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宮城 VOL.10

薬萊山(薬莱山)( 東北)

パーティ: 1人 (たかじゅん さん )

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行程・コース

天候

快晴・無風、山頂小雪

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 県道347号線(中羽前街道)から「やくらいガーデン」等の看板のある交差点を曲がります。ここからは道が凍っていました。交差点から4km弱・10分弱で宮城県で一番小さな「やくらいファミリースキー場」に着きます。「やくらいガーデン」の駐車場に車を停めました。平日なので朝の7時に着いたのですが誰もいませんでした。下山後に見たらスキー客の皆さんはスキー場際の路上駐車みたいでした。

この登山記録の行程

道路際鳥居(7:15)・・・登山口鳥居(7:35)・・・階段スタート(7:45)・・・階段100段目(7:55)・・・階段350段目(8:15)・・・南峰(8:50)・・・北峰到着(9:00)・・・北峰出発(9:10)・・・針葉樹林帯入り(9:40)・・・登山口鳥居(9:50)・・・道路際鳥居(9:55)

コース

総距離
約2.9km
累積標高差
上り約369m
下り約369m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

標高は553mですが宮城の豪雪地帯で、加美富士の別称を持つ東北百名山の山です。
本格的な雪山登山の準備としてはちょっと物足りませんが、体を慣らすにはいいチョイスです。
道路際の大鳥居から入山です。「やくらいスキー場」のゲレンデを右に見ながら直進します。
あっという間に汗が吹き出し、ベンチフルオープンでペース配分を思い出しながら進みます。
登山口の大鳥居をくぐり右手に進み、左に大回りして、706段の登山階段に到着します。
実際には登山階段の看板だけで、積雪で階段の場所さえわからない中を登って行きます。
登山階段上の積雪なので、どこまでツボ足で行けるのかを試しながら登り続けました。
時々振り返り、大崎平野を眼下に見ながら50分ほど登ると稜線に出て平坦になります。
この稜線上からいきなりトレースが無くなりますが、狭い稜線上の樹林の隙間の先に
積雪でまったく見えない道を確信しながらピークを目指してもくもくと進みました。
しかし股下ラッセルになり、ツボ足を断念して、ここからスノーシューを装着しました。
(ああ、スノーシューはなんて楽なんだ!一気に世界が変わるのを痛感しました)
スノーシューで軽々と大股でズンズン進み南峰に着きましたが、薬師堂は屋根だけです。
南峰から北峰までのルートもトレースはまったくなく、延々の雪庇の内側を慎重に進みます。
到着した山頂の北峰の祠も雪で屋根だけでした、小雪の中とても気持ちの良い山頂でした。
北峰から北に下山を試みましたが、雪で全然わからない為、来た道を戻りました。
広大な大崎平野や「やくらいガーデン」を眼下に見ながら気持ちよく下山です。
下山時もスノーシューのままでしたが、安心でスピードもあり、楽々で下山でした。
軽アイゼンも持って行きましたが、今回のように雪が深くなりラッセル必至の状況では
間違いなく、スノーシューに軍配が上がります。ワカンとも比べ物になりません。
薬萊山は降雪で先が見えなくなっても、稜線からピークを目指すルートで
迷うことなく短時間で完結できる冬限定の雪山低山おすすめスポットです。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル
医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
軽アイゼン トレッキングポール ライター アウターウェア オーバーパンツ バラクラバ
オーバーグローブ 雪山用登山靴 スノーシュー

みんなのコメント

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登った山

薬莱山

薬莱山

553m

よく似たコース

薬莱山 宮城県

「加美富士」の名で親しまれ、さまざまな伝説が伝えられる名山

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
2時間
難易度
コース定数
9

たかじゅんさんの登山記録

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