行程・コース
この登山記録の行程
大倉(08:30)・・・新茅山荘(09:36)・・・夏期駐在所[休憩 10分](10:00)・・・政次郎ノ頭[休憩 10分](11:43)・・・新大日[休憩 10分](12:28)・・・木ノ又小屋(12:45)・・・塔ノ岳[休憩 20分](13:28)・・・金冷シ(14:00)・・・花立山荘[休憩 10分](14:15)・・・茅場平(14:40)・・・夏期駐在所(15:45)・・・新茅山荘(16:10)・・・大倉(17:07)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
1か月ぶりの山であった。しかも雨の土曜日を我慢して日曜日に出た人で、渋沢-大倉間のバスは満杯、積み残しを出す有様。
そんな中、今回の山行でちょっと驚いた話題を二つ。一つは新大日付近で大量に発生している「ユキムシ」と、その名前が周りの人たちにほとんど知られていないこと。もう一つは、クマスズの異常なまでの繁栄で、あった。
この時期、丹沢や奥多摩の山間部に入ると、チラホラ飛んでいるユキムシの記憶は沢山あるが、顔にぶつかってきそうなほど、あるいは木々に停まってそれを容易に見つけ出し、カメラに収めることができるチャンスは初めてであった。また、さすがにその存在には気づきながら、名前はおろか蠅やブヨか何かくらいに思っている人たちが大部分であることを気づかせてくれたのも今日の収穫(?)であった。俳句の季語にはなっているものの、俳句をひねる人口も少ないだろうし、また、こんな山の上まで俳句をひねりに上がってくる人はもっと少ないのだろうか。
一方、これだけの人たちが集まると、クマスズを鳴らして歩いている人も多くなる。特に鋭く響くスズは頭の芯に響き、気になり始めると耐えがたく感じてしまうのは私だけだろうか? 人が少ない場合などに備えて携行するのは否定しないが(実際自分も北海道の山では鳴らして歩いた)、沢山の人であふれかえっているのがわかった時点で、鳴らさないような場所に格納するような対応はできないものだろうか? 後から後からいらっしゃるクマスズの音に耐えられなくなり、花立の下で天神尾根に逃げてしまった。ものの5分も歩かないうちに静けさに包まれ、気持ちよく歩くことが出来たのであった。
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