行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
昨年は4月28日に冬季閉鎖が解除されたのに、今年は約1ヶ月遅かった。
直接、別当出合まで車で向かう。路駐のところはいっぱいだったので、下の駐車場に停める。こちらは余裕もあった。
この登山記録の行程
別当出合(07:17)・・・中飯場(07:58)・・・別当覗(08:26)・・・甚之助避難小屋(08:56)・・・黒ボコ岩(09:58)・・・室堂(10:27)・・・御前峰(11:03)(昼食~12:17)・・・室堂(12:41)・・・黒ボコ岩(13:09)・・・殿ヶ池避難小屋・・・慶松平・・・別当出合(15:17)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年は積雪が多かったためか、市ノ瀬から別当出合いまでの解除が昨年に比べ約1ヶ月遅れた。今年最初の白山。
白山は本当に何度登ってもいい山だと心の底から思う。
どのシーズンもそれぞれ違った趣を見せ、登る人を魅了する。
今のシーズンは、春の装いと冬の装いの両方が楽しめる。
このシーズン、別当出合いまで車で入れるのも有りがたい。
駐車場に車を停めて歩き出す。力強い緑。目に眩しいくらい。その頂にはまだ雪がまだら上に残っている。振り返ると、同じようにまだら上に雪を冠した大長が見える。
砂防新道を進む。歩き出してすぐに春の花々が目に飛び込んでくる。先日、雨に濡れたサンカヨウについて書いた際に、コメントで雨に濡れたサンカヨウもいいが、太陽の下のサンカヨウの花も可憐だと紹介したが、まさしく今日は太陽の下の可憐な白い花を見ることができた。
別当覗を過ぎたあたりから、積雪が見え始めた。雪が締まっていて歩きやすい。周囲の人たちにあわせてアイゼンを装着しようかとも思ったが、今日はそのまま登ることにした。(急な斜面もあるのでお勧めできる行為ではないが)
黒ボコ岩に来ると、いつもホットする。もうあと少し。周囲は登り始めと違い、ガスってなにも見えないが、ここまでくれば室堂もあと少しだ。
室堂手前の岩場の階段は、雪がなく皆、アイゼンを外していた。岩がある分、溶けやすいのか、ここのところと室堂から山頂への同じく岩の階段は雪の融けるのも早い。
室堂について休憩していると、一瞬、見事にガスが晴れて山頂が姿を現した。
よし、いいぞ。ものの10分ほどで再びガスの中に入ってしまったが、ガスが晴れるのも時間の問題。今日は絶景が見れるぞ!とお踊る気持ちで階段を昇っていく。
山頂について、まずはガスの中で記念写真を撮る。今日は時間もたっぷりあるのでお昼ご飯を食べながらガスが晴れるのを待つ。
お湯を沸かし、カップ麺をずるずるすすっていると、狙い通り、さーっと嘘のようにガスが引いていく。
この一瞬の景色の変化が山の醍醐味もある。
眼下には、雪に囲まれた室堂の赤い屋根が鮮やかに見える。その向こうに、山頂は見えないものの、別山が大きく見える。白と緑のゼブラが美しい。
暖かな日差し。かと思えば、風雪でお堂の柱には氷が出来ている。真っ白な雪に、たいして、白や黄色の色鮮やかな花。このシーズンならでわ。雪景色と花の調和、春の白山だ。
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