行程・コース
天候
晴れ(朝7:20、11℃)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
須玉ICから増富温泉方面・瑞牆自然公園へ
この登山記録の行程
芝生広場(08:30)・・・林道終点(09:00)[散策 10分]・・・不動滝(10:30)[休憩 10分]・・・分岐点(12:10)・・・瑞牆山(12:20)[休憩 30分]・・・富士見平小屋(14:40)[休憩 10分]・・・芝生広場(16:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
秋晴れの瑞牆山自然公園の駐車場からは、大きなマットを背負った方々が続々と現れ、普段とは違う雰囲気。公園駐車場利用の大半がボルダリングの方達だった気がします。
朝露が煌めく芝生広場から白樺・ツツジ・ススキ・カラマツと朝日が当たる岩肌…ひんやりとした空気が清々しい林道を進むと、黄葉に染まる広葉樹林や咲き残りの花も見られました。
自然公園から林道を辿っていくと…ゲート。その先はダートな道ですが乗用車でも充分に登っていけます。その終点には駐車場があります。沢の音が聞こえる方へ行くと真っ赤な楓が沢沿いに見られます。沢の流れは大きくありませんが、エメラルドグリーンの色を湛えていました。大きな岩の下にはマット。ボルダリングの領域に入ってきてしまったようでした。
林道へ戻るとミズナラやブナ・白樺などの広葉樹の黄葉が淡い色に染まっていました。木々の間からは奇岩群に映える紅葉が覗けます。落葉したらスッキリと見えるのでしょうが、紅葉も終わってしまうでしょうから仕方ありません。不動の滝へは、シラビソとコメツガの樹林帯と沢を幾度となく渡ります。木の橋には鎖の手すりが付いていますが、頼らずに渡るのがいいでしょう。
不動の滝を越えた1800m付近からは、急に勾配がきつくなり…かなりしんどい。周りにはアズマシャクナゲの群落が増えていきますので6月上旬には花を楽しみながら登れるのかもしれません。
鬱蒼と樹木が生い茂り見通しの効かない登りが続き…くじけそうになりますが、シラビソや栂の香ばしい匂いやポツポツと現れる紅葉に救われます。富士見平からの合流点に出ると山頂は直ぐそこ
山頂からは、金峰山をはじめ富士山、南アルプス、八ヶ岳、遠く北アルプスまで望めます。崖の際に立つ人を見るだけでもゾクゾクしますが、眺望は抜群。山麓にかけて黄葉するカラマツや奇岩群に張り付くような紅葉が、気持ちよく見渡せました。狭い山頂は大にぎわいで座るスペースを作るのは大変ですが、皆それぞれに休憩をとって下山していきます。
富士見平小屋への道(メインルート)は、急激に高度を下げていく岩場で手足をふんだんに使って降りていきます。鎖のある岩場が多いので、登りと下りがぶつかると大きな待ち行列が発生しやすいので多めの時間配分が必要です。
大きな岩が多いので下るとなるとコースどりにも手間取りました。どうやって降りようか迷っていると…親切に教えてくれる(先行する)方が多く大変助かりました。
感心したことが、もうひとつ。登山靴のソールが取れて困っている人がいると…ビニール紐やテーピング・針金を持っているよ…と自分のものを持ち寄って助けてあげる人が多く現れたこと、大いに感心しました。
富士見平小屋へ着くとテント場には、たくさんのテントの花が咲いて大にぎわいです。小屋へ入ると…木製の棚が取り付けられてハンドメイドの可愛いお土産がたくさん並んでいます。地ビールと手作り小物をお土産にしました。
ここから、芝生広場までは林道を経由して1時間。ひと気がなくなり、日も暮れてきたので、熊鈴を大げさに鳴らして歩きました。
ボルダリングをしている人の姿は見かけなかったので、行き会ったお兄さんに…どこで登っているのかを尋ねると…芝生広場の奥の方とのことで、分厚いマットを敷いていてもやはり、落ちれば痛いし、怪我もするが…面白い・・とおっしゃっていました。やはり・・・達成感を得られることが…虜にさせるのでしょうね。
フォトギャラリー:64枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
| 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 腕時計 | カメラ |
| 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 |
| テーピングテープ | トレッキングポール |




































































