わってきた
鍵掛峠
鍵掛峠からの富士
紅葉の道その①
岩場にはロープあり
甲府盆地越しの南アルプス
白峰三山
鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳
八ヶ岳連峰
岩と紅葉と富士
眼下に根場の集落。駐車場も見えた
ここを越える
奥秩父方面。金峰山には雲がかかってしまった
紅葉の道その②
鬼ヶ岳
鬼ヶ岳からの南アルプス
鳳凰三山、地蔵岳のオベリスク
紅葉の道その③
金山
節刀ヶ岳
節刀ヶ岳から河口湖方面
鬼ヶ岳に戻ってきた。鬼ヶ岳のシンボル「鬼の角」
雪頭ヶ岳に向かう道にあるはしご
雪頭ヶ岳
雪頭ヶ岳下の展望台から
東入川砂防堤広場
いやしの里根場
名残りのトリカブト




