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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: いつもの駐車場が新年価格でボッタクリだったので、少し離れた峠堂の駐車場へ(¥400/1日)。

この登山記録の行程

有馬温泉駅(8:45)…白石滝(9:50)…極楽茶屋(11:15)…似位滝(11:50)…湯槽谷(12:45)…湯槽谷山(13:30)…灰形山(13:50)…落葉山(14:15)…有馬温泉駅(14:30)

コース

総距離
約12.4km
累積標高差
上り約1,316m
下り約1,319m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

白石滝へと、3度目の挑戦。今回は果たして目的地に達することができるのか。

六甲山の王道、魚屋道から登り始めます。何の特徴も面白さもないいたって普通の道ですが、紅葉谷の入り口は崩落のためまだ通行止なので致し方ありません。しばらく登って、炭屋道を下って、紅葉谷に合流します。

谷に下ると急に気温が下がっていきます。ひんやりした空気の中、少し登っていくと、崩落して通れない橋の近くに湯槽谷の取り付きを発見。遠目には藪にしか見えませんが、近づくと踏み跡が。帰りはここを上がっていこう。

さらに登っていくと、白石谷の分岐の標識があります。ここからは未知の領域。ワクワクして渡渉。間も無く白石滝に。案外すぐなのね。白石滝は滝壺に根こそぎになった大きな木が流れ着いていて、風流さのかけらもありません。六甲山の谷はどこも以前の台風のために荒れています。自然の破壊力は凄まじい。こうやって山は徐々になだらかに風化していくのでしょう。

さて、白石滝の巻き道を登り、しばらくいったところで途方にくれました。目印テープがあるのは左岸。ただ、そこに行ってみても、軽く崩落した跡しかありません。どうしろと?これを登れと?ちょっと登れば目印があるかもと、とにかく登ってみました。もう帰れません。下りれません。これはミスったなと内心焦りながらも、平然とした態度でさらに登ります。これは迷うパターンです。ええ、迷いました。それにしても、さっきまであった踏み跡はどこに?踏み跡を付けた人たちはどこに行ったんだ?

そこからはひたすら尾根伝いにさまよいました。前人未到の尾根です。前人未到の笹薮です。前人未到の崩落急斜面です。地図アプリを見ながら道路を目指します。そのうち、わずかな踏み跡に出くわしました。もはや獣道との区別はつかないほどですが、それでもすがる思いで踏み跡を辿ります。どうやら道路の方に向かっているのでひと安心と思ったのもつかの間、踏み跡が笹薮の中で消滅。またですか。ここまで来た人、どこ行ったー!

もう道路目指して突っ切りましょう。たかが笹。踏んづけてやる。あちこち突き刺さってくるという反撃を受けましたが、なんとか無事脱出。振り返って見ても、人間が一人通った跡など皆目見当もつきません。怖るべし、自然。誰か倒れていても気づかないね。怖いね。

極楽茶屋でひと休憩のつもりが、なぜか高校男児の集団に出くわしたので、そそくさと退散。坊主頭から判断するに、野球部かも。正月休み返上で、登山トレーニングですかな。

次は紅葉谷を下り、似位滝へ行って見ましょう。手前の百間滝で汗だくのおじさんに出会う。頑張れ。
似位滝の下でお昼休み。ここは荒れていなくて良い感じ。しかし寒い。他の場所よりだいぶ気温が低い。それゆえに凍りやすいのでしょうか。岩に座るとお尻が冷える。椅子買うか要検討。

ここから川沿いに下り、白石谷へ。途中、岩壁に挟まれた箇所でどうみても巻道がありません。岩壁にはペグが設置されワイヤーのようなロープのようなものが。これを使って行けということかい?沢登り用じゃないかい?しかし他にない。仕方ない。行ってやろうじゃないか。

足場の数センチ下は河面。ワイヤーに捕まるとお尻には水しぶきが。天然のウォシュレット。当方、水対策はしておりませんので、本当にやめていただきたい。これまでで一番のひやひやモメントでしたが、どうにか通過。

そのあとは湯槽谷を遡上し、以前巻き道がわからずさまよった箇所は、数メートル離れたところにルートが。これが見当たらず、藪漕ぎする羽目になって脛も強打したというのに。巻き道はじっくり探すべきだということをようやく学んだ次第です。

帰りの有馬三山はいつもながらにしんどいコースです。アップダウンが激しく膝に負担がきます。落葉山の静かな妙見寺で最後の休憩。こういう場所はいつまでも変わらないでほしいものです。山の無事を願い下山。

妙見寺の参道で前方を先行する山ガール風の2名。ビビッドなカラーリングで、トレッキングポール装着の最新ザック。流行スタイル完全武装ですな。挨拶をして通り過ぎると、後ろ姿からは想像できないことが発覚。山ガールなんて子供扱いをして申し訳ない。失礼しました。山ガールならぬ山バ…

巻き道はしっかり探す、山ガールは後ろ姿で判断しないが今日のレッスンでした。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス タオル 帽子 グローブ
着替え ノート・筆記用具 健康保険証 医療品 非常食 行動食
テーピングテープ

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登った山

湯槽谷山

湯槽谷山

801m

落葉山

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533m

灰形山

灰形山

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