伊予ヶ岳平群天神社からの山頂周回

日帰り

伊予ヶ岳（関東）

2025.11.22（土）

パーティ： 1人 (ｱｷﾗさん )

ｱｷﾗさん

行程・コース

天候

朝から午前中は快晴で風も穏やかでした。午後は雲が出てきて曇りのち晴れ。
山行中の気温は17℃前後で山登りにちょうど良い位でした。

登山口へのアクセス

マイカー
その他：伊予ヶ岳登山者駐車場は平群天神社の境内にあります。
県道から参道に入り鳥居を通って右手奥に15台程度の無料駐車場とトイレがあります。
隣地には2025年11月末完成予定で公園が整備中でした。
このため、食事処の「ごはんや伊予」は休業中だったのが残念・・・。

この登山記録の行程

天神郷バス停(07:55)・・・南峰(08:35)[休憩 15分]・・・伊予ヶ岳(09:05)[休憩 15分]・・・天神郷バス停(10:05)

コース

総距離: 約3.2km

累積標高差: 上り約379m; 下り約379m

コースタイム: 標準2時間10分; 自己1時間40分; 倍率0.77

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

海越しの富士山が見える房総半島の低山ですが、浦賀水道と三浦半島、富士山の大パノラマを観たくて天候を選び伊予ヶ岳に登りました。絶好の登山日和でしたが、海上はモヤが発生して富士山はスッキリとは見えなかったけど房総の里山を堪能できて大満足の山行になりました。この山は、房総のマッターホルンとも呼ばれる岩が特徴の山で、南峰直下の鎖場は切り立つ岩を登るので相応な体力と装備、技量も必要です。2023年4月には滑落死亡事故発生との看板もありました。北峰からの周回コースもロープを使って急斜面を下る区間が数か所あるので注意が必要です。また、夏季は山蛭が発生しているようなのでその対策も必要です。低山を侮ると痛い目に合います。

フォトギャラリー：44枚

富山国保病院裏手から見た伊予ヶ岳。
左奥が北峰、手前が南峰でマッターホルンのような岩山の風貌。

平群（へぐり）天神社境内の登山者駐車場。
朝7時半ですでに5台入っていました。

境内から見た伊予ヶ岳南峰。
トイレを済ませて登り支度して、いざ入山！

登山口は境内左奥にあります。
現在隣接地に公園の整備工事中です。

登り始めは少し急坂ですが、しばらくすると平坦になります。
息を整えながら進みます。

崖脇の道には鎖の柵が設けられています。
大雨で崩れてしまった箇所があるので注意。

次第に傾斜が出てきて不規則な階段登場。

登山道の大半は樹林帯で日陰です。
木漏れ日の中を進み、気分上々。

六地蔵ルートとの合流点。
左は伊予ヶ岳登頂後、富山に向かう人が使うルートにもなってます。

ロープが設けられている斜面を登ります。
この辺りから急登が始まる。

階段を登りながら進むと視界が開けた場所があります。

この前登った双耳峰の富山が良く見えていました。
この場所のナナカマドはまだ色づき始めでした。

東屋に到着。
展望所は右手奥にあります。
一部崩れ落ちているので転落に注意です。

展望所からの眺め。
右手遠くに伊豆大島の島影も見えていました。
快晴で風も穏やかな山登り。

東屋前から見た南峰。

東屋は分岐点でもあります。
右側方向は桜の広場を経由して北峰の中腹を回り込んで行くルート。
左が南峰（岩登り）へのルートです。
2023年4月に滑落死亡事故発生の看板がありました。気合を入れて左へ進みます。

南峰への岩場（鎖場）が現れました。垂直に近い岩登りです。
以前はロープだったと思うのですが、今はステンレス製の頑丈な鎖になっていました。
足場を確かめながら慎重に登ります。

中段の鎖場は×方向はダメ（理由は不明）そうなので、左の方を進みます。

上段の鎖場は登りながら向きを変えるので結構危ない。
ここを降りるのも相当危ないし、混雑してると焦るので要注意です。

南峰頂上部到着。
狭いながらもベンチがあります。

看板右に富士山も見えていたのです。
ですが、海上はモヤモヤしていてスッキリ観えなかった。
標高336.6ｍですが、眺望は抜群です。

右がこれから向かう北峰。

登って来た麓の景色。低山ならではの山里風景が印象的でした。

南峰から富山と富士山方向。
先端は定員２～３名です。混雑時は譲り合いましょう。

PLフィルターで富士山を望遠でズームしてもこれが限界。
休憩終了。北峰へ向かいます。

北峰への尾根道はクネクネと登り降りしながら進みます。

北峰から見た南峰。切り立った岩の上に立つ後続の登山者。
低山なれど岳と呼ぶ理由がわかります。

三角点は北峰にありました。
南峰よりも広い山頂部ですが、柵は無いので転落注意です。
平な岩の上に大人5～6人程度の広さがあります。

懲りずに富士山方向を撮ります。
手前の富山山麓がイイ感じです。

富士山は諦めて伊豆大島方向を撮ります。
高い山とは違う趣の山里情緒が感じられる1枚になりました。

下山時の足元にはアザミがまだ咲いていました。

南峰ルートを戻らずに迂回します。
途中までは尾根歩きでしたが・・・。

南峰に劣らずの急斜面をロープ伝いに下ることに。
逆に登るのも相当しんどいし、危ない。

結構長い区間をロープ伝って下りました。
雨で濡れてたらたぶん相当危ない。

下り終えると一旦平坦になり、鬱蒼とした針葉樹林を歩きます。

軽めのアップダウンを繰り返して分岐に出ました。
左は林道方向、右は桜の広場方向で、右に進みます。

再び急坂道を登っていく事になりますが、この先で視界が開けます。

桜の広場到着。
伊予ヶ岳北麓の断崖下にある河津桜の広場。
北東方向の眺望が良かった。春のお花見も良いですね。

広場には伊予ヶ岳の掘り込み文字が入った椅子がありました。

広場を後にして東屋に向ってアップダウンを繰り返しながら進みます。

東屋に戻ってきました。
往路よりも大勢休憩していて賑やかです。

駐車場に向って一気に下山。

食事処は現在公園整備工事中で休業中の案内が掲示されていました。
下山後のコーヒーブレイクはセブンコーヒーに・・・。

おまけの一枚は、駐車場先の県道88号入口にあった秋桜畑と伊予ヶ岳。

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	スタッフバック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	予備電池
タオル	帽子	グローブ	地図	ノート・筆記用具	腕時計
カメラ	登山計画書（控え）	健康保険証	ホイッスル	医療品	携帯トイレ
非常食	行動食	テーピングテープ	GPS機器