行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
湖西道路経由でガリバー旅行村駐車場を使用(400円)。
この登山記録の行程
ガリバー旅行村出発(08:40)⇒「死亡事故多発」と書かれた沢沿いを目指すも魚止め淵(09:20)で撤退⇒大摺鉢(09:48)⇒武奈ヶ岳山頂(11:55~13:00)⇒八雲ヶ原(13:45)⇒ガリバー旅行村(15:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は比良山系最高峰で日本二百名山である武奈ヶ岳に登ってきた。
メンバーは山竹の会の1家族の都合がつかず、嫁さんを含めた4人で行った。
登山ルートは沢山あるが、滝の多い沢沿いルートであるガリバー旅行村から登った。
維持管理費として400円を支払って8時40分にスタート。
このルートには「死亡事故多発」と書かれた上級者ルートがあり、まぁ大したことはないだろうとチャレンジしてみた。
ところが 沢への結構な下りを降りきるといきなり、大きな岩場での流れの強い渡渉箇所が現れた(魚止の淵)。
先行の老夫婦が苦労して渡ったあと我々も無事に渡渉。
しばらくすると前方から結構健脚そうな登山者が「このルートは危険・無理」と言って撤退してきた。
いきなりの難関に少々ビビっていた我々も躊躇せず撤退を決定して一般道に戻った・・・(先行の老夫婦は戻ってこなかったが、頂上で見かけてご無事であることを確認)。
八ツ淵の滝の一部を眺めながら涼やかに登山できる。
それでも9時55分に大摺鉢に到着(岩には八徳と刻まれているらしい)。
その後もお花畑(小紫陽花)や滝を横目に、標高を上げていく。
さらに、ぐらぐらの丸太橋を渡ったり、崩れ落ちた登山道をロープを頼りに登っていく。
そんなこんなでようやく11時55分に山頂到着。
ここの山頂は360°の眺望だが、残念ながらモヤっていて遠景は望めなかった・・・。
山頂付近は広く昼食場所には困らない。
今回も山料理ではなく、おにぎり&カップ麺。
コーヒーを飲み、1時間ほど休憩して下山。
帰りは八雲ヶ原(元 スキー場)経由で下山したが、これが途中からとんでもないコースだった。
八雲ヶ原まではいたって普通のコースであり、池には沢山のイモリが泳いでた。
問題はその後、ガリバー旅行村へ戻るべく、まぼろしの滝展望所へ向かったのだが・・・。
このルートは通行禁止箇所が多く登山道を迂回しながら、かつ目印の赤テープや目印が少なく何度かルートロストしながら半信半疑で下っていく。
途中、何度か渡渉を繰返し道なき沢下りをしたり、大きな岩場の鎖場を巻いたり下ったり、結構なコース(結果的には面白かったが・・・)だった。
ようやく大摺鉢ルートに合流してホッとひと安心し、16時に駐車場に戻ってきた。
歩行距離のわりには時間がかかった。
今回の武奈ヶ岳は想定以上にキツかったが、色んな登山形態(沢登り・下り、渡渉、鎖場、通常登山)が経験できる面白い山だった。
あまり同じ山には登りたいとは思わないのだが、この山は今度こそ上級者ルートにチャレンジしたいと思わせる山だった。


























