行程・コース
この登山記録の行程
笹ヶ峰(05:12)・・・黒沢橋(05:52)・・・富士見平(07:01)・・・高谷池ヒュッテ(07:45)・・・天狗の庭(08:03)・・・火打山[休憩 60分](09:07)・・・天狗の庭(10:49)・・・高谷池ヒュッテ[休憩 10分](11:03)・・・富士見平(11:46)・・・黒沢橋(12:40)・・・笹ヶ峰(13:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
早朝、東の空が白んで来た頃、R18上から右手に妙高山のシルエットがくっきり見え、今日は絶好の登山日和で景色が楽しめる予感。
笹ヶ峰駐車場は意外と空きが多いものの、多くの登山者が準備と出発をして行った。
我々も支度をし登山届を提出して出発。
暫く緩い傾斜の樹林帯内を木道歩きでじわじわ上がり黒沢橋へ、出発時は涼しいと思っていたが思いのほか汗をかいたため、川で顔を洗いすっきりした後に次の十二曲りへ。
つづら折りの十二曲りや、その上に続く大石ゴロゴロの急坂から時折見える北アルプスは朝日を浴びて輝き素晴らしい眺め。
富士見平で妙高山方面行きとお別れし黒沢岳西側を通り高谷池を目指すが、その途中で火打山、影火打、噴煙を上げる焼山の姿が飛び込んできて俄然登頂意欲が増してくる。暫く進むと今度はアルプス展望台があり大雪渓がくっきり。いやー本当にいい眺め。
すぐに三角屋根の高谷池ヒュッテだったが、日差しも強くなってきたのでなるべく気温が高くならないうちに山を目指そうと思い、休憩せずにスルー。
高谷池北側の外郭尾根から見下ろすと、黒沢岳をバックに池塘とヒュッテ、テントの姿がまるでミニチュアのようにあった。
僅かに登ると火打山に真っ直ぐ続く木道、その両側にはムラサキ色のリンドウが群生し天狗の庭ではこれまた火打山をバックに池塘がいいバランス。その池塘に映る逆さ火打もカメラに収め大満足。
この辺りから次々と下山者とすれ違い出した。早朝出発者もいるだろうが、山小屋やテント泊者が多いのではないかと思うが、この時期涼しいうちに戻るという選択は正解と思う。
次の通過点のライチョウ平までの間、笹を刈り込んでくれている箇所があったが、その根元が伸びて立ち上がり脚に引っかかり歩きにくいし、転倒するとその先端でケガをするかもしれないので慎重に歩く。
ライチョウ平手前の尾根から傾斜が段々ときつくなってくるが問題なし。
新たなムラサキ色の花が群生していたのでよく見ると、食せば大変危険な植物だったが見る分には色鮮やかで綺麗。蜂が花粉を集めていたが大丈夫かな?
ライチョウ平という名前に期待したが、天気も良く人も多いせいで隠れているのであろうか出会えず残念。
その後再び急坂を登り程なく山頂。山頂には5,6人の先客がいた。
山頂からは360度見渡せ、遠く北アルプス、近くは高妻山をはじめとする戸隠連山、妙高山、黒姫山、雨飾山、噴煙を上げる焼山、糸魚川の市街、少し霞んで日本海の眺め、高谷池とヒュッテが見下ろせ、最高の景色。
風も無く、虫も纏わりつかず安心して早めの昼食を摂り、休憩の後下山した。
その間、老若男女多くの方々が登頂。時折大岩や木の根の段差乗り越えはあるが、全路を通しクサリ場やハシゴなどの危険個所はなく、開けた稜線と高層湿原、高山植物が楽しめ、小さな子供連れのご夫婦や若いカップル、ご年配の方々も安心して登山できるコースだからであろう。
そういえば軽装備のトレランのグループも何組か見かけた。
結構距離もあるので歩きの充実感もあり、良い天気も相まって第一回山の日、最高の登山ができた。
フォトギャラリー:53枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ |