行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央道中津川ICから国道19号で、国道256号を妻籠方面へ。南木曽温泉木曽路館を過ぎてキャンプ場の方に左折。キャンプ場を過ぎてダートの道を進み、奥まで行くと駐車場が2か所ある。奥の駐車場(登山口に近い方)にはトイレあり。駐車場はそれぞれ10台強は停めれるが、人気の山につきすぐにいっぱいになる。その場合は、駐車場手前の林道わきに路駐。
この登山記録の行程
駐車場(07:00)・・・南木曽岳登山口(蘭(あららぎ))(07:24)・・・下山道分岐(07:41)・・・喉の滝(07:52)・・・南木曽岳山頂(09:18)・・・南木曽岳避難小屋(09:44)(昼食~10:40)・・・摩利支天(11:13)・・・下山道分岐(12:17)・・・南木曽岳登山口(蘭)(12:31)・・・駐車場(12:56)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
以前から行きたかった南木曽岳にやってきた。
春にははなもも街道が一際鮮やかになり、なぎそミツバツツジ祭りも見逃せない。
よくバイクで走ったものだ。
今日は滅多にない快晴で、空気が澄んでいて遠くまで見渡せる山登りには最高の日だ。
しかも、爽やかな風が心地よい。新緑の中に佇むだけで十分、リラクゼーションできる。
一番奥の駐車場脇から林道に入る。遊歩道でショットカットも可能。ヒノキ等見ごたえのある大木があちこちに点在している。長野の山と言うだけで、不思議な魅力を感じる。
砂防ダム手前の橋を渡って山道に入る。
整備されているが、道が険しく木道が壊れている場所もあちこちにあって、歩くには注意が必要。
南木曽キャンプ場からのコースは、ある程度登ると分岐があって、山頂に向けて時計回りに周遊できるようになっている。鎖場の連続など、険しい道が続くためだろうか、一通となっている。
登り始めですでに900mを超えているので、比較的、山頂までは簡単に登れるが、道は険しい。アスレチック的な場所もあり個人的には好きな登山だ。
シーズン的にさぞ多くの花が楽しめるかと思ったが、以外に花との出会いは少なかった。
登る途中、振り返ると恵那山の勇姿が見えた。緑が濃く、山々の稜線も綺麗に見える。
ほどなくして山頂にたどり着く。
山頂は展望がないため、避難小屋の方へと進む。少し行ったところに展望台がある。ぱっと視界が開けた瞬間、目の前に大きく雪を冠した御嶽山が見えた。あまりの絶景にふらふらっと前に進んだが、よく足元を見ると下が見えない奈落の底になっていた。落ちないように注意!!
避難小屋(トイレあり)は熊笹の草原の中にある。赤い屋根がキュートだ。
その向こうに展望の良い休憩所がある。ここで昼食。先ほどの御岳山。その右奥に霞んでよく見えないが、乗鞍ととんがった奥穂高が見える。さらに右側には中央アルプスが一望できる。いつもと違って裏側?から見ているので、不思議な感覚。木曽駒から宝剣。そして去年登った空木岳も確認できた。中央アルプスだけではない。南アルプスの一部も確認できる。
こんな素晴らしい景色がこんなに簡単に楽しめる山とは、南木曽岳が人気なのがうなずける。
山を回り込むように下山を開始する。
途中、摩利支天による。パワースポットか。茨城の御岩山を思い出す。
登りも険しいと思ったが、降りはもっと険しさを増す。木の根っこもいっぱいあって滑りやすい。途中の見晴台による。崖にせり出した大きな岩で、登ってきたときの尾根や南アルプスなど一望できる。
一心不乱に急な坂を下っていくとあっという間に周遊の分岐まで戻ってきた。
さすがに12時を回って日差しも強くなってきたが、樹木の緑のカーテンが優しく遮ってくれるので、足取りも軽く下山することができた。
また一つ思い出になる山ができた。
●南木曽岳(なきそだけ):標高1,679 m、日本三百名山(Wikipediaより)
木曽山脈(中央アルプス)の主稜線から西に派生する尾根上にある。御嶽山、木曽駒ヶ岳とともに、木曽の三岳に数えられており、古くから信仰の山として修験者に登られていた。花崗岩質の岩山で、山頂付近では花崗岩の巨石が乱立し、鏡ヶ池と呼ばれる池と避難小屋がある。山頂部には点名「南木曾」の二等三角点があるが、樹木に覆われていて展望はない。三角点の北東100 m程の位置に、標高1,679 mの最高地点となる標高点があり、周辺の岩の上からは、御嶽山、北アルプス、中央アルプスなどの視界が良好な箇所かある。別名が、「泣きびそ岳」、「金時山」、「揚籠山」(あげろやま)であり、『金時の産湯の池』伝説のある池がある。また金時が生まれたと伝えられる『金時の洞窟』がある。
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