行程・コース
天候
晴れ(山頂付近は曇り)
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
越後湯沢→和田小屋(タクシー)
この登山記録の行程
【1日目】
和田小屋(08:25)・・・下ノ芝[休憩 10分](09:30)・・・上ノ芝[休憩 10分](10:40)・・・神楽ヶ峰[休憩 60分](11:05)・・・苗場山(13:15)
【2日目】
苗場山(06:00)・・・九合目坪場(06:40)・・・三合目(09:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
苗場山でお花畑と天空の湿原歩きを楽しむことに。和田小屋から登山を開始する。1時間程で下ノ芝に到着するとキンコウカやイワイチョウなどの高山植物が出迎えてくれる。休憩用のベンチがあり、高山植物を見ながら小休止。更に歩を進めて中ノ芝に到着するとニッコウキスゲの群落があったが、少し見頃を過ぎた感じだ。上ノ芝ではワタスゲの群落と、高山植物を見ながらノンビリと歩を進める。すでに森林限界を超えていて、涼しい風に吹かれながらの楽しい登山だ。神楽ケ峰に到着し、お腹が空いたので持参のドライカレーでお昼ご飯。ここで初めて苗場山の山頂を見ることが出来るが、ガスで山頂が見え隠れする。少し下ると雷清水があり、多くの登山者が水くみの順番待ち。小生も水を飲んだが、甘みのあるとても美味しい水であった。更に下ると「お花畑」に到着する。色々な高山植物が咲き乱れ、暫し足を止めて観察。「お花畑」を過ぎると苗場山への最後の急登が待ち受ける。小さな九十九折れの急登を登って行く。雲尾坂を過ぎた岩場で、先行の登山者からヒカリゴケが見られることを教えてもらい観察。初めてヒカリゴケを見たが、何のために光っているのか不思議な苔だ。程なく山頂湿原に到着。ガスがかかっていて周りの景色は望めなかったが、幻想的な風景の中を山頂へ向けて歩を進める。山頂に着くとニッコウキスゲが咲いていて多くの登山者が休憩中であった。写真撮影を済ませ、宿泊する山頂ヒュッテにザックを置いて湿原をお散歩。ワタスゲが一杯咲いていて、涼しい風に吹かれながらノンビリと散歩を楽しむ。晩御飯は、カレーライスとポテトサラダ、とても美味しかった。早朝に下山するため20時過ぎに就寝。早朝、ご来光を見るため外に出たが、生憎の曇り空で、ご来光を見ることは叶わず、6時に小赤沢へ向けて下山開始。15分程で9合目の分岐に到着。暫く歩くと湿原を抜けて岩場の登山道に変わり、8合目を過ぎると鎖場と岩場のトラバースが現れる。湿っていて、とても滑り易くなっているので注意しながら下る。泥濘の登山道で登山靴をドロドロにしながら下る。山頂から3時間程で3合目に到着し、沢で暫し休憩。登山道もあったが、踏み跡が少ないような感じだったので、林道を歩いて楽養館へ向かう。楽養館でゆっくりと温泉に浸かり疲れを癒す。山頂ヒュッテに泊まった登山者は100円引きの400円で温泉に入れる。手打ちだと思が、蕎麦がとても美味しかった。親切な楽養館のご主人の計らいで、バス停まで送っていただき、バスを乗り継ぎ越後湯沢へ向かい新幹線で帰路へ。沢山の高山商物を観察でき、天空の湿原歩きも楽しめた山行であった。
フォトギャラリー:33枚
和田小屋から登山開始
下ノ芝に到着
キンコウカ
イワイチョウ
ワタスゲ
ニッコウキスゲ
上ノ芝に到着
青空の下、神楽ケ峰を目指す
アザミ
神楽ケ峰に到着
ミヤマウツボグサ
ホソバコゴメグサ
クルマユリ
やっと苗場山が見えた
雷清水...美味しかった
ソバナ
タカネナデシコ
ウスユキソウ?
テガタチドリ
アカバナシモツケソウ
お花畑の中をノンビリと歩を進める
ハクサンオミナエシ
ヤマハハコ
苗場山への急登が始まる
初めて見たヒカリゴケ
山頂湿原に到着...ガスに包まれた幻想的な風景が広がる
標高2,145m苗場山に到着
今日の宿、苗場山頂ヒュッテ
ガスに包まれた天空の湿原を歩く
九合目坪場に到着
鎖場が数カ所続く
滑り易いトラバース
小赤沢三合目登山口に到着
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |
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