「登山者の環境問題に関する意識調査アンケート」結果が公開。環境問題への関心は高く、ボランティア活動にも9割が積極的
ヤマケイオンラインが2021年3月に行なった「登山者の環境問題に関する意識調査アンケート」結果が公開された。有効回答数は2138名。

環境問題への関心は非常に高く、マイボトル利用など日常生活で環境を意識した行動をする人は9割だった。
リサイクル素材や天然素材など登山ウェアの購買については、「充分な機能があれば購入したい」が77%と最も高かった。一方で、「購入の優先度が低い」と回答した人は、11%となり、理由としては「価格が高い(31%)」「商品が少ない(20%)」という回答が多かった。
必要な機能を備えたアイテムであることを前提とし、機能を充分に説明し、さらにアイテム数の増加が求められていると予想できる。
「環境問題について自分にできることを積極的に行いたい」と答えた人は9割以上となった。さらに、「登山道整備など、登山に直接関わることなら参加したい」が約50%を占めた。登山活動限定せず環境保護ボランティアに「参加したい」と回答した人と合わせると、約85%の人がボランティア活動に積極的と答えた。
登山を楽しみながら、気軽に参加できるような登山道整備活動にはニーズがあると考えられる。
詳細はヤマケイオンラインのみんなの「登山白書」にて公開している。

■基本調査データ
有効回答数:2138名
調査期間:2021年3月11日~31日
有効回答ユーザーのプロフィール:
性別: 男性73%、女性26.8%、未回答0.1%
年齢層: 20代以下2.4%、30代5.8%、40代16.2%、50代33.2%、60代28.9%、70代以上
13.5%
登山歴:10年以上54.3%、5~9年25.6%、3~4年13.2%、2年未満7%





