行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
園原インターチェンジから「ふるさと村自然園せいなの森キャンプ場」までは、国道256号線で約2,30分で着きます。なお、駐車場までの道路には積雪はありませんでした。
この登山記録の行程
Start(07:26)・・・南沢山(09:44)・・・横川山(10:43)・・・南沢山(12:06)・・・Goal(14:04)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今シーズン初めての雪山を歩きたくて、南沢山から横川山へ向かった。朝7時10分ごろ、登山口の駐車場に到着すると、すでにほぼ満車。快晴の青空の下、雪をまとった南沢山はやはり人気が高い。車を降りると、キンと張りつめた空気が頬に刺さり、温度計はマイナス7℃を示していた。
ゆっくりと準備を整える。チェーンスパイクを登山靴にはめ、ゲーターを巻き、アルパインジャケットを着て、オーバー手袋をはめる。冬の装いを一つ一つ身につけていく時間が心を引き締めてくれる。さあ、今年最初の雪山へ。
ところが歩き出して1kmほどで、早くも体が熱くなってきた。サングラスも曇りはじめ、結局アルパインジャケットとオーバー手袋はザックにしまうことに。メリノウールのシャツとソフトシェルだけで十分だった。冬の朝の冷気の中でも、歩き出すとすぐに体は冬仕様になる。
霧氷を期待していたが、なかなか姿を見せず、今日は見られないのだろうかと少し心配もした。だが、山頂が近づくにつれて、木々の枝に白い結晶がふわりとつきはじめ、やがて一気に世界が白に染まった。南沢山から横川山までの稜線は、霧氷と雪が織りなす夢のような景色。立ち止まるたびに息をのむほどで、つい何度も写真を撮ってしまう。
横川山の山頂に着くと、意外にも静かだった。駐車場のあの混雑ぶりを思えば不思議だが、多くの人は富士見台へ向かったのだろう。私はここでゆっくりと腰を下ろし、中央アルプスを眺めながら味噌味のカップヌードルでランチ。冬の山で食べる味噌は、体の芯まで温めてくれるようだ。
しばらく景色を楽しんだあと、体が冷えてきたのでジャケットを羽織り、ジッパーは開けたまま下山へ。静かな森の中で、時折霧氷が落ちるパラパラという音がして、思わず「熊か?」と身構えてしまう。そんな小さな緊張も含めて、冬山らしい時間だ。
やっぱり冬の山は特別だ。澄んだ空気、遠くまでくっきりと見える山々、そして霧氷の白い輝き。こんな景色を見てしまうと、どうしても山を歩くことをやめられない。また次の雪山を夢見ながら、ゆっくりと車へと戻った。
フォトギャラリー:53枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 |
| レインウェア | 登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 腕時計 |
| カメラ | ツエルト | ホイッスル | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 | チェーンスパイク |
| トレッキングポール | GPS機器 |

























































