燕山荘へ行こう☆2015

日帰り

燕岳（北アルプス・御嶽山）

2015.08.28（金）～2015.08.30（日）

パーティ： 3人 (そのかなさん、ほか2名)

そのかなさん

行程・コース

天候

一日目：曇り　二日目：雨

利用した登山口

中房・燕岳登山口　

登山口へのアクセス

バス
その他： 22：10大阪発　6：49松本着　6100円（時間は定刻。早めに到着しました）
7：15松本発　7：46穂高着　320円　電車（穂高駅ではICカード使用不可）
8：00穂高発　8：55中房温泉　1700円　乗合バス（前払い）
帰り（10150円）
14：03　有明荘　14：55　穂高駅着
15：40穂高発（ワイドビューしなの84号）18：48着新幹線で大阪へ

この登山記録の行程

【1日目】
中房・燕岳登山口(09:27)・・・第2ベンチ[休憩 20分](10:18)・・・合戦小屋[休憩 30分](11:52)・・・燕山荘[休憩 30分](13:24)・・・燕岳(14:27)・・・燕山荘(14:50)

【2日目】
燕山荘(08:30)・・・合戦小屋(09:01)・・・第2ベンチ(09:55)・・・中房・燕岳登山口(10:36)

コース

総距離: 約9.6km

累積標高差: 上り約1,421m; 下り約1,421m

コースタイム: 標準7時間40分; 自己6時間9分; 倍率0.80

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

燕岳は私の北アルプスデビューの山。
4年前に、あの稜線から見た景色に感動し、それがきっかけで今も山を歩き続けています。
4年連続で遊びにきている山は、この山だけ！
昨年は表銀座を縦走、立ち寄っただけでした。
今回は、友人のリクエストで燕岳・燕山荘へ宿泊する計画を立てました。
天気は、予報では雨の予報が続き
行先を変更するか、山自体行くのをやめるか…
ギリギリまで悩みましたが、行くことに決めました！
燕岳。北アルプスの女王と呼ばれるだけあって、ほんとに美しい山で
稜線からは北アルプスの絶景を見ることができますが
今回はそれは見れないだろうと…
でも、ここには燕山荘があります！
この小屋に遊びにくるだけでも、登る価値のある小屋だと私は思っています。
雨覚悟で、山小屋を楽しんじゃおう！
今回の山旅のはじまりです。

大阪からだと、夜行バス・乗合バスで中房温泉へアクセスが可能です。
北アルプス三大急登のひとつである、このコースは
整備が行きとどいているので、大変歩きやすく
比較的快適・安全に登山することができます。
（といっても、北アルプスの登山道。ハイキングコースとは違いますが）
途中に合戦小屋があり、ここでは名物のすいかをいただきました。
一切れ800円です。大きいので分けてもらってもいいと思います。
今回は3人でわけて食べました。
とっても甘くておいしいすいかですよ！
トイレもあります。

合戦尾根から少し登りあげると三角点があり、ここからは天気がよければ槍ヶ岳を見ることもできます。
合戦尾根に入ると、燕岳や燕山荘も見えてきます。
今回は天気が悪かったので、何も見えませんでしたが…
一瞬雲の切れ間から山々が見えたときは、元気が出ます！

初めて登った時には、快晴で小屋が見えてからがとてつもなく長く感じたこのコースも
今は楽しく登ることができます。
この日はガスで眺望もほとんどなかったので
登ることに集中できます。
そして、気が付いたら・・・
「あ！ついた～！」という感覚になります。
思っていたとおり、稜線に出た時は何もみえませんでした。
初めて来た友達に、ここからの絶景を見てもらいたかったな～
それは、またのお楽しみとなりました。
燕山荘で受け付けをして、部屋へ案内していただきます。
燕山荘は大きな小屋です。予約がネットでできることは知っていましたが
ネット予約した場合、電話番号を入力するだけでチェックインが簡単にできちゃいます。
山の上なのにすごいですね…。

いったん、荷物を置いてから、燕岳へ。
コマクサは、何株か咲いていましたが、もう終わりの時期。
ガスガスの中歩きます。天気がよければ、花崗岩の白い砂浜のような山に登れるのに～
久々の山頂アタック。こんなに遠かったかな^_^;
CTで30分ほどです。
雨は降っていませんでしたが、風も時々あり、またいつ降り出すかわからないので、手ぶらで行くにしても天気、状況によっては雨具を携帯するように。
イルカ岩、めがね岩などがありま～す。
山頂は天気が悪いので人も少なめでした。
天気がよければ最高の眺望でしょうね～。（また見たい！）

☆燕山荘情報☆
・お水は蛇口からの水が飲めます
・部屋は個室と大部屋。大部屋は上と下、仕切りのあるタイプ。
・部屋の案内は到着順。
・食事は夕食は到着順に時間が決められ、朝食は自分の都合のよい時間でOK（ただし、混雑時は並んでいますよ）
・ふとんはにはシーツもついていて、とても清潔感はあります
・トイレは水洗。きれいです。
・燕山荘グッズや喫茶メニューもあり、小屋だけでも充実した時間が過ごせます。
・夕食時に、赤沼オーナーのアルプホルンが聞けることもあります。（赤沼オーナーのお話し…こころに響きました…）

夜から雨と風が強く、朝になっても収まりませんでした。
あとは下山するのみ。小屋でゆっくりして下山しました。
遅い時間に下山したので、はじめは人もほとんどいなかったですが
しばらくすると、渋滞や停滞…
燕岳は、たくさんの方が登られますが、アルプス入門コースだけあって、山に慣れていない方も多いように感じます。
下山はゆっくりでいいとは、思いますが^_^;
団体なのに、リーダーいないのかな？っていうようなパーティーや
団体の最後尾の方も、後ろを見ないので渋滞を起こしていることにも気が付かないパーティーもいました。
大変登山者の多い山なので、山に慣れた方も、初めての方も、お互い声をかけあいながら～★
赤沼オーナーも話ししていましたが、「登り優先」守ってね～。

個人的な反省点としては、下山をぶっとばしすぎたこと…
雨がひどくて、とにかく早くおりた～いという欲から、急いで降りすぎたかな…
同行の二人もついてきてくれていたが、
もう少しゆっくり歩いてもよかったなと、反省しました。

下山後は、有明荘でお風呂。ごはんを食べました。
ザックなど、濡れたものは外の軒下においていきます。
ビニールの袋も用意され、さすが燕山荘グループ！
お風呂も、下山をばびゅーんと下ったおかげで、洗い場も空いていましたが、時期に洗い場待ち、脱衣室も混雑していました。（雨といえど人気の山ですね～）

帰りのバスは、登山口→有明荘の順番できますが、有明荘からでもちゃんと乗車できるそうです。（人が多い時には、バスの台数を増やして対応してくれてると、有明荘の方が話しされていました。）
穂高駅でいい感じのカフェをみつけて、ゆっくりして、臨時の穂高駅に停車する特急しなのに乗って、ワインを飲みながら～★
あめなのに、とっても楽しい山旅となりました。

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	スタッフバック	スパッツ・ゲイター	水筒・テルモス	ヘッドランプ
傘	タオル	帽子	グローブ	サングラス	着替え
地図	コンパス	ノート・筆記用具	腕時計	カメラ	登山計画書（控え）
ナイフ	健康保険証	ホイッスル	医療品	虫除け	熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー	非常食	行動食	トレッキングポール	GPS機器