行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
神坂峠(10:20)・・・鳥越峠(11:13)・・・大判山[休憩 60分](12:00)・・・分岐(15:00)・・・恵那山(15:20)・・・分岐(恵那山頂小屋)(15:30)
【2日目】
分岐(恵那山頂小屋)(06:15)・・・恵那神社奥宮[休憩 10分](06:30)・・・分岐(恵那山頂小屋)(06:50)・・・恵那山(07:00)・・・分岐(07:19)・・・大判山[休憩 10分](09:10)・・・鳥越峠(09:58)・・・神坂峠[休憩 20分](10:35)・・・萬岳荘(11:10)・・・富士見台[休憩 20分](11:43)・・・萬岳荘(12:15)・・・神坂峠(12:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2015.11.3・4(火・水) 恵那山登山 2人 晴 登山口7℃
1日目 行動時間 5時間10分 7km ↑899m↓328m 12,344歩
2日目 行動時間 6時間15分 12km↑533m↓1149m 18,747歩快晴 気温-2℃ 小屋温度1℃
二日計11:25分 19km↑1,701m ↓1,672m 30,091歩
さて、霜月最初の山行は、2人で恵那山へ登る事にした。
美濃と信濃の国境に聳える秀峰だ。岐阜側からも長野側からも登山道は伸びるが、今回我々がチョイスしたのは1300年の歴史が眠っていた神坂峠登山口1,569mから頂上を目指す7kmのルート。
神坂峠へ10時前に到着すると、既に駐車場は溢れ、峠の周りに5・6台路肩駐車してある。
此処は登山経験の代六感が働き、少しヘブンス園原側に登っていくと2台ほどスペースが空いていた。上に行けばまだ数台は大丈夫。
100mほど舗装路を下って登山口に取り付く。峠からの登山道は当然尾根筋歩き。しばらく登ると下山されてきた単独女性が、あの白い山は乗鞍でしょうかと聞かれる。振り向くと白い稜線が見えていた。しばらく進むと視界が広がり、恵那山が姿を現す。
此処は三叉路(1,700m)、急な尾根を下って行くと、鳥越峠1,550mに着いた。此処は強清水からの登山道と合流地点、歩き始めてほぼ1時間。次は大判山だ。
大判山12時到着、天気はいいし大判山頂上3等三角点本谷1696mはちょうど中間地点。登って行く人、トレイルランニングで下る人など6・7人の方が休んでいかれた。
ほぼ1時間ゆっくりして再び出発、次は天狗ナギを目指す。はっきりピークがわからないが、13時半天狗ナギ(1,820m)付近を通過。山頂まで2.5km指導標が有る。15時稜線の分岐についた。
天狗ナギからはガレ場の急登が標高差200mほど続く。重い荷と足元の急登で息が上がってきた。連れも苦しそうだ。頑張って、頑張って80分やっと稜線分岐(前宮登山道分岐)に到着、15時。ほぼ予定通り、途中50分の昼食タイムを考慮すれば上出来だ。
シラビソ?の霧氷が西日に照らされて輝いている。此処からはほぼ水平移動、快調に頂上小屋を目指す。さて今夜のお泊りはどうかな?
三ノ宮(たぶん最高地点2,191m)を通過し15時半頂上小屋到着です。5時間10分の登りでした。「こんにちは~」・・・鍵がしてある。我々だけのようだ。小屋の中は温もりが残っている。
今夜は此処でお泊り。
さて翌朝は4時半には目覚めます。寝床を撤収、パッキングをして5時半。そろそろ外が明るくなり始めます。6時御来光を参拝に小屋裏の岩山へ出かけます。
6時10分日の出。南アルプスに朝日が顔をだします。一点の曇りも無い今日は、本当に光の矢です。ピカッと射られた気がしました。氷点下の気温の中、日が差すと温かさを感じます。お日様の偉大さを実感。伊那盆地の雲海と富士山の山影、もー最高です。
充分に御来光を拝み、こんどは空身で頂上へ往復します。二人で、朝のお散歩気分、それも2000mの天空の散歩道です。霜が降りた木道や、霜柱の道を楽しみます。1等三角点「恵那山」と展望台からシラビソ梢の自分たちの影を記録。
一度小屋へ帰り、今度はバックパックを担いで下りに向かいます。6時50分再び稜線分岐(前宮登山道)を目指し、昨日の道を引き返します。急登を下り天狗ナギを過ぎて大判山を目指して下っていきます。途中4組5人の登山者とすれ違います。皆さん今日は天気が良くて、お山が良く見えよかったと感謝しておられます。
天狗ナギ付近からの御嶽山、乗鞍岳から穂高連峰の眺望は、ほんとに奇麗です。少し下って南アルプスそして中央アルプスの眺望と絶景が続きます。下山するのが勿体無いと同時に次のスポットはどんなだろうと言う期待、足元の注意が疎かになりがちです。
大判山へ到着して一服。後は比較的なだらかな道を下ります。途中2度ほど登りがありますが、眺望に紛れて全く苦になりません。鳥越峠からの上りは少し頑張りますが、ヘブンスとの三叉路へ登ると、再び絶景。
恵那山のお姿を確りと記憶します。舗装路を萬岳荘へ向かいます。萬岳荘はヘブンスからのバスが登ってきていて、観光客の方々も居られるようです。
富士見台までは1kくらいの遊歩道。笹の広がる頂上は、360度の景観。今日はその眺望がすごい。2100mの眺望とは又違った眺望が広がる。下りは急行で駐車地へ帰ります。途中で神坂峠史跡に上がって、富士見台への本来の尾根道を見つけた。
道は岐阜側峠道のガードレールの端から伸びていて、神坂峠に下山すると尾根を岐阜側に巻いた所にあり、我々は見つけられなかった。馬篭の宿に寄り、おそばを戴いて中津川ICから帰路についた。
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