スカルパ「F1 EVO」「F1 EVO WMN」 リコールのお知らせ。滑走中に突然ウォークモードに切り替わる不具合

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 イタリアのトレッキングシューズ、スキーブーツメーカーのスカルパは、2015年2月2日、2014-2015秋冬シーズンに発売したスキーツーリングブーツ「F1 EVO」「F1 EVO WMN」に搭載されているトロニックメカニズムのリコールを公表。
 日本の輸入・販売元の株式会社ロストアローは、同商品の回収を行うと発表した。

 スカルパ社によると、F1エボとF1エボWMN(女性モデル)において、滑走中にウォークモードに切り替わる不具合があるとのこと(記事下写真参照)。

 具体的には、本製品に搭載されている、テックバインディングにステップインすると自動的にブーツがスキーモードに切り替わる「トロニックメカニズム」が、滑走中に突然ウォークモードに切り替わる不具合が発見されとのことだ。
 この不具合により、カフが前方25°/後方37°、合計62°の範囲で動くため非常に不安定になると共に、バインディングから外れる恐れもあるとのこと。

 また、それに起因してバランスを崩したことによる他のスキーヤーへの衝突、下肢損傷、木などへの激突、滑落による怪我や死亡といった深刻な事故につながる可能性があり、回収を急いでいる。

 本製品を購入した人は直ちに使用を中止し、購入した店舗へ返品してほしいとのこと。なお、商品代金は購入店を通して返金される。

 なお、不明の点がある場合は、ロストアローに問い合わせのこと。

 

■リコールに関する問い合わせ先

 株式会社ロストアロー ユーザーサポート「F1エボリコール係」
 
TEL: 049-271-7113(受付時間:平日の10時から18時)
 
e-mail: info@lostarrow.co.jp

 

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■スカルパ「F1 EVO」「F1 EVO WMN」リコールに関するお知らせ

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