行程・コース
天候
曇り時々晴れ、時々強風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
山形道を降りて、うねうねの峠道の国道286号に入ります。宮城県側の「笹谷IC」から約8km・15分(広い道)、もしくは山形県側の「関沢IC」から約5km・10分(狭い道)で宮城・山形県境近くにある「笹谷峠駐車場」に着きます。50台駐車可能ですが、区画が無いので30台程度の駐車になります。入れない車は車道脇のスペースに路駐となります。場所的に風の強い駐車場で、トイレがあります。
日曜日の朝6時30分過ぎで、すでに8台程度の駐車でした。下山時には、あちこちに路駐の車が見られました。
この登山記録の行程
笹谷峠駐車場(06:50)・・・仙人大滝入口登山口(07:40)・・・仙人大滝入口(08:10)・・・ダンゴ平(10:25)・・・神室岳(仙台神室)山頂着(11:00)昼食・・・神室岳(仙台神室)山頂発(11:10)・・・ダンゴ平(11:40)・・・二口峠分岐(12:15)・・・山形神室岳山頂(12:25)・・・トンガリ山山頂(12:55)・・・ハマグリ山山頂(13:25)・・・笹谷峠駐車場(14:15)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
笹谷峠駐車場から国道286号線を「笹谷IC」方向へ、50分・155mほど下って行きます。
ガイドブックには国道をショートカットする歩道が記載されていますが、そんな道ありません。
新緑の中を下ると、国道沿いに北蔵王登山道案内図と登山者カード用ポストがあります。
この看板の横に1台の駐車スペースがありますが、宮城県側は道が広く造られているので
この上下にしっかりと駐車できるだけの道幅があり、ちょっと歩くだけで登山口に行けます。
国道から一歩入ると、そこは静かで暗い別世界の森です。木や花を見ながら歩いていくと
右手に仙人沢が出てくるので、沢沿いを気持ち良くのんびりと歩いていきます。
小滝や渓流を見ながら左岸へそして右岸に渡り返すと、そこそこの大きさの滝が現れます。
ほとんど標高を稼がないまま、登山口から30分程で右が仙人大滝の沢の分岐に出ます。
左側の大きな滝に向かいましたが、沢の上の大雪渓に阻まれ、断念して引き返しました。
右岸を沢から離れてトラバースぎみに高度を上げると、30mほどの大滝の上部に出ます。
この滝の上部を左岸に渡ると、針葉樹林帯をジグザグ登る、本格的な登山が始まります。
仙人大滝がある東側の岩壁の下をロープでターザンして、迂回しながら登って行きます。
次に待っているのは、1本のロープが下がっている、ほとんど垂直な岩場の長い急登です。
50m位の高低差を伸縮性のロープと岩と樹木の根を頼りに一気に登りますが、途中の
シロヤシオの花や、隔てる物のない風景が美しく、危険ながら写真を撮ってしまいました。
稜線に出ると、シラネアオイやシャクナゲ等と共に、目指す神室岳が目の前に現れます。
次のステージは、大きな岩だらけの沢登りで、その沢の先は斜面一面の大雪渓でした。
雪渓を登った先の登山道を探すことを考慮して、チェーンアイゼンを装着して登りました。
やっと、山形神室と仙台神室をつなぐ道のダンゴ平に出て、右手の神室岳(仙台神室)へ
向かいましたが、山頂直下の急勾配はすごく、あちこちにつかまりながらの急な登りです。
神室岳山頂は風が強かったですが、奥にぽっかりと休憩スペースがあり昼食をとりました。
神室岳(仙台神室)から山形神室までは険しい登山ですが、その先はのんびりになります。
山形神室~トンガリ山~ハマグリ山へと、景色と花を楽しみながら高度を下げていきます。
仙台神室から笹谷峠駐車場までの尾根道は、浮石が多くて落石・滑落に注意が必要です。
仙人沢からの入山は、変化に富んでいて、危険ですがいろいろな体験ができるルートです。
フォトギャラリー:61枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | ライター |
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