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榛ノ木尾山を跨いで水根沢と小中沢ワンダリング

水根沢、榛ノ木尾根、榛ノ木沢左岸尾根、小中沢横断経路( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他: 往)奥多摩バス停
復)境橋バス停

この登山記録の行程

奥多摩湖バス停(8:50/8:56出発)-(水根林道歩道コース)-林道終点・モノレール車庫(9:25/9:32)-水根沢作業径下降点(9:53)-(沢底探索)-水根沢歩道復帰(10:30)-榛ノ木沢左岸尾根取付き(10:40)-1,250m圏小休止(11:53/12:13)-榛ノ木尾山(12:33)-(金山沢左岸尾根)-小中沢上段経路(12:48)-小中沢下降路(-/59)合流点(13:26)-870m圏分岐の赤テープ(13:40)-イソツネ北面山腹の廃屋(13:55)-境橋バス停(14:29)

コース

総距離
約10.3km
累積標高差
上り約1,197m
下り約1,354m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

水根沢から榛ノ木尾山を越えて小中沢に下り、小中沢横断経路を辿って境に抜けてみました。
全く様相が異なる水根沢と小中沢ですが、夫々に個性があって歩き甲斐があります。

≫水根沢と小中沢の谷あいで以前から気になっていた脇道作業径の行先を探索するために考えたコースです。 二つの谷を隔てる榛ノ木尾根を跨ぐには、これまた以前からポケットに仕舞っていた榛ノ木尾山の東西の支尾根を辿りました。

最初に踏み込んだのは水根沢林道の途中から沢底に下る作業径で、水根沢本流に架かる木橋の存在を確認できたのはこの日最大の収穫でした。

再び林道に戻り、榛ノ木沢を渡り返して左岸の尾根に取り付きました。
榧ノ木尾根、石尾根、榛ノ木尾根に囲まれた水根沢の両岸には、歩くには頃合いの支尾根がずらりと並んでいます。

今回歩いたのは「榛ノ木尾山」に直登する尾根で、名付けるとすれば「榛ノ木沢左岸尾根」か「榛ノ木尾山西尾根」となりましょうか。 周りの尾根の踏み跡が薄いのに対し、標高1,200m圏の広葉樹林帯まで大きなジグザグの作業径が切ってあるのが特徴的でした。

「扇っ平」とも呼ばれる台地状の地形を成す榛ノ木尾山(1,364m)から東に向かって落ちる枝尾根で小中沢に入ると、「小中沢上段経路」辿って東に向かい、最後は榛ノ木尾根東端の沖ノ指山山腹廃屋に抜けてそのまま境集落に下りました。

去年から通い続ける水根沢と小中沢ですが、今回の探索で今後の楽しみが更に増えました。
この冬から春先にかけて、少なくとも二、三度は踏み入ることになりそうです。

本日の総歩数25,258歩、消費エネルギー2,574kcal也

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フォトギャラリー:57枚

奥多摩駅からバスで奥多摩湖に向かいます。紅葉シーズンが終わって登山者の姿もめっきり少なくなりました。

登山口の最寄りバス停は「水根」ですが、次の奥多摩湖で降りた方がトイレもあって何かと便利です。

ダムサイトの水と緑のふれあい館の裏手から水根バス停までほんの2、3分です。

青梅街道を渡って沢沿いの遊歩道を歩きます。

水根入の集落から山道に入り、、、

モノレール車庫のある車道界で足元を固めます。

水根沢左岸の登山道を進みます。

アシダキ沢を通過

本日の尾根の取り付き予定地点を確認。 一旦通り過ぎて先に進みます。

トラロープの張られた作業径を下ってみます。

今迄、ずっと気になっていた径です。

榛ノ木沢出合い直下に木橋が架かっていて、水根沢の右岸に作業径が続いていることが確認できました。

沢沿いを遡行してみました。

(その時の水量にも依りますが)飛び石で水根沢を渡れるポイントが何ヶ所かありました。

右岸にわさび田跡の石垣がありました。

沢筋を200m程進んで、途中の尾根を上がります。

登山道に復帰して、下流側に戻ります。

上部に滝が見える榛ノ木沢を通過。

先程の下降点を通過して、、、

尾根の取り付きに戻ってきました。

薄い踏み跡を辿って尾根筋に出ました。

途中から尾根筋の左右を跨いで大きくジグザグを切る作業径が現れます。

野生獣の監視ビデオ

ジグザグの作業径を歩いたり、、、

傾斜の緩い所は真っすぐ尾根筋を歩いたり、、、

水根沢を取り囲む石尾根と榧ノ木尾根の稜線。

1,200m圏で植林帯が終わると作業径は無くなります。

気持ちの良い冬枯れの季節となりました。

枯れ葉が落ちずに残っているのは今年ナラ枯れにやられたコナラです。相当な数に上ります。

1,250m圏で小休止。

冬枯れ越しの富士山

最後のひと登りで榛ノ木尾根の縦走路に出ました。

榛ノ木尾山(1,360m)。「尾」が余計じゃないの?と思っていましたが、境の古い小字名に「半の木尾」というのがあるので、決して書き間違いではない様です。

榛ノ木尾山から東に伸びる「金山沢左岸尾根」を下ります。

上部は落葉松が多く、小中沢横断道の「源流経路」などが交差します。

更に下って、、、

林班界標「59/60」で上段経路と交差します。
(「59/60」標識は別の場所にもあるので要注意)

上段経路を南に向かいます。

金山沢を木橋で通過。

トオノクボから下って来る小尾根との交差地点の栂の大木

「-/59」の標識から支尾根を下ります。

水根沢よりも一回り小振りで植林帯に覆われた小中沢は、かつて奥多摩きってのわさび田の宝庫だったそうです。

当初は三ノ木戸に抜ける積りでしたが、途中の作業径を探索してみることにしました。

高度的に、榛ノ木尾根東端の廃屋辺りに通じているであろうと期待しながら進みます。

緩傾斜帯の先が明るくなってきて、、、

開けた場所に抜けました。

思惑通り、廃屋がありました。

鹿柵の囲いの中に入ると、、、

見覚えのある廃小屋の広場です。

小屋からの素晴らしい展望。
かつてここで飼われていた犬は、六ツ石山が散歩コースだったそうな。。。

モノレールに沿って下ります。

山上集落の廃屋をいくつか見遣って、、、

境集落に下りてきました。

境橋のバス停に着いた10秒後にバスに乗ることが出来ました。

最後は三河屋の麻葉の湯で体を温め、氷川の行き付けで楽しいお酒を頂きました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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