行程・コース
天候
晴・風弱し・初夏の気温の春山日和
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
・おんたけ2240の駐車場(無料)
・おんたけ2240のHP http://ontake2240.jp/
・スキー場から上部の王滝口の田ノ原への道路は積雪のため閉鎖中
この登山記録の行程
5:30おんたけ2240駐車場(標高1,680m) - 7:05田ノ原- 9:05富士見石 - 奥ノ院分岐 - 10:35王滝頂上 - 11:15御嶽山(剣ヶ峰)11:45 - 12:00王滝頂上 - 13:20田ノ原 - 14:10おんたけ2240駐車場
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
おんたけ2240の駐車場の手間の展望地でご来光が望めました。駐車場に到着するとちょうど御嶽山が朝日で赤く染まっていました。ゴンドラの運行時間が山行に合わないため、スキー場営業時間前にスタートしました。ゲレンデは既に整備済みでした。スキー場の最上部の三笠ノ森に到着すると汗だくになっていました。そこでは乗鞍岳と槍ヶ岳・穂高岳の展望のご褒美がありました。田ノ原からは青空と山頂部が冠雪した御嶽山がドカ~ンと聳えていました。
田ノ原などでは多くのトレースが残っていました。少し前に下界は大雨でしたが、御嶽山は山頂部で新雪がありましたが予想ほど多くはありませんでした。7合目から9合目付近では夏道の一部が出ていて、アイゼン装着では歩きにくくなりました。このため下山時には一部で南側の雪面を歩いて駆けおりました。登っている最中に、一時山上付近ではガズが少し発生しましたが、その後完全に消えました。東側の中央アルプス方面にも雲がかかりましたが、雲の切れ間から富士山が見られるタイミングもありました。王滝頂上に到着すると山小屋と神社は半分雪に埋もれていました。八丁ダルミ直下では噴気活動は継続中でした。稜線では少し風があり、帽子を吹き飛ばされそうになりました。新雪となった山頂部を少し登り最高点の剣ヶ峰に到着しましたが、早朝見えていた北アルプスには雲がかかっていました。南側の裏木曽の小秀山-奥三界岳の山並みは綺麗に見えていました。その後、乗鞍岳の雲が取れてきました。中央アルプス方面は雲もかかっていましたが、下山中に雲が取れてきました。下山時には山スキーの方などが多数登られていました。適度な勾配がある雪面を駆け下りることができ、下りは無雪期の時よりもかなり楽でした。スキー場も一気に楽に下ることができました。
この季節の御嶽山は初めてでしたが、絶好の春山日和でライチョウなど色々な野鳥に遭遇しました。今日最も期待していたライチョウさんに遭えて感激でした、ほとんど人を恐れないので撮影が最も容易な野鳥かも知れません。御嶽山には40-50羽程度(だったかな?)が生息しているようです。この日のためにスタッドレスタイヤをまだ装着していました。この日はその必要はありませんでしたが、これでノーマルタイヤに履き替えとなります。
【動画① 御嶽山の噴気活動 】 https://www.youtube.com/watch?v=zSzYZYpdxSQ
【動画② 御嶽山の王滝頂上からの展望 】 https://www.youtube.com/watch?v=lJi-rNw-QII
【動画③ ライチョウのメス食事中(御嶽山にて) 】 https://www.youtube.com/watch?v=RpiqLXxLICA
フォトギャラリー:51枚
道路脇でキツネに遭遇
日の出前の中央アルプス
ダイヤモンド坊主岳(中央アルプス)
おんたけ2240(営業中)の駐車場から御嶽山
スキー場の営業開始前に駐車場からスタート、この付近からアイゼンを装着、遠景は三笠山と御嶽山
雪解け部にはフキノトウ
静かな朝にウグイス、カラ類などのさえずりが聴こえていました
コガラが群れで活発に動き回っていました
スキー場は、三笠の森駅(2,240m)から駐車場(1,680m)まで滑走可能のようでした
スキー場最上部からの乗鞍岳
やっほ~、…、槍・穂~
無雪期の王滝口の登山口
田ノ原からの御嶽山
山頂にズームイン
登山道にテントが2張ありました
御嶽大神
雲海に浮かぶ恵那山
ウソ♀
ウソ(左♂、右♀)
カヤクグリのシンクロナイズド・シンギング
あちこちでカヤクグリがさえずっていました
ホシガラス
ハイマツ上のカヤクグリ
ライチョウ♀、冬羽から夏羽へ移行中のようでした
中央アルプス(空木岳-南駒ヶ岳)越しの南アルプス(荒川岳-赤石岳)
三ノ沢岳と塩見岳との間の背後には富士山が見えていました~!
雪をついばんでいたライチョウ♀、個体調査のための足輪が取り付けられていました(右:オレンジ、水色、左:青、オレンジ)
雪をついばんでいたライチョウ♀、個体調査のための足輪が取り付けられていました(右:オレンジ、水色、左:青、オレンジ)
王滝頂上への最後の登りは急登
王滝頂上からの新雪と青空の剣ヶ峰(御嶽山の山頂)
山頂直下では、噴気活動が継続中でした
御嶽神社奥宮
御嶽神社奥宮
剣ヶ峰への最後の登り、新雪の山頂部
エビの尻尾、今日は風は弱く絶好の春山日和でした
山頂への神社の石段は雪に埋もれていました
御嶽山頂上からの北側の展望、ニノ池は完全に雪に埋もれていました
奥の院、右奥に小秀山
奥の院、右奥に小秀山
一時雲が切れて乗鞍岳が姿を現しました
雲の切れ間から奥穂高岳山頂部、右端に常念岳
地獄谷でも噴気活動が継続中でした
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一時雲が切れて乗鞍岳が姿を現しました
雲の切れ間から奥穂高岳山頂部、右端に常念岳
北海道テレビのonちゃんも登頂されていました
地獄谷でも噴気活動が継続中でした
7合目付近から上部のルートは夏道の岩が出ている箇所があっため、山スキーの方は南側の雪面を直登していました。途中からこのルートで下山。
ライチョウ♂も冬羽から夏羽へ移行中でした
雪面を歩くライチョウ♂
この個体には足輪は付いていませんでした
下山時に中央アルプスにかかっていた雲が取れてきました、木曽駒ヶ岳-宝剣岳(手前は麦草岳
六合目付近からの下り、三笠山の左奥に中央アルプスの山並み
御嶽山田之原大黒天、またいい山とのご縁がありますように
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下山時の田ノ原からの御嶽山
おんたけ2240のゲレンデ
道路脇ではミズバショウが咲いていました




