【山と溪谷社の新刊書籍】9月はヤマケイ文庫が一挙6冊刊行!

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残暑はまだまだ厳しいですが、秋の読書シーズン突入です。9月はヤマケイ文庫祭り!なんと一挙6冊刊行です。山あり谷あり漫画あり。加えてダンゴムシまで!

ヤマケイ文庫『登山史の森へ』

日本の登山の歴史を興味深いエピソードでひもとく一冊

カモシカ山行の由来、沢と谷とはどう違う、川端康成・夏目漱石と山、日本でザイルが初めて使われたのはいつか、『単独行』に登場する加藤文太郎の友達とは、松濤明『風雪のビヴァーク』秘話など、登山史の“裏側”を丹念な調査で読み解く。『岩と雪』に掲載された「山――陶酔と失墜」を特別収録。解説は布川欣一。

ヤマケイ文庫『登山史の森へ』

発売2023年9月20日
遠藤甲太
価格1,650円(税込)
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ヤマケイ文庫『十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕』

語り継ぐべき山岳遭難を羽根田治氏が解読

山岳遭難史に内包された「影」の部分に光を当てる。木曽駒の学校集団登山や愛知大学山岳部の冬山合宿、西穂独標の高校生落雷事故、立山の中高年初心者事故、そしてトムラウシ山のツアー登山の遭難など、戦前から現代まで10件の重大事故を検証。時代を反映した日本の山岳遭難事故を時系列で振り返る、貴重な記録の集大成。

ヤマケイ文庫『十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕』

発売2023年9月20日
羽根田 治
価格1,210円(税込)
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ヤマケイ文庫『捜索者』

谷口ジローが登山家を主人公に描くハードボイルドストーリー

『神々の山嶺』『K』で登山家の魂を描いた谷口ジローが、大都会で孤独な戦いに挑むクライマーを描いた傑作。主人公の志賀は甲斐駒ヶ岳の山小屋で小屋番をつとめていたが、ある日、亡き親友の娘が失踪したという連絡を受ける。親友との約束を胸に、東京へ向かった彼は大都会の迷路をさまよいながらも、失踪した娘につながる細いルートを見つけた。しかしそのルート上には登攀困難な巨大な壁がそびえ立っていた……。南アルプスと東京の繁華街を対比的に描く、唯一無二の谷口ジローの世界!

ヤマケイ文庫『捜索者』

発売2023年9月20日
谷口ジロー
価格1,210円(税込)
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ヤマケイ文庫『岩魚の休日』

桂歌丸師匠の伝説の釣り名著、復活! ユーモアたっぷりの渓流語りをご堪能あれ

高座はもちろん、お茶の間でも大人気だった落語家、桂歌丸は溪流釣りにどっぷりとはまっていた。奥利根に大イワナをもとめる話を中心とした「溪流釣行記」、釣り師のいのちという「道具・餌談義」、少年時代の釣りから、ワカサギ、タナゴの釣りまでを語る「海・川・湖沼遍歴」の三章からなる本書には、釣り師・歌丸が炸裂している!

ヤマケイ文庫『岩魚の休日』

発売2023年9月20日
桂 歌丸
価格990円(税込)
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ヤマケイ文庫 『ダンゴムシに心はあるのか 新しい心の科学』

「心」とは何か?を、ダンゴムシに問う?!

T字迷路、行き止まり実験、水包囲実験、綱引き……ユニークな実験の中で未知な状況に遭遇するダンゴムシがとる行動は、この身近で小さな生物に「心」があることを示唆する。ダンゴムシへのさまざまな実験を通して、「心とは何か」の問いの答えに迫る科学書の名作がヤマケイ文庫化。

ヤマケイ文庫『ダンゴムシに心はあるのか 新しい心の科学』

発売2023年9月20日
森山 徹
価格990円(税込)
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ヤマケイ文庫『山階鳥類研究所のおもしろくてためになる鳥に教科書』

知っているようで知らない鳥の世界を、理系・文系問わず多彩な内容で紹介!

日本で唯一の鳥類研究所「山階鳥類研究所」の専門家が鳥の世界をわかりやすく解説した一冊。生態や行動、進化だけでなく、人との関係なども含めた、興味深いテーマを読みやすい短めのコラムで楽しく学べます。

ヤマケイ文庫『山階鳥類研究所のおもしろくてためになる鳥に教科書』

発売2023年9月20日
山階鳥類研究所
価格1,100円(税込)
Amazonで見る

発売日はAmazonなどWEB書店の日付に準じます。

次回の新刊案内もお楽しみに!

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