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復帰戦その33-妙高山・火打山

妙高山・火打山(笹ヶ峰口)( 上信越)

パーティ: 1人 (たこぶろ さん )

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行程・コース

天候

晴れ曇り

利用した登山口

笹ヶ峰  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 道の駅しなの(前夜泊)=笹ヶ峰キャンプ場
笹ヶ峰登山口の登山者用駐車場はイベント開催の為、お隣の笹ヶ峰キャンプ場へ駐車

この登山記録の行程

笹ヶ峰(05:34)・・・黒沢橋(06:11)・・・富士見平[休憩 10分](07:06)・・・黒沢池ヒュッテ(07:42)・・・大倉乗越(07:59)・・・長助池分岐(08:20)・・・妙高山北峰[休憩 10分](09:05)・・・妙高山南峰[休憩 20分](09:20)・・・妙高山北峰(09:45)・・・長助池分岐(10:13)・・・大倉乗越(10:39)・・・黒沢池ヒュッテ[休憩 20分](10:50)・・・高谷池ヒュッテ(11:51)・・・天狗の庭(12:05)・・・火打山[休憩 60分](12:50)・・・天狗の庭(14:17)・・・高谷池ヒュッテ[休憩 10分](14:30)・・・富士見平(15:08)・・・黒沢橋(15:48)・・・笹ヶ峰(16:17)

コース

総距離
約23.2km
累積標高差
上り約2,359m
下り約2,359m
コースタイム
標準14時間30
自己8時間33
倍率0.59

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

登りたい山が二つ並んでる。山小屋泊でのんびりと歩きたいが時間もお金もそうはいかず。
そんな復帰戦の33番は苦労するなと思いつつも妙高山と火打山を日帰りで歩いてきた。

事前に調べた情報によると妙高はかなり手強いらしい、、、ので先に目指すことに。
黒沢池ヒュッテから先は苛めにでもあってるかのように辛い登山道でした。やっと稼いだ高度を大倉乗越から一気に下り体力を削られ、妙高本体の登りは歩きにくく眺望のない樹林帯。いや、久々に山頂までの道のりが果てしなく長く感じ苦痛でした。

一方の火打山は穏やかな登りで歩きやすく、かつ景色の素晴らしい天狗の庭や高層湿原の脇を堪能しながら歩ける木道などなど、非の打ちどころが無いですね。
稜線の向こうには妙高、眼下には高層湿原を捉えつつ気持ちの良い稜線歩きが楽しめます。

ともに山頂はガスで眺望に恵まれなかった為に比較するのは難しいですが、個人的には火打山に軍配があがるかと。
やはり山頂の眺望だけでなく、登頂までに心躍る景色を味わいつつ登れるのが楽しいですね。

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フォトギャラリー:39枚

八海山から道の駅しなのへ移動。車中泊にてたっぷり睡眠をとり妙高山に備えます。

笹ヶ峰キャンプ場の駐車場を利用。登山口のすぐ脇にありまして、結構な台数が駐車できます。トイレも完備。

妙高山・火打山の登山口。おぉ、立派ですね。実にやる気がUPする登山口です。

登山口からは木道が続きます。静かな樹林帯に野鳥の囀りがこだまする早朝の登山道。気持ちがいいですね◎

沢の音が聞こえると黒沢橋に到着です。休憩されている方が多いのでスルーします。

十二曲りを抜けしばらく登ると富士見平。ここで火打山と妙高山への分岐となります。先に難敵の妙高を登るので黒沢池方面へ進みます。

分岐から少し下って樹林帯を抜けると解放感溢れる高層湿原が。空と風が心地良く、こういった風景は誰かと共有できたらなと思ってしまいます。

黒沢池ヒュッテに到着です。ってあれれ?目が霞む?いや、ガスが襲ってきました(泣)

黒沢池ヒュッテからはぐいぐい登りますが、大倉乗越からまた高度を一気に下げます。ヒュッテから先の登山道はとても歩きにくく、体力を削り取られます。途中、目指す妙高山がガスの切れ間から見えたのですが、なんか遠い・・・

やっと長助池分岐に到着。なぜか歩きにくさを感じてモタモタして歯痒くもなり、どうも私は妙高山との相性が悪いようです(泣)

果てしなく続く(ように感じる)登山道はやはり強敵でした。この日は団体登山者が多く、所々渋滞も発生していましたね。20名超えで列を成すのもどうかと。。

やっと妙高山頂(北峰)に到着しました。多くの方が達成感に浸り、仲間とともに喜びの声をあげています。一方私はソロなので、ま、やっと着いたという安堵感のみで心身ヘロヘロ。この差はなんだ?

うーん、ガスで見え隠れして景色が堪能できません。

あちらは最高峰のある南峰ですね。ガスで眺望は期待できませんが、行ってみます。

南峰へ到着です。こちらも数多くの登山者で賑わっていました。

ゴツゴツとしたデカい岩が並びます。絶好の撮影スポットのようですね。

南峰は北峰よりも広く、休憩には最高の場所ではないかと。山頂直前までずっと樹林帯の登りだったので、こんなにもゴツゴツした岩が広がる広い山頂だとは思いもしませんでした。

さて、北峰へ戻り黒沢池まで下山開始です。登山口駐車場でのイベントはどうやらコレの様。野尻湖からスイム=バイク=ラン(登山)のゴールがここ妙高北峰だとか。

下山途中にも続々と選手が登ってきます。そうそう、パンダも登ってき、、、、は?パンダ?(-◇ー)

黒沢池ヒュッテまで戻ってきました。大倉乗越がボス級の手強さだったために死亡寸前です(泣)

もう妙高だけで下山しよかな、、、と気弱になりつつも火打山へ向かいます。ヒュッテと黒沢池を後にし、まずは茶臼山へ。

茶臼山。ただの通過点ですね、特別なにがあるというわけじゃありません。

高谷池の分岐点まで着きました。HPが限りなくゼロに近いような気がします(汗)

わー、すげぇ。見事な景色ですね、疲れも一気に飛ぶような気がします。火打山の見所はこの登山道にあると言っても過言じゃないですね。

まさかここに来てランクA登山道になるとは。妙高が非常に辛かったので、歩く楽しさが倍増です。

木道をずっと進むと天狗の庭へ。八ヶ岳の天狗の箱庭のような荒々しさはなく、どこか上品な雰囲気が漂う場所でして、その情景に自然と足も止まります。

天狗の庭から先も高層湿原が続きます。無数の池塘が雰囲気良いですね。景色に夢中になり歩き続けるので、時が経つのも忘れてしまいます。

湿原に咲き乱れるワタスゲの穂が風に揺れるさまは、とても不思議な感覚に陥ります。なんていうのか、お伽話や空想の世界にでもいるかのよう。

高層湿原も終わり、徐々に高度を上げていきます。火打の登りは緩やかでして、良く整備された見晴の良いコースでした。

素晴らしい景色ですね。先程歩いてきた高層湿原と糸のような木道。遠くから眺めると細い糸のように見える登山道って、趣がありますよね。

稜線歩きを経て、最後に少しぐいっと登ると火打山山頂に到着です。あいにくこちらもガスの餌食となりまして、無念(泣)

ま、目標の二つ登頂できたのでゆっくりご飯にしましょ。

さて。下山開始です。火打山はこういった稜線歩きもできるから楽しいんです。疲れていても、名残惜しくて帰りたくないと思ってしまいますね。

火打山と池塘。見所満載でとても楽しい登山道でした。

何度見ても絵になりますね。是非訪れてほしい場所のひとつです。

高谷池ヒュッテで少し休憩。この日は気温も高く、飲料も底を尽きたので水とスポーツドリンクを買いました。

ヒュッテからはすぐ樹林帯へ入りますので、黙々と下山するのみ。しかし下山路は長く感じますね、、、こんなに登ってきたのかと。

登山口へ無事に到着しました。通過すると山が終わってしまうのも寂しく思ったり。でもまた訪れれば良いですね◎

さぁ恒例のご褒美タイム。温泉施設の天狗の湯でまたもや二人前。やはり一人だと恥ずかしい、、、せめてデカいお盆一つに全部載せてくれ(汗)

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装備・携行品

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登った山

火打山

火打山

2,462m

妙高山

妙高山

2,454m

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