行程・コース
天候
晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
車で中房温泉まで上がる予定で出かけたが、途中で警備員さんに止められた。まだ早朝(5時頃)のつもりだったが、すでに駐車場がいっぱいとのことで、少し下った場所の登山者用駐車場に停めてタクシーかバスを使うようにとのこと。結局タクシーで登山口へ。
この登山記録の行程
中房・燕岳登山口(06:45)・・・第2ベンチ[休憩 20分](07:50)・・・合戦小屋[休憩 20分](09:25)・・・燕山荘[休憩 10分](10:40)・・・燕岳[休憩 20分](11:25)・・・燕山荘[休憩 60分](12:10)・・・合戦小屋[休憩 10分](14:00)・・・第2ベンチ[休憩 20分](15:30)・・・中房・燕岳登山口(16:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
夏の北アルプスで大人気の山へ。常念岳、槍ヶ岳への縦走路を目指して、多くの方々が登っていく。わかっていたが甘かった。まず登山口にたどり着くまでに、予定していた時間にプラス1時間。車を登山口から遠い駐車場に置き、たまたま声を掛けてくれたタクシーに他の登山者のお兄さん2人と相乗りさせていただき、登山口を目指す。タクシーの運転手さんが色々と教えてくれたが、通行を妨げる場所に路駐している車は、通報されて遠慮なくレッカーされるとのこと。帰ってきたら車がない、なんてこともあるそうな。恐るべし、北アルプス。
燕岳は、本来であれば1泊はしたい山。長野県民の学校登山でも燕山荘に1泊するのが定番だ。標高差が大きいため日帰りはしんどいし、なにより表銀座の玄関口であるため、北アルプスの峰々を存分に楽しむことができる。当初はそのつもりだったが、夏場の最盛期に燕山荘に宿泊予約をするのは至難の業。大部屋で一つの布団に3人寝る(タクシーの運転手さん談)ことが苦にならなければいいが、私は無理。今年は富士山に向けたトレーニングも兼ねて、敢えて日帰りすることにした。
さすがに北アルプス三大急登と言われるだけあって、合戦小屋まで急な傾斜の坂道が続いている。所々にベンチがあるため、その都度休憩してアンパンをかじりながら登って行く。合戦小屋では大勢の人が名物のスイカを食べながら休憩していた。スイカを食べて一息ついて、燕山荘に向かう。燕山荘に向かう道中、槍ヶ岳の穂先が左手に見えてくる。振り返れば富士山も見えている。ようやく景色にも変化が出てきて、少し登れば、燕岳の頂上が姿を現す。遠目にも白い花崗岩の山肌が陽射しに映えて、先を急ぎたくなってくる。燕岳を斜め右手に見ながら燕山荘に到着する。
この日は登山道も人であふれかえっており、途中何箇所かですれ違いのために完全に止まった状態で待つことがあった。燕山荘もすごい数の人。あまり広くはないテント場も、すでにいっぱいの様子だった。
多くの人が、燕山荘にザックを置いて、身軽な状態で燕岳山頂に向かっていくが、我々は燕岳でお昼休みの可能性もあったためザックを持って出発。燕岳までは、白い砂礫に映えるコマクサの写真と撮りながら、のんびり歩く。北アルプスの峰々が左手にずっと見えており、この上なく豪華な景色。槍ヶ岳まで縦走したくなる気持ちがよくわかった。ちなみに燕岳の花崗岩の岩肌は素手で触るとすぐ切れる。必ずグローブをして岩を掴んだ方がよい。
燕岳山頂は安定して座れる岩が少なく、団体さんが登ってきたため、短時間の滞在で燕山荘に戻ることにした。お昼休みは燕山荘のベンチにて。宿泊を予定しているであろう、多くの人が生ビールで乾杯しており、羨ましい限り。こちらは、いつものカップラーメンの昼食となったが、景色が一番おいしいオカズとなった。
燕山荘でトイレをお借りしてから下山することに。下山は午後2時頃からになったが、この時間でもまだ登ってくる登山者が多かった。皆さん、燕山荘を目指しているのだろうか。中には、まだ半分に至らない場所でへばっている方も。ちゃんとたどり着けるのか心配しながら下山した。「登りたい山」ではなく「登れる山」を選ぼうって、どこかに書いてあったっけ。帰りは登山口からバスで駐車場まで戻った。
トイレは合戦小屋、燕山荘で借りられる。第1ベンチから少し下ったところに水場がある。
それにしても、あまりの混雑に驚いた。まあ、あの景色が見られるなら人気があるのも頷けるが、静かな山旅とは程遠い。平日に行った方がいいかなぁ・・・。
フォトギャラリー:13枚
合戦小屋名物 波田町の美味しいスイカです!
途中で見える槍の穂先
富士山もよく見えました
見上げる燕岳
左に行きたい~!
景色が壮大すぎて、槍ヶ岳しか入らない・・・
コマクサ 最盛期は過ぎたかな?
燕岳への道中には群生してます
眩しい美しさ
色んな岩があります
もうちょっとで山頂です
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | ストーブ | ライター | カップ |
カトラリー |
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