行程・コース
天候
1日中曇り
登山口へのアクセス
その他
その他:
まいたびがチャーターしたバス
新宿発7:20 途中2回の休憩 線ケ滝の駐車場到着は10:25
この登山記録の行程
線ケ滝駐車場(10:35)・・・立岩のコル(11:50~12:00)・・・西立岩(12:20~40)・・・経塚山(14:45~14:50)・・・艫岩(15:23~15:33)・・・はさみ岩(修験場跡地)(16:13~18)・・・内山峠(17:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は交通の便が非常に悪く、公共交通機関を利用すれば前日午後発1泊2日の行程になってしまうコース。団体行動は大の苦手あるが、背に腹は代えられぬ、の言葉通りツアーに潜り込むことにした。一番の心配は日頃訓練をしていないこと。バテたら…、遅れたら…そればかり考えていたが、案ずるより産むが易しの取り越し苦労に終わった。行きは眠いのに寝付けない、これはバスだろうと電車だろうと無関係。まぁ乗り換えしない分だけ楽かなと言う感じ。「線ヶ滝」の駐車場=登山口で各自準備運動を行った後出発。木製の素朴な橋を2度渡り緩やかな斜面を20分ほど。添乗員さんは全員ベテラン。何の不安も感じさせない。緩斜面から急斜面に変わると難所の一つが現れる。鎖が張ってあるので登りの危険は感じないが、人が歩く又は雨で地盤が緩むことによって発生する落石が怖い。周囲に人がいなければどうって事無い道も団体行動では気を遣う。その後、二つ目の難所。ここも鎖が張ってあり慎重に辿れば怖くは無い。ただ、荷物が大きかったり高い所が苦手な人は要注意。まして三点支持の訓練をやったことがない初心・初級者は端っから来るべきでは無い、経験者も連れてくるな。「立岩のコル」は眺望こそ無いが、厳しいコースの後だけにちょっと気が緩む。今回のツアーでは「西立岩」山頂で昼食としたが、ちょっと狭い。とは言え、20人前後の団体では他に全員で食事をできる場所は限られている。
「立岩」から「経塚山」まで鎖やロープの張ってある場所が2、30分おきに現れる。そのうちの一つは高さ10m程度の岩場。ホールド・スタンス共に豊富なので怖くは無い(登りならば)。今回は周囲を雲が隠していたので分からなかったが、晴れていれば絶景だったかもしれない。
急勾配の上り下りを2、3回繰り返した先が「経塚山」。周囲は樹林で眺望は望めない。一応標識はある。この先、道はほぼ平坦で「荒船山」の一部に入ったことが分かる。平坦な道を歩くこと20分位で「艫岩」の展望台に到着。すぐ脇に休憩小屋がある。トイレは使えないが、雨なのにじっくり休みたいという時は有効と思われる。ここで過去に何度か転落事故が発生しているらしい。どうしても崖下を覗きたい人ハーネスを着用しザイルを張ってからにした方が良い(そこまでして覗きたいかなぁ?と思うが)。
「内山峠」まで樹林の中の道。景色は期待できないが、右手崖から吹いてくる風が心地よい。適度に緩急がついた斜面も飽きが来なくて良い。修験場だったことが分かる場所は割と広いので休憩するにはもってこい。「一杯水」は地名の通り水場になっている上に広いからここも良い休憩場となる。水が出ている分、個人的にはこちらの方をお勧め。
「内山峠」の駐車場は結構広いが、トイレ・水場共に無し。近くに沢が流れているわけでも無いので、転んで手足・洋服が汚れていてもガマン・忍耐。
「荒船山」はとにかく『近くて遠い』山。「内山峠」に降りました、さあバスに乗って帰りましょう、と言っても交通の便は皆無。ツァーだからこそできた今回のコース。
「立岩」の難易度は「北穂高」から「奥穂高」の縦走を単独で行える人なら問題なし。油断さえしなければ難しい所は無い。西上州特有の人が少ない山旅をノンビリ味わえること間違いなし
フォトギャラリー:19枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | ストーブ | ライター | クッカー |
カトラリー | |||||
【その他】 ヘルメット(レンタル) |
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