行程・コース
この登山記録の行程
登山者用駐車場(05:50)・・・広河原登山口(06:30)・・・1716m地点・・・恵那神社奥宮(10:00)・・・分岐(恵那山頂小屋)(10:10)・・・恵那山(10:15)・・・分岐(恵那山頂小屋)[休憩 120分](10:20)・・・恵那神社奥宮(12:30)・・・1716m地点・・・広河原登山口(14:20)・・・登山者用駐車場(14:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
先週の竜ヶ岳に続き、今シーズンの2回目となったのは中央アルプスの恵那山です。
恵那山は日本百名山の1つではありますが、山頂での眺望はイマイチと言うこともあり、ちょっとマイナーな感じで、登山者も控えめです。
実は、昨年もチャレンジしようと思ったのですが、現地まで行って、林道が落石による通行止めと知って、急きょ隣の富士見台高原に登りました。
今年は入念に情報を収集し林道が通行可能という事を確認して出発しました。
峰越林道は途中にゲートが設置してあり、車は工事車両のみが通行できます。ゲート脇に登山者専用駐車場があります。
早朝5時半ごろに到着しましたが、先着は2台でした。
早々に準備して5時50分出発です。
ゲートの脇に登山届のポストが設置してあるので提出。
昨年は崩落で通行止めになったのが納得できるほど、林道のいたる所に落石と思われる石がゴロゴロ。崩落しているところもたくさんあり、常に山側の落石に気を使っていないと危ないと感じました。
30分ほど進むと広河原登山口に到着です。
川に架けられた丸太橋を渡ると、いよいよ登山開始です。
いきなり九十九折の急こう配が続きます。道幅も狭く浮石も多いため、気を付けて歩かないと落石を引き起こします。
白樺と熊笹が多く、熊笹が群生しているところは、黒い粘性土のため、かなりぬかるんでいます。
登山道の途中には、所々「1/10・2/10・3/10・・・」と山頂までの目安が表記された案内板が設置されており、励みになる反面、心が折れそうにもなります。
3/10を越えると、日陰に残雪が現れます。この時間帯、カチカチには凍っておらず、普通の靴でもいけます。
それでも6/10付近になると完全に雪道に変ります。日陰で勾配のきついところは滑るので、ここでアイゼン装着です。
雪道と言っても、融雪は進んでいるため、かなり腐っており、踏み抜くこともしばしば。雪道は足元が平坦になり歩きやすい反面、直登となるので結構体力を使います。
稜線でると積雪量も増え、おそらく1m以上は積もっていると思われます。
しばらく進むと山頂広場と展望のない展望櫓があります。それを過ぎれば避難小屋があり山頂はその先です。避難小屋の近くにはトイレが設置してありますが、冬は管理ができないので、用をたすのには少々勇気が必要です。
今回は天気がいいので避難小屋付近で自炊です。天気の悪い日は避難小屋の中でもよいですが、あくまで避難小屋なので定員は5~6名で電気なし。窓のシャッターは閉まっているので真っ暗です。したがって、天気の悪い日は、早めの下山をお勧めします。
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