行程・コース
この登山記録の行程
富士宮口五合目(05:55)・・・六合目・・・新七合目・・・七合目[休憩 10分]・・・八合目・・・九合目・・・九合五勺・・・富士宮口頂上[休憩 10分]・・・剣ヶ峰[休憩 20分](09:20)・・・富士宮口頂上[休憩 20分]・・・九合五勺・・・九合目・・・八合目・・・七合目・・・新七合目・・・六合目・・・富士宮口五合目(11:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
僕は12歳、中1男子です。
5/29(日)は部活がお休みで、天気予報も晴れでしたので、
国内最高峰、富士山に行くことにしました。
富士宮口の標高は2400m、そこからもずっと登り続けるので、
8合目では3250m、9合目では3460mと、どんどん標高が上がります。
今まで、北岳をはじめとして3000m級の山にもいくつか登って来ましたが、
登山中に、空気の薄さを感じた事はありませんでした。
でも、今日は2時間足らずで3500m以上の標高に来てしまったせいか、
はっきりと空気の薄さを感じました。
いつもは駆け上がるような雪渓も、今日は10歩位上がると30秒位休んで
息を整えます。
頭も痛くはならず、吐き気も無かったので、「高山病」までの
重い症状では無かったと思いますが、初めての経験でした。
登山前のパパとのミーティングで、「今日はタイムは気にするな。急ぐと危ないから」
と言われ、無理はしていないと思いますが、
1週間ほど風邪気味だったのが良くなかったかもしれません。
今後、海外の高峰にも挑戦したいです。どうすれば、高所に順応できるか調べて
実践していきたいと思います。
ちょっと意識が薄くなっていたので、山頂からの眺めは、南アルプスと八ヶ岳が印象に残った位です。
それより、足元の切れ落ちた噴火口の荒々しい眺めが、印象に残っています。
意識が薄い、という事について更に言いますと、細かい作業がめんどくさい、ミスが多くなる、
というのも低酸素状況下での現象では、と思いました。
今回例えば、スパイク装着後のスパッツ靴底ベルトの締め忘れ、といった事が起こりました。
漫画「岳」でも、極限状況下での信じられないようなミスでの遭難が描かれていました。
自分で経験してから読み返すと、ことさら心に刺さりました。
山開きは7/1とのことですが、富士山の登山道は最初から森林限界以上で、
日差しを遮るものがないので、入梅前の5月末、今日位のコンディションが最適なのでは、
と思いました。夏に晴れたら、相当な暑さだと思います。
ただ、山開き前は5合目より上はトイレも売店も閉まっています。
僕たちは、往復約5.5時間のスピードハイクでしたので、出発直前と到着直後に5合目トイレの利用で間に合いましたが、普通の速さの方ではトイレが問題になると思いました。
100名山であり、国内最高峰でもあり、そして世界遺産でもある富士山に
登れたことは、僕の思い出に深く刻まれました。
フォトギャラリー:23枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 |
【その他】 ピッケル |
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