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越沢アルペンコースと広沢山界隈

越沢アルペンコース、広沢山、寸庭林道( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

電車
その他: 鳩ノ巣駅

この登山記録の行程

鳩ノ巣駅(8:17出発)-(大多摩ウォーキングトレイル)-東屋(8:31/8:38)-越沢バットレス基部(9:03/9:15)-アルペンコース取付き(9:19)-瞑想堂(9:25)-金毘羅宮(9:48)-枝尾根取付き(9:57)-金平尾根合流(10:36)-広沢山(11:02/11:17)-寸庭川上流左岸尾根下降点(11:28)-寸庭林道合流(12:00/12:10)-寸庭集落(12:40/12:50)-(大多摩ウォーキングトレイル)-東屋(13:10)-はとのす荘(13:30)

コース

総距離
約9.7km
累積標高差
上り約1,104m
下り約1,105m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

越沢アルペンコースと無名の枝尾根を伝って広沢山を越え、寸庭林道を歩いて鳩ノ巣まで周回してみました。 山では冬枯れが始まり、行き付けの「さんらく」もいよいよ冬期休業に入ります。

≫今年の期間営業最終日となる鳩ノ巣駅前の「さんらく」に顔を出す為に考えた鳩ノ巣周回コースです。
朝方、開店準備中の女将さんに手短な挨拶を済ませてから雲仙橋を渡って越沢向かいました。

「越沢アルペンコース」は、奥多摩有数のロッククライミングゲレンデとして知られる越沢バットレスの脇の岩稜に山主が整備した鎖場付のアトラクションコースです。
その昔、学生時代に足繁く通ったバットレスを懐かしく見上げてから、鉄梯子を伝ってコースに取り付きました。

コースには「瞑想堂」「馬の背」「白布ノ滝」など、事前にチャックしたYouTube動画通りの光景が続き、核心部のスラブは皆がそうする様に右から巻いて通過しました。
奥多摩の岩稜コースとしての高度感は小怒田尾根に匹敵しますが、人工物の鎖があるので安心感が違います。

30分程掛けて岩稜を抜けると金毘羅宮があり、鳥居の下で鉄五郎新道に合流します。
仕舞っていたトレッキングポールを取り出すと、以前から気になっていた枝尾根を辿って広沢山を越え、再び無名の枝尾根(仮称:寸庭川上流左岸尾根)を下って、寸庭経由で鳩の巣に戻りました。

今年は紅葉のピークが早かった上に、クマ騒動でお客さんがめっきり減ってしまって、去年より早めに冬休みに入るという「さんらく」の女将さん。
来春の営業再開まで、鳩の巣を目指して下山するコース取りも暫くお休みです。

本日の総歩数22,538歩、消費エネルギー2,195kcal也

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フォトギャラリー:65枚

本日最大の目的地、鳩ノ巣駅前の「さんらく」で開店準備中の女将さんに挨拶を済ませてからスタート。

雲仙橋で紅葉がほぼ終わった多摩川を渡ります。

坂下集落を抜け、観光トイレのあるトレイルコースを進みます。

東屋で足回りを整えていると、青梅街道の方から緊急車両のサイレンがけたたましく聞こえてきました。

越沢林道脇の下りスロープで越沢の谷に入ります。

「←バットレス」の案内に従います。

「これより先 私道につき立ち入り禁止」のゲートの脇の踏み跡を辿ります。

越沢の沢筋に出ました。

古い丸木橋は使わずに右岸に渡ります。

右岸の踏み跡を進みます。

左手に岩壁が迫ります。

「←アルペンコース入口」の案内板と鉄梯子を確認して、更に先に進みます。

案内板から50m程進むと、越沢バットレスの岩壁と東屋が現れます。

懐かしい思い出が詰まった越沢バットレス。
高低差約80mのロッククライミングゲレンデです。

アイゼン登攀のトレーニングで痺れまくった第一スラブの取り付き。ビレイポイントに使った木が昔と同じ様に立っていました。

協力金200円/1人と書かれたポスト。昔からあったかどうかの記憶が定かではありません。

先程の案内板まで戻って、アルペンコースに取り付きます。

鉄の階段をひと登りすると、、、

岩峰のリッジに出ます。

先ずは、リッジの先端方向へ寄り道してみます。

リッジの突端に瞑想堂があります。

瞑想堂からの展望。床を踏み抜かないようにそっと歩きます。

元の地点に戻って鎖の付いたリッジを先に進みます。

「馬の背」の標識。両側が切り立っていますが怖い程ではありません。

左手の滝は「白布の滝」というそうです。
残念ながら水量が無くて滝には見えませんでした。

鎖伝いに先に進みます。鎖を使わなくても上れますが、鎖があるだけで安心感が違います。

核心部のスラブ。どの記録を見ても直登は諦めている個所です。高さは6m程で、鎖を使えば何とかゴボウで登れそうにも見えますが、、、矢張り止めておきました。

右の迂回ルートに進みます。こちらも鎖がしっかりしているので安心です。

直登コースを角度を変えてみるとこんな感じです。

高度感たっぷり♪

左斜めに上り返します。

鎖があるだけで安心感が全然違います。

岩場を抜けると傾斜が緩みます。

程なく金毘羅宮の社が見えてきました。

岩峰頂上に鎮座する金毘羅神社奥の院。取り付きの階段からゆっくり上って30分程の行程でした。

少し下って、鳥居のところで鉄五郎新道に合流します。

学生時代に何度か寝泊まりした鳥居下の小屋は既に崩れ去っています。
寸庭の知人曰く、その昔、金毘羅様の縁日には着物姿の芸者さんまで上がってきて大いに賑わったそうですが、今やその面影はありません。

鳥居から下流方向に少し歩き、途中の金平尾根の枝尾根に取り付きました。

鉛バッテリー⁉。担いで上がるだけでも大ゴトだったでしょう。

静かな尾根歩きの積りでしたが、上空を旋回するヘリコプターの轟音が終始鳴り響いていました。

高度差270m、所用時間40分で金平尾根に合流。

山腹は既に冬枯れの風景に変わっています。

広沢山(848m)。
遅れて鉄五郎新道から上がってきた男性から、寸庭でクマが出て警察が出動していたという話を聞いて、朝方のサイレンやヘリコプターに合点がいきました。

広沢山から少し進み、大塚山の登りに入る手前の斜面から北に伸びる枝尾根を下ります。

尾根の上部は幅が広いので方向に気を付けながら下ります。

踏み跡は殆どありませんが、、、

途中から作業標識が増えてきます。

標高差約350m、所要時間30分程で寸岩林道に下りてきました。

林班標の脇の斜面で法面のギャップを下ることが出来ました。

靴を履き替えて寸庭林道を下ります。

林道沿いにはワサビ田が点在していました。

皆伐採地をかすめます。

静かなダートの林道です。

夕陽向フ尾根の高圧鉄塔巡視路入口あり。

寸庭の愛宕山に上る取付きの石段も確認できました。

寸岩集落に出ました。

大多摩トレイルコースで鳩ノ巣方面に戻ります。

越沢左岸の尾根をひと登りして、、、

朝の東屋に戻ってきました。

東屋から本仁田山と棚沢の展望

坂下集落のトレイル入口に、朝には無かった警戒線が張られ、「寸庭付近でクマによる人身被害が発生により通行止め」の注意書きが張られていました。

鳩の巣に戻り、先ずは「はとのす荘」でお風呂に入って、、、

この日が今年最後の営業日の駅前の「さんらく」へ。。。お店は来春のお彼岸まで冬期休業となります。

冬期休業の間、「奥多摩町史」と「おくたまの昔話(三巻)」を借りて帰りました。
来年の春の再開が楽しみです♪

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

鳩ノ巣渓谷

鳩ノ巣渓谷

271m

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