行程・コース
天候
【1日目】晴れ、北沢峠トイレ脇寒暖計で6°C、尾根上微風【2日目】曇り、5時:5°C、尾根上微風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
【前日】PM3:30自宅発、中央道経由甲府昭和IC~夜叉神峠162Km、車中泊 峠駐車場はガラガラでした。芦安駐車場は満車との情報
5:40快速広河原行き7号車(6号車までは立ち席)→6:25北沢峠行き(乗車券購入次第乗車、定員になり次第出発)→6:45北沢峠着・・・時刻は概ね
この登山記録の行程
【1日目】
北沢峠(06:50)・・・長衛小屋[休憩 20分](06:58)・・・栗沢山[休憩 20分](09:05)・・・アサヨ峰[休憩 10分](10:04)・・・早川尾根小屋[休憩 20分](11:30)・・・広河原峠(12:10)・・・白鳳峠[休憩 10分](13:00)・・・高嶺[休憩 10分](13:55)・・・アカヌケ沢ノ頭[休憩 10分](14:40)・・・鳳凰小屋(15:15)
【2日目】
鳳凰小屋(05:00)・・・観音岳[休憩 10分](06:15)・・・薬師岳小屋(06:50)・・・南御室小屋(07:38)・・・苺平[休憩 10分](08:05)・・・杖立峠(09:00)・・・夜叉神峠[休憩 10分](10:10)・・・夜叉神峠登山口(10:50)
注:タイム付き地図を利用しいていますが、鳳凰小屋から観音岳に向かうルートはデータがありません。なので、標準タイムとの比較は一部正しくありませんのでご承知ください。
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
早川尾根は、大袈裟に言うとハイマツ漕ぎと、その間のゴロゴロ石のルートファインディングを楽しめるか、苦しめられるかで印象は変わると思います。さすがに多くの人は入っておらず、踏み跡もペンキも少ないので、昔からの南アルプスを味わえる貴重な尾根ではないでしょうか。
地図では読み取り辛いピークもしっかりトレースしなければならず、ハイマツ漕ぎとルートファインでングのストレスも加わって充実した縦走になります。
北沢峠行きのバスは、登山客が多いせいか、予定時刻よりだいぶ早く出発してくれたので、30分近く時間を稼ぐことが出来てラッキーでした。
栗沢山までは直接登る尾根を辿った為か人には会わずとても静かで、次第に沢音が遠ざかり高度を稼いでいる感覚が味わえます。
早川小屋は、休業中で、避難小屋として開放していますが、トイレは施錠、水場ホースは外されており、沢から直接汲むようです。
テント泊を予定していましたが、少し頑張って、鳳凰小屋まで足を伸ばす事にしました。
途中、白鳳峠は、キャンプ指定地ではないのでテント泊できませんが、2~3張り設営可能なスペースはあります。まだ緊急を要するまで追い込まれていないので横目で見ながら通過です。
高嶺(たかみね)に続くハイマツの斜面は岩混じりでとても美しく見えますが、この時間帯になると、手ごわい相手でもあります。幸い、体力が持ってくれたのでさほど遅くなる前に鳳凰小屋に着く事が出来、美味しいビールを飲むことが出来ました。
二日目は、地蔵岳を登り直すのではなく、観音岳を目指すルートに取り付きます。小屋の前の沢を越えてアルミバシゴがスタートです。樹林帯を抜け、白ザレのコルから風化した花崗岩の感触を楽しみながら観音岳まで頑張れば、キツイ登りはお仕舞いです。
多くの団体さんに道を譲りながら気長に歩くと、鳳凰三山のハイライトは終わります。
今回は高山植物は多く見掛けられなかったせいか、綺麗なキノコや巨大なキノコが目に付きました。また、二日目は陽が差さず、楽しみにしていた白根三山の美しい姿ではなくどんよりとした、夏の終わりを感じさせる、淋しげな白根三山でした。
アサヨ峰辺から前後しながら歩いていた女性は山小屋で働きながら、あちこちの山も登ってらして、今回は、馬鹿尾根を通って、早川尾根・鳳凰三山に来たそうです。この後、黒戸尾根から池山吊尾根を経由して小屋に帰還されると話をされていました。感嘆!別世界を見る思いでした。話の聞き上手な方で、高校生から南アルプスに登り始めたことなど沢山聞いて頂きました。気持ち好く下山でき、感謝です。
フォトギャラリー:35枚
長衛小屋のテント場
ヤナギラン
栗沢山尾根ルートの分岐
栗沢山山頂にて
栗沢山山頂にて甲斐駒と
摩利支天が立派な甲斐駒
仙丈岳 カール地形が特徴
北岳 雲を抱えて捩れてる
アサヨ峰 今行くから待ってろよ!
摩利支天の岩場
北岳 手前は小太郎山
ナナカマドの綺麗な実
広河原峠の道標
食べられるとイイのになぁ ベニテングタケ
白鳳峠の立派な道標
高嶺はハイ松の大斜面の上にありました
イワインチン
高嶺ビランジ
アカヌケ沢ノ頭の道標とカラマツ?
ホウオウシャジン
オベリスク 頂辺のチュウリップのクラックが難所
地蔵岳 アカヌケ沢ノ頭より
鳳凰小屋のテント場
我が家
観音岳から地蔵岳
富士山は笑顔を見せません
観音、地蔵、甲斐駒
高嶺ビランジ
北岳バットレス
薬師岳山頂にて
食べたい
小人がいてもおかしくない?スミゾメヤマイグチ
ベニテングタケ
南御室小屋
無事帰ってきました
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
| 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
| ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
| 【その他】 ウォッシュレット、アームカバー、歯磨セット、日焼け止め、(タオル、着替えは車に残置) | |||||




