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蓼科山往復

蓼科山( 八ヶ岳)

パーティ: 1人 (丸花蜂 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 中央道諏訪ICからスズラン峠駐車場まで。
路面は凍結箇所もなく安心して走れました。今後の天候状況により変わってくると思いますが、今回はスタッドレスタイヤでした。

この登山記録の行程

蓼科山登山口(07:40)・・・標高2113m地点[休憩 10分](09:18)・・・蓼科山[休憩 30分](11:34)・・・標高2113m地点[休憩 10分](13:01)・・・蓼科山登山口(14:13)

コース

総距離
約5.9km
累積標高差
上り約823m
下り約823m
コースタイム
標準5時間10
自己5時間43
倍率1.11

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

【登山道の状況】
登山口から標高2113地点までは雪と泥と岩が混じっていて、どこでアイゼンを付けるか悩みどころ。登りが始まってから間もなく装着しましたので、山行のほとんどでアイゼンを付けることに。
2113地点から先、蓼科山の山頂までは日当たりの良いところを除くと岩と雪が登山道を覆っています。
特に蓼科山に向けての急登が始まるとかなりな傾斜が延々と続きますので体力的に結構きつく感じました。北八ヶ岳のエリアではかなり傾斜のある登山道かと思いました。下りも同じ道となりますが、逆にアイゼンがある分安心でしたが、雪の無い時期は怖いかもしれません。
樹林帯の高い方は若干岩が少なくなる感じがしましたが、樹林帯を抜けると途端に岩がゴロゴロとした中を歩くことになります。アイゼンを付けて岩場を歩くことに慣れておく必要があると思います。
【天候と服装】
快晴でした。3レイヤーでしたが、11時ぐらいから気温がぐんぐんと上がり、下りでは汗をかいたため途中でシャツ1枚に。中には長袖のTシャツで腕まくりして登ってくる若い人も。
ただし、樹林帯を抜けると八ヶ岳特有の西風でかなり体温を奪われますので注意が必要かと思います。
【その他】
初めての蓼科山でした。普段は南の方の山から優美な姿を見ていましたが、その容姿とは異なり、ふもとからの急登は相当手強いと感じました。登りはアイゼンなしの無雪期に、下りはアイゼン付けて積雪期に、という都合の良い考えになってしまいます。
全般的に気温が高かったせいもありますが、あの急登や山頂近くの岩場を6本爪で登る人、ジーンズで登る人、スノーシューで登ってきた人、いろいろな人を見かけました。かなり軽装な人、素手の人もいましたが、いずれにせよ樹林帯を抜けると八ヶ岳特有の強い西風が吹き抜けて、違う世界になりますので装備は十分に。

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フォトギャラリー:28枚

朝のすずらん峠駐車場。7:00過ぎに着きましたが、徐々に駐車スペースが埋まってきています。
入り口側にトイレがありますので、用を済ませることができます。
登山ポストも設置されていますので、登山届も投函できます。

路面はこんな感じ。
右が登山口です。

登山口です。駐車場からすぐ。

朝日が昇り始める中、笹原の中の登山道を進んでいきます。

途中、雪が途切れるところがあります。

朝日が南八ヶ岳の稜線の向こうから昇って、雪をかぶった笹原を照らし出し、なんとも言えない雰囲気。

こちらは北横岳のほう。

最初の急登を登りつめて振り返ると…

ダケカンバの樹皮。

こちらはシラビソでしょうか。

いよいよ蓼科山が間近に見えてきました。見上げるようで、結構な高さを感じます。

南八ヶ岳の美しいシルエット。
右側の南アルプスとのあいまに見える雲のたなびきが、また何とも言えない雰囲氣。
足元の道はきつい坂です。

ふと見上げると、すでに木の芽が赤くなって。
春の仕度が始まっているのでしょうか…

まだまだ急坂。縞枯れの向こうに八ヶ岳の青空。

延々と続く急登にうんざりしてきました…

でも、振り返ればこんな景色が広がっています。
もう少し頑張ってみますか...

ようやく樹林帯を抜けて、岩だらけの道になり、山頂ももう直ぐになってきました。空の青さが濃くなってきました。

山頂に到着です。ちょっとくたびれた山頂の標識ですが…

ただし、山頂はどこまでもだだっ広い。そして一面の岩だらけ。その遥かかなたには、中央アルプス、乗鞍、北アルプスの山々が、どんと広がっています。

これは浅間山かな。

南八ヶ岳が手に取るように。

山頂の西側へ行くと霧ヶ峰高原が広がっていますが、車山スキー場の雪がずいぶん少なく見えます。
やはり温暖化のせいなのでしょうか。

風が作り出す雪のアート。

八ヶ岳の青空。

空中に歩き出してしまいそうな…

岩場を越えて…
あちこちに矢印があるので、迷うことはないです。

長い下りでうんざりしましたが、無事に登山口まで下りてきました。気温が上がりだいぶ雪が溶けてしまったようです。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 バックパック
水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ サングラス
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 行動食
テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 アウターウェア オーバーパンツ バラクラバ
オーバーグローブ 雪山用登山靴 アイゼン ピッケル ゴーグル カラビナ
スリング
【その他】 サンスクリーン

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登った山

蓼科山

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2,531m

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