行程・コース
天候
雪後曇り/晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
マイカーで入り、帰途は親切な名古屋のジープ夫婦が登山口まで数十キロを送ってくれる。
この登山記録の行程
黒井沢登山口(8:25)野熊池(10:00)山頂小屋(12:00)恵那山(12:15)大判山(14:20)神坂峠(15:40)萬岳荘(15:50/6:20)神坂山(6:35)富士見台(7:15)横川山(8:30)南沢山(9:05)大島山(11:50)清内路峠(12:45)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
黒井沢登山口から歩き始める。駐車場には多摩ナンバーの車等が数台停まっている。治部坂高原から大川入山を越えて恵那山を目指したものの、笹薮と台風に阻まれて恵那山頂を諦め、ずぶ濡れになって黒井沢に下山したのは今年9月下旬の事だ。
野熊ノ池避難小屋のノートを見ると、11月になっても毎週誰かが入山している。明るい落葉松林を登って行くと霧氷を纏った頂上が白く望まれる。この辺の落葉松は植林後30年経っており、平均的な幹の太さは25cm位だ。西面の針葉樹林を行くと雪がちらほらと降り始め、山頂小屋からは20cmの雪を踏んで恵那山頂に立つ。
北面の積雪はいくらか多く、雪上に続く足跡を心強く思いながら下る。振り返ると山頂は雲に包まれて山肌は霧氷で白く、下の方を見ると盛りを過ぎた落葉松が赤褐色に尾根を染めて暖かそうに見えている。強清水への下降路で足跡と別れる。
萬岳荘の板張に腰を下して天気図を取り、手の切れるような丸太の水槽の水を有難く思いながら炊事をしていると男女6人が現れて、急に賑やかになる。
寒気の中を出発すると、テントで寝た若い女性2人が外を散策している。霧氷がこびり付いた笹を掻き分けて神坂山に登り、富士見台へ向う。可愛い千島笹の道を行くと朽ち掛けた神坂小屋が在り、旧タイプのスキーが何本も放置してある。
富士見台は緩く大きな台地だが、立派な山頂と言えよう。半ば期待した如く富士見台の北へも道が伸びており、人の背丈ほどの根曲竹が綺麗に伐採されている。養護学校の登山記念板が立つ横川山(湯船沢山)越えて一段下ると高原状の南沢山に着く。
地図に記載されている沢沿いに北東へ行く南木曾への旧道は痕跡も無いが、上清内路へは道が通じており、思い掛けず夫婦が上がって来る。山頂から少し行って道から外れ、P1,525に登って尾根を北へ向い、笹薮を漕いで進む。三角点1,341mには『大島山』の表示があり、「大島原1.9km(左)、清内路峠2.2km(右)」の道標がある。
慎重に尾根筋を進むと仕事道が現れ、思ったより早く峠へ下る。名古屋へ帰ると言う夫婦のジープが拾ってくれ、親切に甘えて黒井沢まで送ってもらう。
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