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甲武信ヶ岳 十文字峠→源流コース周回

甲武信ヶ岳( 関東)

パーティ: 2人 (いずみやま さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ後曇り 10℃

利用した登山口

毛木平  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 廻り目平キャンプ場から農道を16㎞移動し毛木平駐車場へ
舗装された駐車場60台程度 トイレあり どちらも無料
土曜日の朝駐車場は8割程度埋まっている。 下山時はたくさん車があふれていた。
手前の路側に駐車可。

この登山記録の行程

毛木平(05:20)・・・十文字小屋(07:20)[休憩 10分]・・・大山(08:20)[休憩 10分]・・・三宝山(11:10)[休憩 10分]・・・甲武信岳(12:00)[休憩 25分]・・・水源地標(13:05)[休憩 5分]・・・滑滝(14:10)[休憩 10分]・・・毛木平(16:00)

コース

総距離
約14.8km
累積標高差
上り約1,531m
下り約1,531m
コースタイム
標準10時間
自己9時間30
倍率0.95

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

↑1,517m ↓1,453m 17.3㎞ 31,041歩 10:36分
2日目は甲武信ヶ岳へアタック。十文字小屋のシャクナゲが見たくて周回コースを計画した。

登山口の毛木平駐車場へ5:10分到着。昨夜車中泊の人たちが支度され、どんどん出発されていく。我々も5:20分出発。

10分ほどで、十文字ルート分岐が現れた。十文字峠・狭霧(さぎり)橋方向へ進入し、サルオガセの懸かったカラマツ林を過ぎたところで山荘の車が駐車してあった。そして、すぐ千曲川源流狭霧橋が現れる。

橋を渡ると再びカラマツ林が広がり、臨床のシロバナヘビイチゴの花が登山道を案内してくれる。歩き始めて30分1里観音石像が現れた。登山者に出会うこともなく静かな登りが続く。

だんだん急になる谷筋を頑張ること40分、今度は十文字小屋へ1時間と表示のある水場が現れた。斜面はさらに急、道は山腹を九十九を折りながら登って行く。この辺りは8丁坂というらしい。25分頑張って8丁坂の肩まで登った。十文字小屋へ30分の表示がある。

尾根筋をトラバース気味に進み、7時20分十文字小屋1,930mに到着した。
ツバメオモトや珍しいラン科の花も見られる小屋はシャクナゲでおおわれている。小じんまりとよく整備され、また来てみたいと思わせられた。

これから1時間が今日の核心部、大山への登り。木の根や岩場、上部は鎖場が続く厳しい登山道だが、シャクナゲが癒してくれた。8時15分、最初のピーク大山2,225mに登頂。眺望が360度広がる。素晴らしいピークだ。ひと月前に登った両神山の稜線が見えている。

ここから甲武信ヶ岳までは稜線歩き、途中で3つのピークを超える。ざっと3時間半の行程。最初のピークは2,226m、大山とほぼ同じ標高の無名ピーク、次に山頂入山禁止の武信白岩山2,280mを巻く。尻岩を経て三宝山2,483mを過ぎれば甲武信ヶ岳に到着。。

 手前の三宝山に1等三角点が埋標されている。因みに三宝山2,483mは甲武信より高く、埼玉県の最高峰だ。8時を回り、だんだん下って来る登山者と出会うようになる。尻岩で休憩を入れる。

三宝山へ最後の登りは300m、疲れた足に鞭を入れる。11時10分三宝山へ登頂。樹木に覆われ眺望は無い。1等三角点・登頂記念ショットとα米を仕込んで次を目指します。

甲武信ヶ岳から逆回りの登山者が多く。縦走中は、十文字峠へのルートとシャクナゲの開花状況について幾度も聞かれた。

12時、約7時間の登りで甲武信ヶ岳登頂です。ヤッター\(^o^)/・・・なのですが、ガスに覆われ眺望は利きません。人もたくさんいて狭い山頂はごった返いています。

記念撮影と食事だけして早々に下りに掛かります。ザレ場の下りを過ぎて樹林帯に降りたところで、全く偶然にひと月前ご一緒したご夫婦に出会った。 ナ・ナなんと1月前、雲取山荘で同室になったYご夫婦ではありませんか。それにしても偶然とは不思議ですね(^ム^)・・
 
さて、我々は下りに向かい尾根を下ります。ちょうど縦走路と水源へ下る分岐で向こうに鹿が現れました。雲取山でも鹿が歓迎に現れたのです。お山の神さんの成せる業なのでしょうか(@_@)? 2度も再会の偶然が重なりました。

水源地へ降り、先の目途が付いたところで一休み。13時過ぎです。後は源流に沿って下るだけなのですが、ここからの下りが長かった。

2度ほど渡渉を繰り返し滑滝まで1時間、途中の樹林と渓流の景色を楽しんだ。滑滝は源流ルートの中間地、すでに2時過ぎ。

滑滝から再び1時間、景色や植生を楽しみながら流れを下ると、昭和の始めに起きた山津波事故の慰霊碑があらわれる。さらに20分で大山祇神社に着く。源流へ4㎞の指導票がある。

社から15分ほどで朝方分かれた十文字峠の分岐に帰り、16:00毛木平の駐車場へ無事到着した。3時間半の下りでした。

駐車場近くのベニバナイチヤクソウ群落を撮影し、廻り目平のキャンプ地へ帰った。
明日は金峰山にアタックだ。

詳しいレポは
https://izumiyama-ogawa.blogspot.jp/2017/06/2017616192475m.html

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登った山

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甲武信ヶ岳

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