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山手線始発で男体山2015

男体山( 関東)

パーティ: 1人 (マッチャン さん )

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行程・コース

天候

ガス後晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 計画では目黒4:31の山手線始発で池袋へ。5:02の埼京線で赤羽へ。5:20の宇都宮線で宇都宮へ。6:59の日光線で日光駅へ。JR日光駅7:52発の湯元温泉行バスで二荒山神社前下車。実際は、当日、赤羽時点で京浜東北線の人身事故で宇都宮線も運転見合わせに。急遽、次の埼京線で、大宮へ。6:30発のやまびこ41号で宇都宮6:53着。なんとか予定の6:59の日光線に間に合う。帰りは三本松バス停からバスで日光駅へ。宇都宮から東京まで新幹線を利用。

この登山記録の行程

二荒山神社(09:00)・・・三合目(09:33)・・・四合目(09:58)・・・八合目(11:38)・・・男体山(12:34)・・・志津峠(14:50)・・・湯殿沢橋(15:20)・・・裏男体山林道起点(16:22)・・・三本松(16:42)

コース

総距離
約14.8km
累積標高差
上り約1,325m
下り約1,220m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

奥日光に行くたび目を引く男体山にはいつか登りたい。でも、日帰りで登るにはちょっと遠いと思っていました。たまたま夏前にネットで調べた時、最寄りの目黒駅からも始発に乗れば普通列車だけで9時前には二荒山神社から登り始められることを知り、こちらの都合と天候が共に良さそうな9月5日土曜日に決行することに。3時20分に起き、4時前に家を出、目黒駅までゆっくり汗をかかないよう歩き4:31発始発外回りに乗りました。順調に池袋で埼京線に乗り換え赤羽への電車の中、京浜東北線が人身事故で運転見合わせのニュース。影響で宇都宮線も運転見合わせとなり、赤羽で早くも計画が頓挫。スマホで調べると大宮で新幹線に乗ればギリギリ間に合うらしい。その後は上記アクセス情報に記載通り。
二荒山神社で登拝料500円を収め、お守りを貰って9時に登り出しました。最初からきつい登り。3合目から4合目の車道以外は頂上までキツイ登りでした。紅葉にはさすがに早く、ほんの一部で色付きかけているだけ。しかもガスって眺望もいまいち。もくもくと登るのみ。頂上に近づくと火山特有の赤く、滑って歩きにくい斜面。えっちらほっちら息を切らして登るとガスの中から鳥居と二荒山大神御神像が現れホッと一息。その先にあるはずの本当の頂上の方角へ進むと一番高いと思われるところに天に向かってそそり立つ剣。側に寄ると思った以上に大きくて、しかも新しい。証拠の写真を撮って貰い、三角点を前に座ってしばらく休むと、先を急ぐことに。志津側に少し進むだけで、それまで登った中禅寺湖側と天候が一変。ガスが無くなり、日が射し、眺望も随分良くなりました。志津側も上の方は、同じ赤い火山性の滑りやすい道でしたが、中禅寺湖側よりはかなりましに感じられました。8合目辺りで、下から走るように登って来る若い登山者が。「頂上は携帯が通じますか?あとどの位ですか?」と聞かれましたが、私は登山中は使わないので「分かりません。走れば直ぐです。」と答えるのみ。誰か怪我でもしたのかな。しばらく下ると、登山道にザックがデポしてある。さっきの彼のかな。さらに下って、水を飲み休んでいると、彼が戻って来た。「誰か怪我したの?」と聞くと、「仲間が怪我して、救急車を頼んで来ました。その間、自力で降りているはずですが、見ませんでしたか?」と。「見ませんでした。」と答えると「ありがとうございます。」と急いで降りて行きました。中禅寺湖側に比べると、志津側の下りは斜面が崩れていたりして荒れているけど、どこで怪我したんだろう。と周囲を眺めなながら下っても、その怪我人には追いつかない。さらに下ると救急車のサイレンが近づいて来る。いつまでも続くサイレンの音の中、さらに随分下ると若い4名のグループに追いつく。4人の一人は荷物を担がず、顎から頭部にかけて包帯をぐるぐる巻いている。歩くことは問題なさそうに見える。その4人の後を付かず離れず下って行くと今度は頭上でヘリコプターの轟音が。しばらく行くと消防隊の人が待っていた。樹林の中を行く登山道がその先で唯一河原の開けた所を通過しており、そこで怪我人を釣り上げるらしい。その間、危険を避けるため我々は樹林の中の窪んだ登山道で足止めに。上空で止まったり、ぐるっと廻るヘリコプターをじっと眺めていました。私はその間、デジカメでヘリの写真を撮ったり、動画を撮ったり。怪我人はタンカに横になった状態で釣り上げられ、無事ヘリに収容されたようです。怪我の程度や原因は知りませんが、若い人達が怪我した仲間をなんとかしようとする張り詰めた雰囲気は伝わっていました。ヘリが行ってしまうと、緊張の溶けた消防の人と彼らを残して先へ。直ぐに志津行屋避難小屋があり、その先に警察や消防車両の待つ志津峠がありました。警察の人と一言二言言葉を交わして、三本松方面の左へ。登山そのものは終わったものの、そこから三本松バス停まで舗装道路がほぼ2時間。登山靴がどんどん重く。5個入り薄皮あんぱんの残り3個を食べつつ、一人黙々と歩きました。最後の最後、裏男体山林道起点から三本松バス停までの道は進むと直ぐに通行止めになってました。クマ出没とも。車道は左の方へ曲がってましたが今更分からない他の道を行くのは嫌だったので、草の生い茂る中の細い踏跡を熊鈴を手で持って鳴らしながら辿ると、なんとか三本松茶屋の広い駐車場に行き着きました。 三本松バス停から日光駅行きのバスにようやく座って帰途に。今回は行きも帰りもモバイルSuica特急券のお世話になりました。
次回の男体山はやっぱり中禅寺湖畔で泊まってノンビリ登りたい。

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登った山

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